07/05/08 - の記事
ライトノベル読みにすすめたい! 燃えアニメ『魔法少女リリカルなのは』シリーズ
投稿者: tonbo 投稿日時: 火曜, 2007/05/08 - 00:14魔法少女リリカルなのはというアニメをご存知でしょうか?
この春から第三期にあたる魔法少女リリカルなのはStrikerSが放映中なのですが……簡潔に言いましょう。
このアニメは熱血系や、SF的ギミックに凝っているラノベを好む方にはぜひ見てほしい作品です。
ただの萌え作品? そう思ってスルーしていた時期が管理人にもありました。今ではなぜもっと早く見ておかなかったのを後悔していますが。
例えば「ウィザーズ・ブレイン」や「スクラップド・プリンセス」といった、魔法体系を科学の中に組み込まれた世界観を持つのが、このシリーズなのです。
いくつかなのはならではの特徴を挙げてみましょう。
●魔法体系を科学の中に組み込んだ世界観
●主人公は超長距離砲撃魔導師
●やたら漢らしい展開
それでは以下、詳しく説明します。
- 1.《世界観》
- 2.《アウトレンジ攻撃な魔法使い》
- 3.《漢らしい展開》
魔法少女ものというと、ご都合主義orあるいはファンシーな世界を想像するのが当然と言えます。しかし、なのはの世界観はまったく違います。
まず魔法の杖からして、インテリジェント・デバイス。つまりAI搭載した機械的な杖です。主人公と意思の疎通もしますが、これが英語だったりドイツ語だったりする時点で「あれ?」と違和感を感じることでしょう。さらにA’sになると、魔力を一時的に飛躍的に高めるために魔力をカートリッジにしてロードするようになります。特大魔法をぶっぱなす時には、一気にカートリッジを4発分ロードしたり、撃った後には排莢や排熱処理の描写が出てきます。
ディバインバスター・エクステンション発射シーン動画
もっと無茶な魔法もありますが……ネタバレしても問題ない人だけ見てください。
スターライトブレイカー発射シーン動画(BGM改変)
これはさらに三期目のStrikerSになると、主人公の親友が中心となって、時空管理局で新部隊を立ち上げ、新人を一から鍛えつつ任務にも対処していくという、もはや魔法少女ものだと言ったところで信じてもらえなさそうなストーリーになってます。
主人公のなのはさんは、およそ魔法少女ものはおろか普通のヒーロー&ヒロインものの主人公では考えられない「アウトレンジから超長距離&超威力の魔砲で一方的に相手をぶん殴る」のを基本戦術にしています。考えてみれば、せっかく魔法が使えるなら何も無理して近接戦闘を挑む必要はないわけである意味理にかなってはいるのですが、かなり型破り。近寄られたらどうするのか? 戦闘中、1発や2発もらっても堅い防御力に物を言わせてとにかく耐え、その並外れた攻撃力で一気に勝負をひっくり返すわけです。いやはや。
第三期のアニメこそ成長して19歳になってますが、1&2期では小学三年生の高町なのはさん。
異世界から渡ってきた魔法使いを助けたことがきっかけで、自らの持つとんでもない魔法の潜在能力が発覚したなのはが、ジュエルシードを回収するという仕事に協力する・・・という魔法少女ものらしい出だしなのですが、敵である魔法少女のフェイト・テスタロッサにあっさり敗北したあたりから、
「説得」→「まともに話を聞いてもらえない」→「ちゃんと話を聞いてもらうために、全力全壊(これで合ってます!)でまずは相手をぶっとばす」→「話を聞いてもらう」
と、一見して問題はないようで、よく考えるとありえねー!という、なんともすごい小学三年生なのです。
つまり、往年の少年漫画そのもののフォーマットで魔法少女ものをやってしまっているわけですええ。
そしてこれがネタでもなんでもなく全く違和感なく物語にマッチしている、だからこそのおもしろさと言えます。
なお、三期目ではなのはさんは19歳、しかも時空管理局本局武装隊の航空教導隊所属の戦技教官!(階級は一等空尉)
さて、以上魔法少女リリカルなのはのおもしろさについて簡単にまとめてみました。
ストーリー的にはストライクなのに、「魔法少女」という言葉で騙されて?この作品にまだ触れていない方がいるかもしれません。
そんな方の中から、一人でもファンが増えるきっかけになれば幸いです。
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