名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

過去ログ

06/06/04 - の記事

賢者なんて大キライ!―サウザント・メイジ

タイトル:賢者なんて大キライ!―サウザント・メイジ(小説:ファミ通文庫)
作者  :ささはらしお:佐々原史緒
絵師  :まりお金田
デザイン:リックデザイン事務所
編集  :笠原次郎

今さらですが、ようやく読み始めました。
ここまで先延ばしにして読んだのを後悔させるような良い出来です。やっぱり佐々原作品に外れなし!
なお、紹介文は後ほど書き直します

06/06/03 - の記事

本日の名台詞

「あんたたちの言ってることは正しいわよ! でも、優しくないわ!」


タイトル:学校の階段2(小説:ファミ通文庫)
作者  :かいまたかあき:櫂末高彰
絵師  :あまふくあまね:甘福あまね
デザイン:たかはし:高橋秀宜
編集  :川崎拓也
キャラ :神庭小夏 (217 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

題材とは裏腹に熱い……というか、正直自分も一回やってみたい気がする(笑)階段レース。そこにかける青春ストーリーです。

それではさっそく台詞解説。
階段部などというものは当然のごとく非常識な存在なので、理事会でも問題になります。その存在を潰そうという段になっての反論の中での一コマ。理屈だけで生徒は納得するとは限らない、そういう生徒の扱い方に対する教育理念が……これはもう、実際読んでもらう方がいいんじゃないでしょうか。

学校の階段2

タイトル:学校の階段2(小説:ファミ通文庫)
作者  :かいまたかあき:櫂末高彰
絵師  :あまふくあまね:甘福あまね
デザイン:たかはし:高橋秀宜
編集  :川崎拓也

予想以上の出来でした。
学校の階段を駆け上がり、駆け下りる階段レースを行う『階段部』の物語です。
1巻できれいにまとまっていたし、題材が題材なのでどう続けるんだ?と正直思っていたのですが、うまく続きましたね。
今回は、いくら公認になったとは言えやっぱり非常識な階段部という存在が巻き起こす新たなトラブルや、そもそもなぜこのような非常識な階段部などというものが設立され、さらには各部員達はどうしてここに入部することになったのか?その辺りの事情が語られていきます。

学校の階段

タイトル:学校の階段(小説:ファミ通文庫)
作者  :かいまたかあき:櫂末高彰
絵師  :あまふくあまね:甘福あまね
デザイン:たかはし:高橋秀宜
編集  :川崎拓也

予想外に熱い作品でした。2巻刊行にあたり、おすすめのために1巻も紹介しておきます。一見イロモノですがどうしてどうして、これがかなりのおすすめなのです。
……あえて言いましょう。スポ根ものであると!

神様ゲーム4 カミハダレトオドルベキ

タイトル:神様ゲーム4 カミハダレトオドルベキ(小説:スニーカー文庫)
作者  :みやざきしゆう:宮崎柊羽
絵師  :七草
デザイン:?
編集  :?

周りの者を文字通りもてあそぶ土地神・かのう様とのゲームバトル第4弾。
3巻からの続き。この巻でかのう様の秘密がある程度明らかになります。
いつも通り、とかいいようがないなあ……
ああそうだ。彩波の出番が増えているので好きな人にはよかったのでは。
紹介になってないですねこの説明(汗

06/06/01 - の記事

本日の名台詞

「ボクには
MMが理解できない」
「理解はね、できるできないじゃないと思うんだ。たぶん、人は誰ともほんとのところでわかりあうのは無理なんだと思う。だって、別々の人なんだもん。だから、わかりあえるように頑張るのが正しいんじゃないのかなあ……あたし、変なこと言ってるかな」


タイトル:ミスティック M.A.D.(小説:ファミ通文庫)
作者  :ふじわらけんいち:藤原健市
絵師  :重戦車工房
デザイン:伸童舎
編集  :川崎拓也
キャラ :スマッシャー&ミスティーク (267 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

わりと好き。というかAI(この作品については主役ではないですが)が出てきた時点で私の場合は負けですが。
主人公の少女の素直さがいいんですよ!
最近読んだ小説の登場人物と来たらひねくれ者ばっかりだったので(笑)、ここまで純真な心に触れると心地よいですええ。