名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

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06/10/24 - の記事

本日の名台詞

「ま、まあこういうのは……そう、思春期だからね。みんな。仕方ないんだよ」
「思春期じゃしょうがないね」


タイトル:モノケロスの魔杖は穿つ(小説:MF文庫J)
作者  :いとこうへい:伊都工平
絵師  :巳島
デザイン:?
編集  :?
キャラ :長川律(ながわりつ)&立木ヒロ (37 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

「第61魔法分隊」「バシレイス」の作者の人の新シリーズです。
期待通りの内容で決して読者を裏切りません。日常シーンも大変に趣味的でいい感じです。

さて、それでは今後何度か紹介することになりそうですがとりあえずジャブということで軽い台詞を。
男の子からのラブレターに混じって、女の子からのラブレターももらってしまった律の反応です。
……これ、いい台詞ですよねえ。思春期だから! 確かにこれで万事すべて説明がついてしまいそうです

モノケロスの魔杖は穿つ

タイトル:モノケロスの魔杖は穿つ(小説:MF文庫J)
作者  :いとこうへい:伊都工平
絵師  :巳島
デザイン:?
編集  :?

素晴らしい! なんて趣味的な!
「第61魔法分隊」「バシレイス」という単語に反応できる方は、何も考えず買いに走りましょう。

独特の設定とか大好きな方にはこれ以上のごちそうはありませんよ? 以下、あらすじに書かれてる程度のことしか触れませんが一応発売日前なのでネタバレ対策。

殺×愛(きるらぶ) (5)

タイトル:殺×愛(きるらぶ) (5)(小説:富士見ファンタジア文庫)
作者  :かざみめぐる:風見周
絵師  :G・むにょ
デザイン:?
編集  :?

もともと序盤のエピソードや、時系列をバラバラに組み立てて、時々挿入されるずっと先のエピソードの断片から幸せになれない物語だというのははっきりわかっていたわけですが……
いよいよこの巻では、容赦ない展開へのスイッチが入ってなんだかもうサンドバッグ状態です。主人公のヘタレ加減や、アンアッピーな展開が好きでない方は手を出すのは危険なストーリーですが、裏返せばそういうのが好きな人にはツボに入るでしょう