名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

さらちよみ

12/02/18 - の記事

カミオロシ 2

タイトル:カミオロシ 2(小説:電撃文庫)
作者  :おどうあきひこ:御堂彰彦
絵師  :さらちよみ
デザイン:?
編集  :?

ラノベでは貴重なホラーです。

神を現世に降ろし、常ならば人間の身には過ぎた願いを実現する……それが物語の重要な鍵になってます。
完全にホラーそのものでありながら、あえて主人公の玖流にはとことんまでオカルトを否定する方向で、対してヒロインの美古都にはオカルトを肯定させるという対立構造を作っているのがおもしろいところ。

11/06/12 - の記事

カミオロシ―縁結びの儀

タイトル:カミオロシ―縁結びの儀(小説:電撃文庫)
作者  :おどうあきひこ:御堂彰彦
絵師  :さらちよみ
デザイン:?
編集  :?

「付喪堂骨董店」より1年。私の好きな作家さんの新作が来ました。
オカルトミステリです。

八百万の神をオカルトの要素として取り込みつつも、ミステリ風な描写にこだわることでその展開はなんとも怖いことに……
怖いのは一切駄目!って人にはちょっと向かないかもしれないけど、これは黒枠おすすめですっ!

11/01/24 - の記事

カナクのキセキ1

タイトル:カナクのキセキ1(小説:富士見ファンタジア文庫)
作者  :かずさともひろ:上総朋大
絵師  :さらちよみ
デザイン:?
編集  :?

第22回ファンタジア大賞<金賞>受賞作。

千年前に、世界を放浪しながら魔法を人々に授けたという真紅の髪の魔女マール。そんなマールが大陸各地に建てた石碑巡りの旅に出かけた少年カナクと、少女ユーリエの二人の泣けるラブストーリーです!

なにしろ目的が石碑巡りということもあり、派手な部分はないのですが、とにかくユーリエの健気さが半端ない。そしてラストまで読んだときのこの気持ち!

10/10/07 - の記事

平安鬼姫草子―神ながら神さびせすと (電撃文庫 く 7-1)

タイトル:平安鬼姫草子―神ながら神さびせすと (電撃文庫 く 7-1)(小説:電撃文庫)
作者  :くろきつねおばな:黒狐尾花
絵師  :さらちよみ
デザイン:?
編集  :?

(文案整理中)