名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

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06/03/04 - の記事

白い花の舞い散る時間

タイトル:白い花の舞い散る時間(小説:コバルト文庫)
作者  :ともぎりなつ:友桐夏
絵師  :みなかみかおり:水上カオリ
デザイン:おおしまあむ:大島亜夢
編集  :?

一言で言うなら、
読め。いいから読め。

この本読むには本来余計な事前情報はできるだけ入れない方がよいのです。しかし、それで購入にまで踏み切れる人は少数派でしょうから、とりあえずあえて後から感想を挙げている安眠練炭さんの感想(そのリンク先はできれば読まずに)をチェックし、気になるようならうたたねこさんの感想をチェック、どうにもコバルトに突撃する決断がつかないようなら……以下ネタバレフィールド展開。

春待ちの姫君たち

タイトル:春待ちの姫君たち(小説:コバルト文庫)
作者  :ともぎりなつ:友桐夏
絵師  :みなかみかおり:水上カオリ
デザイン:おおしまあむ:大島亜夢
編集  :?

春待ちの姫君たちは、リリカル・ミステリー第二弾。
ただし前作である白い花の舞い散る時間 とは人物舞台とも全く別なので、いきなりこちらから読んでも大丈夫です。できれば私としては2作とも読んでいただきたいところですが……。
親友と内気ながらも楽しい学校生活を送る少女・赤音。そんな彼女の平穏をある日、クラスの中心的存在である少女・舞が……やはりミステリと冠されているからにはあんまり余計なこと言うとネタバレになりそうなので、これ以上は説明しません。ただ、ミステリとしてでなく青春小説としてもよかった、とだけ。思春期特有の今にも壊れそうな危ういバランスで成り立つ感情がうまく表れていたと思います。おすすめ。作家買いしてほいいくらいおすすめ。それと、絵師の