名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

本日の名台詞

「自分がバカなのに気付いて、それに対して焦って、向上心を持ったとしたら……その人はすでにもう、バカではないとぼくは思う」


タイトル:ごくペン!(小説:MF文庫J)
作者  :みはらみつき:三原みつき
絵師  :こもねうしお:相音うしお
デザイン:?
編集  :?
キャラ :五十嵐真太郎 (134 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

一緒に東大に合格しようと約束した後、行方のわからなくなっていた幼なじみ。
転校先の学校で再会した彼女は私設極道の女親分になっていた!
いろいろ突拍子もない部分もあるが、それを吹き飛ばして夢中にさせるパワー有り。

それでは台詞解説。
この場合のバカは学力というよりは、行動が社会からのはみ出し者とかそういうニュアンスです。
自分がバカだといって落ち込むレディースのヘッドの少女に対して、慰めではなく本心からそう言ってます。