名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

過去ログ

06/09/20 - の記事

2006年9月 の新刊情報 MF文庫J

25日発売。
bk1では既に24時間出荷のスタンバイができてます。ただし全部じゃないみたいなんで、もしや延期などということはない……よね?

あそびにいくヨ!9 ねことみんなのいろいろと 神野オキナ
イコノクラスト! (6) 榊一郎
キミを救う最初の呪文2 須堂項
暗闇にヤギを探して(第2回MF文庫Jライトノベル新人賞<優秀賞>) 穂史賀雅也
ゼロの使い魔 (9) 双月の舞踏会 ヤマグチノボル

本日の名台詞

「お膳立てされたキレイな舞台で戦えるのはお話の中の正義の味方だけよ。現実じゃ誰も露払いなんかしてくれないんだから。泥被る覚悟がないんなら正義の味方なんか辞めちゃえば?」


タイトル:図書館内乱(小説:メディアワークス)
作者  :ありかわひろ:有川浩
絵師  :徒花スクモ
デザイン:?
編集  :?
キャラ :柴崎 (66 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

例によって図書館内乱の内容は画像クリックで。図書館戦争の完全直接な続編です。

さて、では台詞解説。
その昔、一度大打撃を被った図書隊が短期間で再興できたのはキレイごとでないあれこれを為したから。守るべき最低限のものは死守しつつ、どこまでも理想だけではやってはいけない。理想論にこだわる郁への強烈な一言です。ただし、これで終わらないのがやっぱり親友です。郁がそういうキレイごとにこだわらなくなったら駄目だというのもちゃんとわかっている。この辺の一連のシーンはみどころのひとつです。

図書館内乱

タイトル:図書館内乱(小説:メディアワークス)
作者  :ありかわひろ:有川浩
絵師  :徒花スクモ
デザイン:?
編集  :?

人によってはもしかすると、なんか堅苦しい内容だと思ってるかもしれないのでここで名言。
「図書館戦争」「図書館内乱」は恋愛小説であり、娯楽小説です! 言論の自由だの義務だの権利だのと言った理屈は娯楽のおまけですおまけ。