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機械じかけの竜と偽りの王子

タイトル:機械じかけの竜と偽りの王子(小説:電撃文庫)
作者  :あびこかおる:安彦薫
絵師  :Tomatika
デザイン:?
編集  :?

えーと……すごく簡単に言うとファンタジー+ロボットもの+身代わり王子様。

存亡の危機を迎えたリュクサリア王国。直系の王族であるフランシスカ姫も敵の手に落ちようとしていた時に、たまたま居合わせた奴隷のイアンが、王族にしか動かすことの出来ないはずの機巧鎧エリュシオンを操って敵を撃退する……。
そして、フランシスカはイアンの事を腹違いの兄・アルトゥールだと言う……。
なし崩しに王族になしすますことになった、奴隷の物語です。

まあ定番といえば定番ですね。
お姫様を救う救国の英雄の正体は、実は出生さえ不明の得体の知れない人間だった、という。
ただ、このエリュシオンは王族にしか動かすことが出来ないはずのものなんで、きっと後々実は……という展開が待っているかも知れません。
なんにせよ、1巻ではそれなりにまとまってはいるもののきっちり完結している訳ではないので次の巻次第といったところでしょうか。


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