名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

空色パンデミック

11/04/01 - の記事

空色パンデミック4

タイトル:空色パンデミック4(小説:ファミ通文庫)
作者  :ほんだまこと:本田誠
絵師  :庭
デザイン:?
編集  :?

現実か、はたまた空想か。空想病というやっかいな病気を巡る物語、ついに完結!

いやー、最後にふさわしく今までに輪をかけて、どこまでが空想でどこまでが現実なのか読めば読むほど混乱してくる展開でしたが、非常におもしろいストーリーだったと思います。ショートストーリーを合わせても全5巻という、一気読みに向いた分量なので、未体験の方もこの機会にぜひ!

10/12/01 - の記事

空色パンデミック Short Stories

タイトル:空色パンデミック Short Stories(小説:ファミ通文庫)
作者  :ほんだまこと:本田誠
絵師  :庭
デザイン:?
編集  :?

空想病。自らを特別な存在と思い込み完全にその立場になりきって行動し、さらには周囲の人間も巻き込む病。つまり中二病を疾患として設定したものですが、最悪の場合世界中をも巻き込む可能性のある病なのです。

既存の中二病を扱ったライトノベルの中でも傑作といっていいシリーズですが、今回は短編集。
本編はかなり複雑化の一途をたどってますがこの短編集は空想病の基本に忠実。そして元ネタを知っているとさらに楽しく読めます。

10/08/31 - の記事

空色パンデミック3

タイトル:空色パンデミック3(小説:ファミ通文庫)
作者  :ほんだまこと:本田誠
絵師  :庭
デザイン:?
編集  :?

空想病。罹患患者の妄想に周りを巻き込み、一つの物語が患者の中で完結するまで収束しないという病。そんな空想病の患者が、いわゆるベタな中二病的物語を妄想していたら?

おおよそはそんな設定の、中二病的世界観を非常に上手く使った物語。
しかも、巻を追うにつれて「ぐああああああ」ってなります、いろいろ。本当にもういろいろ、ね!
おすすめ。コミック化も決定して絶好調!