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相変わらず大安定、超兵器ヘヴィーオブジェクトにただの工兵が智恵と勇気で立ち向かう！
このシリーズのいいとこは、主人公のクウェンサーやヘイヴィアに肩肘張った正義感がないこと。人間として大事な選択はちゃんとしますが、それ以外の局面ではヒーローとはほど遠い「ただの人」っぷりが、逆に好感度をあげてくれるのです。
ああ、それともちろん忘れちゃいけない超巨大兵器のオヴジェクトという存在そのものが既にいろいろ無茶なんですが、そこがいいのです！

で。今回は水着か？　水着回なのか！？

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SE業界残酷物語。
我々が普段使っているネットワークの平穏は、こういう尊い人々の犠牲によって成り立っているのです。感謝・共感はするが、しかし同じ目には遭いたくない、社会人は涙なしには読めない？シリーズですね。

いつのまにか結果論的に仕事中毒みたいになりかけている工兵ですが、今回は東京を飛び出し地方で現地作業しまくり。工兵の実家も出てくるよ！

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電撃文庫MAGAZINEに掲載された4つの短編に、書き下ろし「もうひとつのクリスマスイブ」を加えた挿話集。
いろんな時系列の短編がありますが、仁がなぜああいう選択をするに至ったのかを補完する2つの短編が一番重要度としては高いかもですね。いつも冗談に紛れて本音が非常にわかりにくい仁の本心が明らかになる、貴重なエピソード。

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俺妹9巻は、京介以外の視点による物語。
時間軸そのものは、基本的には普通に継続状態なんですが、物語を語るのは黒猫妹だったり、桐乃だったり、瀬菜の兄だったり、あやせたんだったり。全体としての感想は、
『京介のシスコンと、桐乃のブラコン明らかに悪化してんぞ！』
です。
いや、もともと妹には甘かったけどさ、ここまでじゃなかったよな？

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ブラックコメディーの入った群像劇。
第17回電撃小説大賞＜最終選考作＞。

日本国内ナンバーワンとナンバーツーのマフィアの同盟とか、国宝の盗難という大事件、それに加えてシスターやら、クビになりそうな治安官やら、探偵やら、様々な人間別々の行動がやがて繋がってきます。

新人さんで、今後への期待も加味しておすすめ。

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完璧そのまんまな内容ですね。
新作ゲームが売り切れで買うことができず、たまたま目に留まった「インフィニット・ダークネス」を買ってしまったのが彼の人生のターニングポイント。ようこそクソゲーへ！
みたいな、内容です。

クソゲーとはいってもバランス調整やシステムがおかしいというより、バグだらけでマニュアルもぺらっぺらというそっちの部類。うーん、これ何かモデルあるんですかね？
クソゲーが繋いだ恋もあるよ！

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第17回電撃小説大賞＜電撃文庫MAGAZINE賞＞受賞作。
基本的に、電撃文庫MAGAZINEでの連載分中心で、エピローグのみ書き下ろしです。

エロコメです。
電撃の枠としてはたぶん限界に挑戦してるエロコメなんで、そーゆーの好きな方ならば気に入るかと。
だって、作中で男のだけじゃなく、女の子の◯◯まで立つシーンとかありますからね！

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実はこれ読むまで警戒してました。作者の前作「はい、こちら探偵部です」が、主人公の語り口調があまりにも辛かったから。（今にして思うと内容は悪くなかったんですが、あの『あっはっはー』は悪い意味でインパクトが強すぎた……）

で、今作。
『料理事件部』なる謎の部活が、料理を通じて事件や謎、お悩みを解決します！
うん、全然意味はわかりませんがとりあえず強烈なインパクトがありますね。実際に読んでみると、作品の中心にしっかり料理が据えられていながらちゃんと推理してます。ラブコメとしてもなかなか。これはおすすめ！

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うーん。この作品を読んだら間違いなく大部分の人がとある作品を連想すると思われるのでこう表現しておきます。

「はがない」系のラブコメ。
人見知り部という、コミュニケーション能力向上のための部活動、という名の下に無表情な主人公に、極度のあがり症状、オカマ、下ネタ好きと重度に道を外れた面々が過ごす学園での日常を描きます。

下ネタ好きで傍若無人な先輩よりも、主人公とその幼なじみの明が繰り広げるいちゃいちゃが、『爆発しろ』と思うくらい、どう見ても恋人同士のいじり合いと化していて、むしろそっちが見所かも。

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キリトさんぱねえっすシリーズ第8弾は挿話集。
ソードアート・オンラインの始まりの一日目物語、アスナとのはじめての共同作業、そしてALOでの一件落着後のキャンペーン。

今回はキリトさんが割と普通です。あくまでも「割と」ですけどね！
その代わり、まだキリトとアスナがお互いを明確に意識する前のエピソードが描かれているために、初々しいアスナにニヤニヤできます。

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神の見た悪夢が泡となって浮かび上がり、現世の人間が「感染」して引き起こす「泡禍」。
この悪夢の被害から生き残り、特殊な力を得た人間同士が互助組織を作り、泡禍と対峙する……。
こういう筋書きだけみると伝奇っぽく見えますが、ホラーです。もうどうしようもなくホラー。

さて、ラプンツェルのお話ですが……。
もう全滅しか思い浮かばない。

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話題沸騰している、とにかくすさまじいまでに設定関連が膨大な魔法アクション。
魔法が現実の技術となった世界で、魔法科高校に入学したとある事情で劣等生の兄・達也と、魔法の才能に溢れた妹・深雪を中心に回る物語。

なんという兄無双。
タイプは違いますが、某シリーズのキリトさんのごとく並み居る敵を全くよせつけません。あっちよりさらに完璧超人かもしんない。ほとんどチート級。あ、ただweb版は読んでないんでこの先の展開を知らない立場として言うと、達也は恋愛はできそうにないな！

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「生徒会の一存」のように、基本的に場所と登場人物を限定し、主人公と委員長がひたすら「隠れ家」でレトロゲームしてるだけの話。

これはピンポイントな一点突破ですねー。
少なくともファミコン世代にはまちがいなくストライクな内容です。ただ、若年層は果たしてこれ読んで楽しいのかどうかがさっぱり予想つきませんが……。
少なくともコントローラ握りしめてむきになる委員長は超かわいいです！

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史上初！ なんとダイエットラノベ！

でもこれが、どんなイロモノかと思いきや普通にラブコメとしていい出来です。あと、私も超詳しいとは言いませんがダイエットに関する知識はある程度持ってるのでわかりますが（興味は全くないけどやたらとうちの茶の間でダイエット番組が垂れ流しにされてるので、不要な知識が勝手に頭に入ってくるんですよね……）、本作に出てくるダイエット方法はいずれもちゃんとしたものなので、実践すればあなたもダイエットできる！かも。

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彩家亭理子。人呼んで『ストレンジ・サイケデリコ』。
容姿は完璧、頭も切れるのにとにかくその言動がことごとく世間の常識など知らぬとばかり自由奔放におもしろいことを優先する彼女と、彼女の周りに集まるイレギュラー達を描く青春小説。

2巻は学園裁判です！

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フェンシングの、スポ根です。

フェンシングですよ、フェンシング。これまたおもしろい素材を持って来ましたねー。
実はなーんも予備知識なく、しかも表紙絵すらまともに見ないで読み始めたんでスポ根だとは知るよしもなく、嬉しい誤算でした。
で。
ええ、面白かったです。主人公の少女・結恵が、過去のトラウマにより先端恐怖症になっていて、それなのにフェンシングとかどういうことなの……という誰もが抱くであろう疑問をどう解決するのか？そのあたりが見所。おすすめです。

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こ、これはきたああああああああ！！
個人的な趣味ど真ん中。これはもうためらいなく赤枠おすすめです。

SFマインドてんこもり。
そもそもの出発点からして、50億人もの人類が犠牲になった科学実験により、特異点理論が実証されたとか、スケールが超でかいです。
特異点に関する理論は物語の根幹をなす重要な設定ですが、なかなかにやっかいで、正直な話読み終えた今でもきちんと理解できているとは言いがたいですが、緻密に構成されていて、設定スキーの心をくすぐります。
主人公が実にいいキャラで、物語にぐいぐい引き込まれてしまい気がついたら一冊読み終えていました。科学バカで自信家、暴走体質。恋愛ごとには疎いが、人からそれを指摘されればちゃんと反省して自分なりに行動を修正できる、そこそこ青臭いが、それだけでもない性格が魅力の人物。いやー、なんかちょっと新鮮かも。

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いちゃラブか！　いちゃラブなのか！

記憶喪失により、1年より前の記憶がない青年・多田万里と、一度何かを捕捉すると他のことがまるで目に入らなくなってしまうお嬢様・加賀香子を中心に紡ぐ、大学生たちによるラブコメ。
万里と香子は、すったもんだのあげくついに正式につきあうことになり……あーあーもう好きにいちゃいちゃすればいいと思うよ？という感じで、よろしくやってくれてます。
むろん、それだけで終わるほど甘くはないわけですがね！

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ちょーっと駆け足な印象もなくはないですが、まずまず綺麗にまとまったと思います。
シリーズ完結。

ヒロインズについてもいろいろ語りたいけどまずこれだけは言っておきたい。
悪役キャラを全くブレなく描ききったのはすばらしい！
以下、ネタバレあり雑感です。

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暴走する青臭く、しかしどこか心地良い青春小説。おすすめ。

で、単純に青春小説という括り方だとイマイチなんかしっくりこないよなあ、と思いながら他の人の感想をのぞいていてぴったりくる表現に行き当たりました。
「バディ」ものなんですよこれ！
ハリウッド映画や海外ドラマで、刑事だか探偵だかがお互いにさんざん悪態をつきあいながらも、心の底では信頼して背中を任すというアレです。
宮本と後輩の長瀬の関係はまさにこれなんですよね。ええやん！