名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

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10/09/06 - の記事

B.A.D. 3 繭墨はおとぎ話の結末を知っている

タイトル:B.A.D. 3 繭墨はおとぎ話の結末を知っている(小説:ファミ通文庫)
作者  :あやさとけいし:綾里けいし
絵師  :kona
デザイン:?
編集  :?

鬱でグロな伝奇系。
あざかさんが大変よいキャラなので、布教していきたいシリーズですね。
わかりやすいツンデレでもなければ、かといって単なる性格悪い高飛車というわけでもない。自分の力を使いどころをよくわきまえた、ちょっと性格の曲がった趣味人というところでしょうか。そして同情心には決して流されない、と。

いよいよあざかの兄の(なにが目的なのかはさっぱりですが)妹への遊戯も本格化!

B.A.D. 2 繭墨はけっして神に祈らない

タイトル:B.A.D. 2 繭墨はけっして神に祈らない(小説:ファミ通文庫)
作者  :あやさとけいし:綾里けいし
絵師  :kona
デザイン:?
編集  :?

いわゆる異能ものではあるんですが、鬱でグロで人の暗黒面を多く描写し、とにかく救いのない物語。
それと意外と重要なポイントとして、通常であればヒロインの立ち位置であるあざかは主人公の安い同情心では全く心を動かされないし、安易にハーレム状態になったりもしません。
主人公の理由なきモテすぎには飽きた!って方にもおすすめしたいところ。