名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

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06/08/21 - の記事

イリーガル・テクニカ (3 ) 賢者の秘都

タイトル:イリーガル・テクニカ (3 ) 賢者の秘都(小説:スニーカー文庫)
作者  :ごとうりう:後藤リウ
絵師  :伊藤ベン
デザイン:?
編集  :?

500人以上の人間が集落を作っているところをすべて焼き尽くす天からの怪光現象(レーザー攻撃みたいなもの)により、人類文明が崩壊して数百年後の世界が舞台。
一部の知識層が遺産である知識を厳重に管理して、俗人と賢者ははっきり分れ、また大規模集団を組むことが不可能という事情から、人型兵器・重装騎械(グラディアートル)こそが最強と謳われるそんな世界観で展開するロボットアクションです。
とはいうものの、この巻では世界の謎に迫る方が中心で、話は割と急展開します

本日の名台詞

――今、わかった。
――これが、わたしの敵だ。

――化生(けしょう)でもない、長谷部の家でもない。火之神でもない。
――ここにある、くそったれな現実が、わたしの戦う相手だ。

――だから、
――目を、そらすな。


タイトル:火目の巫女 (巻ノ3)(小説:電撃文庫)
作者  :すぎいひかる:杉井光
絵師  :かわぎしけいたろう
デザイン:?
編集  :?
キャラ :伊月 (279 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

鬱は鬱でも前向きな鬱になって希望が見えてきた(なんか変な表現ですが)火目の巫女シリーズ。
伊月さんが実に輝いてます。

さっそく本日の台詞解説。
胸を悪くするような理想からかけ離れたとある現実。それに立ち向かうことが、すべてを知った伊月がとるべき行動である、とまあそんな感じで。