名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

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10/09/02 - の記事

妹ドラゴン 兄若ハゲ

タイトル:妹ドラゴン 兄若ハゲ(小説:HJ文庫)
作者  :たにぐちしゅんすけ:谷口シュンスケ
絵師  :あき
デザイン:?
編集  :?

妹が突然ドラゴンになってしまい、なんとかしようと奔走する若ハゲの兄。
ドタバタコメディです。

実は、この作者さんのデビュー作「バナデレ!」も読みました。なんというか、とにかくお手軽なんですがあまりにも軽く読めすぎて物足りず「うむむむ」となってました。で、同じ作者さんだとは知らずに手にとって読み始めたわけですが……
やっぱり非常にお手軽なコメディという印象は変わりませんが、こちらの方がオチも綺麗についていい感じ。とにかくお手軽なものを読みたい!という方にはおすすめ。

墜落世界のハイダイバー

タイトル:墜落世界のハイダイバー(小説:スニーカー文庫)
作者  :むつづかあきら:六塚光
絵師  :オサム
デザイン:?
編集  :?

生身で空を飛び、サーフボードのような大質量の板をぶつけ合うことで生死をかけて戦う空戦アクション。

なによりもまず、この設定に惹かれますね!
「飛行術なんてよくあるじゃん」と思うかもしれませんが、この理論づけがおもしろくてあくまでも「飛ぶ」のではなく「落ちる」のを駆使する引導術ってところがポイントです。

そして、ガチで戦いで死人も普通に出る物語だというのに、なぜか燦然と輝く「おっぱい」の文字!
「タマラセ」でも「レンズと悪魔」でも基本的にはシリアスなのに、どこか妙ちきりんな設定が突如として入り込む作風は健在ですが、巨乳=強力な引導士とはこれいかに!?