名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

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06/03/07 - の記事

お・り・が・み 光の徒

タイトル:お・り・が・み 光の徒(小説:スニーカー文庫)
作者  :はやしともあき:林トモアキ
絵師  :2C=がろあ〜
デザイン:LIGHTNING
編集  :?

大風呂敷が圧巻のこのシリーズ。
売り上げはともかく、ネット上ではあんまり評判が聞こえてきませんがかなりお気に入りです。

この巻では物語がクライマックスに向けて収束してきているのでシリアス度が強まっています。もうかなり驚愕の展開になってますが、ここに来てまだ「うーん」と思わずうなってしまうような萌える展開がてんこ盛り。
おすすめです。

本日の名台詞

「あたしが、見ていられない? せんせにはあたしがそんなにみじめに見えているの?」
「あたし、せんせのこと大スキ。だけどあたしは、女の子より先に刻印魔導師なのでした」


タイトル:円環少女 (2) 煉獄の虚神(上)(小説:スニーカー文庫)
作者  :はせさとし:長谷敏司
絵師  :みゆう:深遊
デザイン:?
編集  :?
キャラ :鴉木メイゼル (231 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

円環少女は、趣味的な内容全開の大変に濃いファンタジーです。魔法設定とかが異様に濃いので、設定好きにはたまらんだろうと思われます。それとヒロインである少女メイゼルがあまりにも素敵すぎる性格なので、主人公はもちろん読者も翻弄されっぱなし(笑)

それでは本日の台詞解説。
少女だからといってちゃんとした気概を持っていて、ただただ保護されるという立場は拒否することもある。小さくても一人前の矜持を持っているのです

円環少女 (2) 煉獄の虚神(上)

タイトル:円環少女 (2) 煉獄の虚神(上)(小説:スニーカー文庫)
作者  :はせさとし:長谷敏司
絵師  :みゆう:深遊
デザイン:?
編集  :?

三千を数える魔法世界のうち、唯一魔法という概念を持たない「地獄」である地球を舞台に、魔法使いその他の思惑がぶつかり合うファンタジーアクション。魔法を認識しない地球人が観測すると魔法が消滅するという設定がおもしろいです。
相変わらずメイゼルの嗜虐癖は健在でした(笑)。戦闘シーンも正しく趣味に走ってます(褒めてます)。あと、おまけとして今回は巻末に設定資料集がついているので「どうもこの設定はよくわからん!」という際のヘルプにお使いください