名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

過去ログ

06/06/09 - の記事

さよなら妖精 (文庫)

タイトル:さよなら妖精 (文庫)(小説:創元推理文庫)
作者  :よねざわほのぶ:米澤穂信
絵師  :?
デザイン:?
編集  :?

以前ソフトカバーとして出版されていた「さよなら妖精」が文庫化です。

本日の名台詞

「自警団として……あんた達に三つの事を要求する。何、ガキでもできる単純な事だ」
「喧嘩を止めろ。武器をしまえ。そして……とりあえず、落ち着け」


タイトル:がるぐる!―Dancing beast night (下)(小説:電撃文庫)
作者  :なりたりょうご:成田良悟
絵師  :やすだすずひと:ヤスダスズヒト
デザイン:?
編集  :?
キャラ :葛原宗司 (311 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

今日も台詞に対して、本の紹介文が追いついてません。すみませんです。
終始ハイテンションで送る、群像劇「越佐大橋」シリーズの完結編です。
……完結編といいながら、あとがきをみるとごにょごにょ……ですが。

それでは本日の台詞解説。
過去のいきさつから、何よりも銃を嫌い、そしてどんな悪党であろうとも自分自身は殺さないという枷をつけていながら、誰からも一目置かれ、その実力を恐れられる葛原。
飾りっ気の台詞ですが、実際の一シーンの流れの中で見ると実に実に渋い一言なのです。

新刊情報:2006年6月発売の富士見ミステリー文庫

10日発売の新刊。今回はベタベタの恋愛ものばかりのはずですが、強いて言うならミステリ色の強い田代裕彦による「セカイノスキマ」がいったいいかなる出来なのか非常に気になるところです(笑)。

うれしの荘片恋ものがたり ひとつ、桜の下 岩久勝昭
さよなら、いもうと。 新井輝
たましいの反抗記 すてるがかち! 水城正太郎
セカイのスキマ 田代裕彦