名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
　

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本日の名台詞

投稿者： tonbo 投稿日時： 土曜, 2006/03/25 - 22:49

「私、表面だけ気をつかわれて、嬉しくもないのにありがとうって言うのいや」
「わがままだな」
「そうだね。
でも、わがままにしてきらわれるほうが、我慢してきらわれないよりもいい」
「それで、誰にも好かれなくてもいいのか？」
「違うよ。好きはもっと強いよ。私が好きな人も、私を好きな人も、好きがあれば、わがままなんて、たぶん気にしない」


侵略する少女と嘘の庭
→honto、→amazon
タイトル：侵略する少女と嘘の庭（小説：ＭＦ文庫Ｊ）
作者　　：しみずまりこ：清水マリコ
絵師　　：toi8
デザイン：？
編集　　：？
キャラ　：中山りあ＆早川牧生　（75 P）
作者直営サイト：LOVE MASK WORLD
絵師直営サイト：虚空のリング
特記事項なし



　▼本日の作品＆台詞解説▼

侵略する少女と嘘の庭は、ちょっと不思議な要素の入った青春ストーリーです。嘘シリーズは、そういう不思議な要素が入ることが共通しています。心情表現の端々が実に上手い！特に今日紹介した台詞は要注目です。

それでは本日の台詞解説。
強烈な性格で周りをかき回す中山りあ。彼女の本質の一端を垣間見ることが出来ます。ひたすらわがままに動いているように見える、彼女の考えは……。