名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

過去ログ

06/10/06 - の記事

チャット&掲示板について

掲示板、最近はメンテも行き届かずスパムだらけになっていて申し訳ありませんでした。一度お掃除しましたが、暫定処置として副管理人を2名設けて、適宜スパムを削除することで対応することにしました。私もできれば掲示板はもう少し活用できたらなと思ってますが、とりあえず少しは安心して書き込んでもらえるようになってますので、ご活用ください。

それからチャットについては、このところ悪い意味でテンションが落ちてマンネリ傾向がありましたので改善措置として、「雑談」と「創作/同人の話題専用」に部屋分けしてみます。創作系の話題出来る人も常連さんの中にいますので(私は除きます)、ちらっとのぞいてみて人がいたらここも活用してみてください。

本日の名台詞

「あのね、ガケップチなんだろ。ンな余裕ないだろ。まず自分だろ。他人にかかずらってる場合じゃないだろって」
「わかってる。自分のことだって何とかするけど、ついでになんとかできそうならなんとかしたいわ。濡れ手で粟つかむのだって、一粒でも多くつかむのが私の信条だもの」
「……それ、そんなたとえだったっけ」


タイトル:彩雲国物語―緑風は刃のごとく(小説:角川ビーンズ文庫)
作者  :ゆきのさい:雪乃紗衣
絵師  :由羅カイリ
デザイン:?
編集  :?
キャラ :蘇芳&秀麗 (41 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

作品解説……というほどの解説もないですが、一応画像クリックでどうぞ。

さて、台詞解説。
リストラの危機にあって、なお他人の就職先まで心配する秀麗に対し、苦言を呈した蘇芳とのやりとりです。どうしようもなく甘いんですが、この甘さこそが秀麗なんですよね。

彩雲国物語―緑風は刃のごとく

タイトル:彩雲国物語―緑風は刃のごとく(小説:角川ビーンズ文庫)
作者  :ゆきのさい:雪乃紗衣
絵師  :由羅カイリ
デザイン:?
編集  :?

相変わらずテンションが落ちません。
気がつくといつの間にか12巻を数える大作になってますが、作品に変な偏りがないので誰にでも――それこそラノベ入門用に使えるくらいに広くおすすめできる物語です。中華風世界観で、女性初官吏を目指して、数々の逆風にもめげず秀麗さんはがんばります!
少女系な作品だけに秀麗に対して、逆ハーレム状態になってますが、そもそも舞台の背景となっている官僚政治、それも女性進出など考えられなかった時代の話だけに、当たり前の光景で違和感がないところもいいですね。