名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

スーパーダッシュ文庫

08/11/26 - の記事

カンピオーネ! 2

タイトル:カンピオーネ! 2(小説:スーパーダッシュ文庫)
作者  :たけつきじょう:丈月城
絵師  :シコルスキー
デザイン:?
編集  :?

超必殺技『しか』持たない、戦闘力偏りまくりの『神殺し』たる主人公の少年・草薙護堂が、まつろわぬ神や神殺しと戦うアクション。
雑魚戦はスッパリ切り捨て、必要がある時は周りに助けてもらうという風変わりな設定が目を引く。

激辛!夏風高校カレー部(いもうと付)

タイトル:激辛!夏風高校カレー部(いもうと付)(小説:スーパーダッシュ文庫)
作者  :かぐらざかあつし:神楽坂淳
絵師  :きみひらゆうき:君平ユウキ
デザイン:?
編集  :?

読んでいるとむちゃくちゃカレーが食いたくなります(爆)

雰囲気的には「美味しんぼ」の恋愛絡みのエピソードに近いかも。メインはあくまで味勝負なんだけど、それに絡んで恋の行方も大事!みたいな。
読むと食べたくなるだけの魅力のつまった一作です。おもしろかった!

08/11/25 - の記事

薔薇色にチェリースカ 5

タイトル:薔薇色にチェリースカ 5(小説:スーパーダッシュ文庫)
作者  :かいばられい:海原零
絵師  :ネツマイカ
デザイン:?
編集  :?

蛇に変身する美少女がヒロイン、という思い切った設定のこのシリーズ。正直5巻でまとまるのかしら?と思いましたが、まとめてきました。いろいろ『らしい』終わり方だったと思います。
それにしても……やっぱり海原零の唯我独尊キャラは映えますね!

08/11/19 - の記事

2008年11月 の新刊情報 スーパーダッシュ文庫

超必殺技だけ持ったバランス劇悪主人公によるボス戦専門アクションのカンピオーネの続きが来たー!
そして薔薇色にチェリースカはこの巻にて完結です。

ドラゴンクライシス! オトナの儀式 城崎火也
薔薇色にチェリースカ5 海原零
マブラヴ6 ALTERNATIVE 流転 北側寒囲 原作:アージュ
激辛! 夏風高校カレー部(いもうと付き) 神楽坂淳
カンピオーネ! II 魔王来臨 丈月城

ドラゴンクライシス!オトナの儀式

タイトル:ドラゴンクライシス!オトナの儀式(小説:スーパーダッシュ文庫)
作者  :きざきかや:城崎火也
絵師  :亜方逸樹
デザイン:?
編集  :?

(文案整理中)

08/10/28 - の記事

薔薇色にチェリースカ 4

タイトル:薔薇色にチェリースカ 4(小説:スーパーダッシュ文庫)
作者  :かいばられい:海原零
絵師  :ネツマイカ
デザイン:?
編集  :?

マシュテバリ学園に入ったものの弱みを握られ、理事長の犬としてこき使われている少年・綺羅崎ヒロ。学園を牛耳る生徒組織・優生会に狙われ逃げる中で、正体は蛇で、少女の姿に変身し言葉も話す謎の存在・チェリースカと運命の出会いをする。
優生会と幾度と無く対決する中、ヒロはいつしか両親の死にも関わる重要な機密に迫る……?

今巻は相当盛り上がってます!
優生会副会長とヒロ、まさかの立場逆転!?

08/10/26 - の記事

迷い猫オーバーラン!―拾ってなんていってないんだからね!!

タイトル:迷い猫オーバーラン!―拾ってなんていってないんだからね!!(小説:スーパーダッシュ文庫)
作者  :まつともひろ:松智洋
絵師  :ぺこ
デザイン:?
編集  :?

最初に言っておくと、サブタイの「拾ってなんていってないんだからね!」は、表紙絵に登場するツンデレ幼なじみのことではありません。
いや正確に言うと違うとも言い切れないんですが、迷い猫は別キャラのことです。

というわけで……ツンデレ幼なじみと、すぐ人助けに走る姉と、傍若無人な生徒会長と、何考えてるか謎の拾われ娘の出てくるラブコメです。
ツンデレとしての強度はかなり高めかも。
なんせ恒常的に腕力に訴える上に口癖になってるのが「二回死ね!」ですからねっ!

08/10/22 - の記事

2008年10月 の新刊情報 スーパーダッシュ文庫

迷い猫オーバーラン! 拾ってなんて言ってないんだからね!! 松智洋
円卓生徒会9 本田透
薔薇色にチェリースカ4 海原零
恋する乙女と守護の楯 ―The shield of AIGIS― (上) 和泉フセヤ 原作:AXL
プロジェクトMP 2 ~Mascot Parasite~ 番棚葵

08/10/02 - の記事

超人間・岩村

タイトル:超人間・岩村(小説:スーパーダッシュ文庫)
作者  :たきがわれんじ:滝川廉治
絵師  :toi8
デザイン:?
編集  :?

第7回スーパーダッシュ文庫小説新人賞<佳作>受賞作。

いろいろすごいんですが、まずなにがすごいって……プロローグから76ページまでは男しか出てこないって事ですよ!
あまりの女の子出なさっぷりに、「これはもしかして最後まで『ドキッ! 男だらけのラノベ作品』になるのか!?」と思ったんですが、さすがにそんなことはなくて、以降は女の子もちゃんと出てきました。

こういう極端な作りですが、これが実は直球の学園&青春小説。魔法とか超能力とか一切無し! 派手さとは無縁ですが(そりゃそうだ)おすすめです!

パーフェクト・ブラッド4 道化の魔女と刻の誘い

タイトル:パーフェクト・ブラッド4 道化の魔女と刻の誘い(小説:スーパーダッシュ文庫)
作者  :あかいこうすけ:赤井紅介
絵師  :くらもとかや:椋本夏夜
デザイン:?
編集  :?

魔法犯罪と対して、同じく魔法で立ち向かう少年・少女の戦いを描いた物語。
ここに来て、なんかアカシックレコードというか、決定された歴史と歴史の外側に位置する存在、がとかなにやら話が大きくなって盛り上がってきました。
実を言うと最初は椋本夏夜イラストにつられて買ったことを白状しますがっ! でも今はかなり話そのものがおもしろくなって読んでます。
透華は、焼きもちを焼いてこそ透華だよね!

曰くありげなMTF(米国魔法士部隊)の少女・エレインが来日し、裕樹にいろいろちょっかいをかけてきます。
最終的にはやっぱりバトルに発展しちゃう訳ですが、それまでの学園パートがいいですね。いちゃいちゃベタベタはいいねえ……。
ところで雪子もなんでもないように見えてけっこう嫉妬深いのがよくわかってきたんですが……なんか雪子の発言内容を見ると、裕樹と対複数(読んだ人なら言ってることはわかるはず!)はありなのか!?

08/10/01 - の記事

スイーツ!

タイトル:スイーツ!(小説:スーパーダッシュ文庫)
作者  :しななやすゆき:しなな泰之
絵師  :かしわもちよもぎ:柏餅よもぎ
デザイン:?
編集  :?

第7回スーパーダッシュ文庫小説新人賞<佳作>受賞作。
萌えな小説なんだろうな、と思って読んで、都合良くハーレム展開になっちゃう意味では正しくその系譜ではあるんですが……

これ、実はけっこうすごいかもしんない。
シモネタ・エロネタ(ただし健全レベル)が頻出するんですが、これが半端じゃない。
ズボンのチャックネタでいきなり数ページに渡って記述、その後もことあるごとにしつこくチャックネタが登場、果てはそれがある人物の偽装を見破る伏線になるなんていったい誰が想像したでしょうかっ?

というわけで、シモネタを苦にしない、むしろ歓迎という人限定ではありますが、一見の価値はあると申し上げます。

08/09/30 - の記事

反逆者 ウンメイノカエカタ

タイトル:反逆者 ウンメイノカエカタ(小説:スーパーダッシュ文庫)
作者  :やよいしょうた:弥生翔太
絵師  :藤真拓哉
デザイン:?
編集  :?

第7回スーパーダッシュ文庫小説新人賞<佳作>受賞作。
「進化薬」と呼ばれる薬物で、驚異的な力を手にした「先駆者」(ハピンジャー)。
その「先駆者」達による犯罪を取り締まるため、先駆者と同じ力を手にして、特別治安維持局で犯罪者と戦いを続ける高校生・立花浩平を主人公にしたバトルアクションです。

よくも悪くも青臭く、台詞とかシーンはなかなか熱いですね。
その代わり、主人公の心の動きはかなり極端に上下して、絶望したりあっさり這い上がったり忙しいのでそれを基準にしてもらうと自分に合うかどうかわかりやすいかな、と思います。

08/09/29 - の記事

アクマ・オージ

タイトル:アクマ・オージ(小説:スーパーダッシュ文庫)
作者  :おかざきひろのぶ:岡崎裕信
絵師  :成瀬裕司
デザイン:?
編集  :?

非常に独特な文体で紡がれる学園ストーリー&ラブコメ。
自らを『悪魔』であると、ことあるごとに言う少年・相馬逢司は、過去の事件から6人を殺した男と恐れ……られてはおらず、少なくとも学園では逢司を嫌う人間はいません。なぜなら、彼が自らを犠牲にしてても人のためにとことん尽くす人間であることを誰もが知っているからです……。
文体の問題でやや人を選ぶだろうと思われますが、良質な学園青春ストーリーでした。おすすめ。

08/09/22 - の記事

2008年9月 の新刊情報 スーパーダッシュ文庫

今月は新人賞のターン!というわけで、新人賞スキーな方はお買い逃しのないように。

スイーツ![第7回スーパーダッシュ文庫小説新人賞<佳作>] しなな泰之
超人間・岩村[第7回スーパーダッシュ文庫小説新人賞<佳作>] 滝川廉治
反逆者(トリズナー) ~ウンメイノカエカタ~[第7回スーパーダッシュ文庫小説新人賞<佳作>] 弥生翔太
パーフェクト・ブラッド4 道化の魔女と、刻の誘い 赤井紅介
アクマ・オージ 岡崎裕信

08/08/30 - の記事

魂振の交響曲

タイトル:魂振の交響曲(小説:スーパーダッシュ文庫)
作者  :きたざわだいすけ:北沢大輔
絵師  :ぺこ
デザイン:?
編集  :?

音矢という神社の跡継ぎ息子と周りを囲む巫女さんや幼なじみといちゃいちゃしつつ、神楽で魔を祓うという話。
古式ゆかしい楽器だけじゃなく、エレキやベースとか現代楽器でも祓うのがポイント。

ほんっとうに最後の最後まで音矢はヘタレだった……
というのが個人的な感想です。いや敵と戦うほうではなくプライベートの方が(爆

08/08/26 - の記事

アキカン 6缶めっ

タイトル:アキカン 6缶めっ(小説:スーパーダッシュ文庫)
作者  :らんじょうりく:藍上陸
絵師  :鈴平ひろ
デザイン:?
編集  :?

伝説のカバディアンに爆笑した!

アニメ化も決定し、勢いに乗るアキカン。今回は短編集ですが、あまりにもケンスケ……じゃなかった、ミスター・カバディアンの話がおもしろすぎました。

08/08/20 - の記事

2008年8月 の新刊情報 スーパーダッシュ文庫

アニメ化の決まったアキカン!の動きが気になるところ。

アキカン! 6缶めっ 藍上陸
初恋マジカルブリッツ いつでも、あなた100%! あすか正太
魂振の交響曲 北沢大輔
KLAN XII 完結編 岡崎裕信 原案:田中芳樹
オーパーツ・ラブ ~萌えろちっく・でぬまん!~ ゆうきりん

初恋マジカルブリッツ いつでもあなた100%

タイトル:初恋マジカルブリッツ いつでもあなた100%(小説:スーパーダッシュ文庫)
作者  :あすかしょうた:あすか正太
絵師  :天広直人
デザイン:?
編集  :?

(文案整理中)

08/08/02 - の記事

ドラゴンクライシス! ドイツ恋占い騒動

タイトル:ドラゴンクライシス! ドイツ恋占い騒動(小説:スーパーダッシュ文庫)
作者  :きざきかや:城崎火也
絵師  :亜方逸樹
デザイン:?
編集  :?

天真爛漫な少女に見えて、その正体は生まれたばかりのレッドドラゴンというローズと、思わぬ事からレベル10の遺物使いであることが判明し、平和な日常とほど遠い毎日を送る羽目になった少年・竜司を中心としたラブコメ。
まさに絵に描いたような王道ハーレム系なので、悩殺系の大学生のハトコ・英理子や、人狼少女のアイ、不運体質の幼馴染み実咲など竜司の周りは女の子で溢れてます(笑)
定番ラブコメを楽しみたい方なら、これはなかなかのおすすめ。
今回は、主要メンバー(ビアンカ以外)で楽しいドイツ行きです。

08/07/27 - の記事

戦場のエミリー―鉄球姫エミリー第四幕

タイトル:戦場のエミリー―鉄球姫エミリー第四幕(小説:スーパーダッシュ文庫)
作者  :やなぎたまぞう:八薙玉造
絵師  :瀬之本久史
デザイン:?
編集  :?

鉄球姫との異名をとる、がさつで言葉遣いも乱暴でエロいと三拍子揃った札付きの問題児ながらも、王家の血筋を引く少女である重騎士・エミリー。
そのエミリーを主役に、特殊な金属を使った鎧で身体能力をブーストして戦い、たった一騎でも戦いの趨勢を左右しかねない存在・重騎士たちの血にまみれたアクションです。
たまにぬるい展開になるかと思ったら、あっという間に血みどろで死体量産する展開に戻ってしまうあたりがものすごく特徴的。
アクションとか死人が出る展開が苦手でさえなければおすすめ! 今かなり勢いに乗ってるシリーズです。

ラブ★ゆう 6

タイトル:ラブ★ゆう 6(小説:スーパーダッシュ文庫)
作者  :ななつきたかふみ:七月隆文
絵師  :みけおう
デザイン:?
編集  :?

国民的人気ゲーム「ドラゴンブレス」の中の姫勇者ロザリーが現実世界に現れた?
しかもレベル99(ただしかしこさは40)。そんなメーター振り切れ劇強キャラが、次々に現れみんなしてシュンを好きになってしまったために、日々シュンを勝ち取ろうと醜い女の争いを繰り広げるラブコメ。
……だいたいは上の説明で合ってるはずですええ。
バカ笑いしながら気軽に読む王道ラブコメとしてはおすすめです。
高校の文化祭でドンペリタワー(ただしノンアルコール)とか頭おかしすぎる(笑)

08/07/23 - の記事

円卓生徒会 8

タイトル:円卓生徒会 8(小説:スーパーダッシュ文庫)
作者  :ほんだとおる:本田透
絵師  :大田優一
デザイン:?
編集  :?

(文案整理中)

08/07/07 - の記事

花園のエミリー―鉄球姫エミリー第三幕

タイトル:花園のエミリー―鉄球姫エミリー第三幕(小説:スーパーダッシュ文庫)
作者  :やなぎたまぞう:八薙玉造
絵師  :瀬之本久史
デザイン:?
編集  :?

素行などに問題のありまくるお姫様エミリーが主役のファンタジーアクション。
タイトルがタイトルなので、ソフト路線かと思ったら……
やってくれたよこの作者は!!
1巻の路線が帰って来ちゃったよ!

08/06/28 - の記事

薔薇色にチェリースカ 3

タイトル:薔薇色にチェリースカ 3(小説:スーパーダッシュ文庫)
作者  :かいばられい:海原零
絵師  :ネツマイカ
デザイン:?
編集  :?

様々な事情から、専制的な学園理事長の下僕となって学園を仕切る優生会と対立し、危ない橋を渡って闘争を繰り広げる少年・綺羅崎ヒロ。
トラブルを起こして終われるうちに、蛇の化身たるチェリースカと運命の出会いを果たし、チェリースカはヒロを宿主として取り憑くことに……。

1巻がちょっとまだエンジンがかかりきってない印象が強く、1巻で切ってしまった人も多いんじゃないかと思いますが……
3巻に至ってエンジンに完全に火が入りました!! これは学園闘争ものとして大いにおすすめ。
ラブコメ成分も増量されてます!

08/06/27 - の記事

ベン・トー 2

タイトル:ベン・トー 2(小説:スーパーダッシュ文庫)
作者  :あさうら:アサウラ
絵師  :柴乃櫂人
デザイン:?
編集  :?

1巻も2巻もやることは一貫して、半額弁当の争奪戦、ひたすらそれだけです。
これがもう熱い! 無駄なくらいに熱い! ぶっちゃけアクションシーンはそこらの半端なバトルものを遙かに凌駕しています。

イロモノと敬遠せず、ともかく読むしか!

08/06/26 - の記事

小学星のプリンセス

タイトル:小学星のプリンセス(小説:スーパーダッシュ文庫)
作者  :もちづきのぞむ:餅月望
絵師  :bb
デザイン:?
編集  :?

高校生の貢は、小学生の時の大切な友達ルリスと5年ぶりに再会する。
しかし、ルリスは12歳当時の記憶そのままの外見。これはいったい?
実は、ルリスは中身は17歳でも、外見は12歳のまま成長しないという小学星の第三王女だったのだ!!
しかも、12歳の時別れ際に貢はプロポーズをしたことになっていて……

すいません、これなんてエ●ゲ?……と思っていたんですが。
いやー、これが一見ただのエロコメかと思いきや、実はけっこうしっかりしてますよ? おすすめ。

08/06/22 - の記事

2008年6月 の新刊情報 スーパーダッシュ文庫

ベン・トー2と、鉄球姫エミリー3巻にはかなり期待!
そして……公式サイトの紹介がみるからにやばそうな小学星のプリンセスにも注目(笑)

薔薇色にチェリースカ3 海原零
ベン・トー2 ザンギ弁当295円 アサウラ
花園のエミリー 鉄球姫エミリー第三幕 八薙玉造
パーフェクト・ブラッド3 雪の夜想曲・空の奇想曲 赤井紅介

パーフェクト・ブラッド 3

タイトル:パーフェクト・ブラッド 3(小説:スーパーダッシュ文庫)
作者  :あかいこうすけ:赤井紅介
絵師  :くらもとかや:椋本夏夜
デザイン:?
編集  :?

(文案整理中)

08/05/26 - の記事

カンピオーネ! 神はまつろわず

タイトル:カンピオーネ! 神はまつろわず(小説:スーパーダッシュ文庫)
作者  :たけつきじょう:丈月城
絵師  :シコルスキー
デザイン:?
編集  :?

新人さんの作品です。
あとがきに書かれている作者の人自身による説明が作品の雰囲気を簡潔に表しているのでそのまま引用すると、
『超必殺技「しか」持たない主人公が、途中のレベル上げ行程をすっとばして大ボス(神様)と戦う物語』です。
雑魚と戦う過程はナシ! なにせ神殺しだし強いのは当たり前!……という発想かどうかは知りませんが、これはいい意味で思い切りましたね。
少年漫画的なアクションが好きならおすすめ。
とある魔術の禁書目録のファン層は、けっこう高い確率で好みが合うんじゃないかと思われます。

あ、ちなみにお約束ですが剣持ってても表紙の女の子は一応ヒロインですからね? 激強いけど。

08/05/23 - の記事

紅 公式ファンブック

タイトル:紅 公式ファンブック(小説:スーパーダッシュ文庫)
作者  :かたやまけんたろう:片山憲太郎
絵師  :山本ヤマト
デザイン:?
編集  :?

警告。以下の紹介文はまいじゃー推進委員会の大原則を破って、ネガティブにあふれてます。
見たくない、という方は回避してください。

ファンブックとしてはごく普通の内容。
アニメ版も含めた人物紹介とか、世界観とか、原作&アニメ&コミックのストーリーダイジェストとか作者インタビューとか。声優座談会とか。
(電波的な彼女の紹介があったことだけは唯一嬉しかった……)
が。
まあみなさんが気になってるのはそんなことではないでしょう。
書き下ろし小説とやらがどうなったか。
結論から言いましょう。

立ち読みで十分。ほんとに14Pしかありません。
しかも一番バカにしてるのは、醜悪祭(下)のラストで、「さあ戦いはこれからだ」で終わったあのシーン。
おもいきり戦闘をすっとばしてエピローグです。
集英社は読者をバカにしてるのか? あきれるのを通り越して悲しくなりました。