名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

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06/09/26 - の記事

コミック版キーリの帯が大変なことになってます!!

私は基本的にライトノベルのコミックまでは手が回らないので、あまりチェックしていません。しかし、先日(9月15日)に1・2巻が同時発売されたキーリのコミックは、玲朧月さんから教えてもらって帯を確認したところ、大変なことが発覚しました。
なんと!
あの車田正美が推薦しているのですっ!!

本日の名台詞

「後悔すら人に頼るのか紅花」


タイトル:黄色い花の紅(小説:スーパーダッシュ文庫)
作者  :あさうら:アサウラ
絵師  :Bou
デザイン:?
編集  :?
キャラ :黒田 (152 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

怒濤の銃器の解説と、硝煙の匂い立ち込めそうな重厚なガンアクションの世界です。
新人さんですが、うーんさすがに大賞だけあってレベルは高い。
あとはもう、読む人の好みに合うか合わないかそれのみでしょう。

それでは台詞解説。
「今までなにもしてこなかった」→「でもしょうがないじゃないか、じゃあどうすればよかったんだ」と、泣きながら訴える少女・紅花に対して突き放してます。しかし、確かに重い台詞だと言えるでしょう

宵闇眩灯草紙 (7)

タイトル:宵闇眩灯草紙 (7)(小説:電撃コミックス)
作者  :?
絵師  :?
デザイン:?
編集  :?

9/27発売。なんせ忘れた頃にやってくるシリーズなので、ファンの方お気をつけください。

暗闇にヤギを探して

タイトル:暗闇にヤギを探して(小説:MF文庫J)
作者  :ほしがまさや:穂史賀雅也
絵師  :シコルスキー
デザイン:?
編集  :?

主人公の少年のノートがある日なくなっていて、代わりに入っていたメモは
「ごめんなさい。おいしかったです」
おいしかったってどういうこと? まさかヤギがノートを食べてメモを残していった?

という、ちょっと変わった導入の学園もの。
幼馴染みの少女はいつも着ぐるみをきていたり、主人公のお姉さんもどこか変な抜け具合だったりと、序盤のわけのわからん雰囲気は実にいいです。その割には終盤が普通の展開で、でも終わり方は「え、ここで終わり?」という感じでしたが……。

ブール・ノアゼット―世界一孤独なボクとキミ

タイトル:ブール・ノアゼット―世界一孤独なボクとキミ(小説:スーパーダッシュ文庫)
作者  :らんじょうりく:藍上陸
絵師  :片岡人生
デザイン:?
編集  :?

誰も僕のことをわかってくれないとか言う、割と痛くてでも主体性のない主人公が、前の高校でのイジメをリセットしてやり直そうと入り直した高校で、いきなり個性的すぎるメンバーに囲まれてうんぬんという、学園コメディ系かと思いきや、学園内の新興宗教がどうのこうのとか、主人公は痛さ爆発だし、終盤の展開はあまりにも予想外すぎて、ほとんど「おいおいおいおい」とツッコむ領域すら突破して突き抜けてしまった、なんとも一言では表しがたいお話でした。
細かい部分はまるで覚えて無くても、強烈な印象は残すことでしょう。
ただしクセの強さも相当なもので、思想とかあるいは主人公そのものが人によっては全く受け付けないかもしれませんので、その辺にはご注意ください。
ちなみに表紙絵がなんかこれ大丈夫か、というような構図になってますが内容的には健全なのでご安心ください(違

流血女神伝 喪の女王 (4)

タイトル:流血女神伝 喪の女王 (4)(小説:コバルト文庫)
作者  :すがしのぶ:須賀しのぶ
絵師  :船戸明里
デザイン:?
編集  :?

ようやく読みました(汗
カリエのジェットコースター人生を描くこのシリーズもいよいよ終幕が近いわけですが……
あえていいましょう。この間の主役はイーダルだと! うーむ、イーダルのアレは予想外だった。