名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

過去ログ

10/07/07 - の記事

ふたりの距離の概算

タイトル:ふたりの距離の概算(小説:角川書店)
作者  :よねざわほのぶ:米澤穂信
絵師  :?
デザイン:?
編集  :?

古典部シリーズ新作。
「やらなくてもいいことなら、やらない。やらなければいけないことなら手短に」をモットーとする、省エネ主義者の少年・折木奉太郎を探偵役に、古典部に関わるトラブルを解きほぐす日常ミステリ。日常ミステリなので誰も死にませんので、安心して読んでいられます。
毎度のことですが、思春期の少年少女の非常に微細な感情の揺れがとてもよく描写されてます。
ミステリの部分については門外漢なのでスルーで。