名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

過去ログ

06/11/08 - の記事

本日の名台詞

「何で――
何で勝手にケンカして負けるの!」
「いや、だって俺、別に強くないし。暴力苦手だし。これからも強くならないと思うし」
「当たり前でしょう。想像がつきませんよ!? ヒロさんは馬鹿なことは憶えなくていいんです」
「分かってるよ。ただそれでもケンカしに行かなきゃならない時があるなら、行って負けてくるしかないじゃん」


タイトル:モノケロスの魔杖は穿つ(小説:MF文庫J)
作者  :いとこうへい:伊都工平
絵師  :巳島
デザイン:?
編集  :?
キャラ :長川律&ヒロ (30 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

趣味的!の一言に尽きる魔法ファンタジーにして、現代王国建設物語。大好きです。早く続き出ろ。

それでは台詞解説。
ちょっと分かりにくいと思いますが……側に割と仲良くしてる女の子がいて、その子は割と悪目立ちするので変な不良とかにも目をつけられやすい。で、それをしった特に腕っ節の強くない主人公はそれでもなんとかしようと動いて、でも負けてきた。そんな流れです。
負けるとわかっていてもやらねばならんのだ! ま、そういうこと。

アダルシャンの花嫁 シェーンベルムの騎士

タイトル:アダルシャンの花嫁 シェーンベルムの騎士(小説:角川ビーンズ文庫)
作者  :あめかわめぐみ:雨川恵
絵師  :桃季さえ
デザイン:?
編集  :?

アダルシャンの花嫁シリーズもいよいよ佳境。次の巻で完結です。
強大な帝国カストリアに、抵抗を続ける片田舎の国家アダルシャン。黒い悪魔とまで言われる王弟アレクシードの活躍に帝国は融和政策をとり、人質として花嫁に差し出してきたのが、まだ10歳の末姫ユスティニア。
アレクシードはこの勝ち気な姫をどう扱うか困ってしまい……。

ビーンズ文庫なんであまり読んでる人はいないでしょうが、これも立派に10歳ヒロインの話なのですええ。というか、少女小説だと幼いヒロインというのはそんなに珍しいわけでもなかったりといいつつ具体例が思い付かずお茶を濁してむにゅむにゅ。

2006年11月 の新刊情報 富士見ミステリー文庫

両方安定株なんで、特に意見無し。……とうとう天下の山鹿弁護士も被告人扱いのようで(笑)

タクティカル・ジャッジメント9 被告人・山鹿善行 師走トオル
エクスプローラー4 仇敵撃破 北山大詩