名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

のざきまど:野崎まど

12/11/13 - の記事

独創短編シリーズ 野崎まど劇場

タイトル:独創短編シリーズ 野崎まど劇場(小説:電撃文庫)
作者  :のざきまど:野崎まど
絵師  :もりいしづき:森井しづき
デザイン:?
編集  :?

こ れ は ひ ど い!(褒め言葉です

赤枠オススメしてますが、傑作というよりも怪作という意味でのおすすめです。ただ、ある意味話題沸騰なのは間違いないので一度は目を通しておきたいところですね!
電撃文庫MAGAGINEに連載されていたものに、ボツ作や書き下ろしを加えての短編集。とにかくフリーダム。どれくらいフリーダムかは一番最初に載ってる短編をほんの数ページ読めば理解できます。
いやはや、やってくれるよ!

11/06/10 - の記事

死なない生徒殺人事件―識別組子とさまよえる不死

タイトル:死なない生徒殺人事件―識別組子とさまよえる不死(小説:メディアワークス文庫)
作者  :のざきまど:野崎まど
絵師  :?
デザイン:?
編集  :?

タイトル通り、永遠の命を持つはずの生徒が死んだ!なぜ?というミステリ。

私、野崎まど作品は「アムリタ」「小説家の作り方」に続いて三作目なんんですが(変則的な順番で読んだけど)、もはや鉄板のトンデモミステリといった感じ。
ちと永遠の命の定義が、ラノベ読み的には物足りない部分がありますが、ひとを食ったようなスカしたキャラ造形は健在ですね。

11/03/30 - の記事

小説家の作り方

タイトル:小説家の作り方(小説:メディアワークス文庫)
作者  :のざきまど:野崎まど
絵師  :?
デザイン:?
編集  :?

ファンとのやりとりから、その相手に小説の書き方指南をすることになったが……
ああっ王様の耳はロバの耳~!!
えーとですね、つまりとあるジャンルを好む層にぜひともおすすめしたいのは山々なんですが、それを言うと壮絶なネタバレになってしまうというやつです。

まあそれはさておき、おもしろいのは間違いないです。おすすめ。あ、それと時としてしれっとバカな話を混ぜ込んでくるユーモアにも注目。

09/12/17 - の記事

[映]アムリタ

タイトル:[映]アムリタ(小説:メディアワークス文庫)
作者  :のざきまど:野崎まど
絵師  :?
デザイン:?
編集  :?

第16回電撃小説大賞<メディアワークス文庫賞>受賞作。

あー……。
この読後感をどう表現したものでしょうか。
あえて言うなら『やられた……』というのが一番近いのかな。
ありきたりの恋愛小説ではなかった、とだけは断言できますがそれ以上のことはたぶん言わぬが華。あまり余計な知識なく読んだ方がいいと思います。