名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

しみずふみか:清水文化

11/09/28 - の記事

前門の巫女さん(勝ち気)、後門の守護霊さま(役立たず)

タイトル:前門の巫女さん(勝ち気)、後門の守護霊さま(役立たず)(小説:HJ文庫)
作者  :しみずふみか:清水文化
絵師  :Rけん
デザイン:?
編集  :?

(文案整理中)

10/09/28 - の記事

すーぱー☆なちゅらる 3次元目 お騒がせですみません

タイトル:すーぱー☆なちゅらる 3次元目 お騒がせですみません(小説:HJ文庫)
作者  :しみずふみか:清水文化
絵師  :星崎ひかる
デザイン:?
編集  :?

(文案整理中)

10/06/23 - の記事

どらごん・はんたぁ 2 あらしと迷子とふしぎ姫 (集英社スーパーダッシュ文庫)

タイトル:どらごん・はんたぁ 2 あらしと迷子とふしぎ姫 (集英社スーパーダッシュ文庫)(小説:スーパーダッシュ文庫)
作者  :しみずふみか:清水文化
絵師  :八雲剣豪
デザイン:?
編集  :?

(文案整理中)

10/06/07 - の記事

すーぱー☆なちゅらる 2次元目 役立たずですみません

タイトル:すーぱー☆なちゅらる 2次元目 役立たずですみません(小説:HJ文庫)
作者  :しみずふみか:清水文化
絵師  :星崎ひかる
デザイン:?
編集  :?

超能力開発を行う学園特区での理系蘊蓄小説。
一言でまとめると、いつも通りの清水文化。

SNPと呼ばれる超能力が建築などあらゆる面に利用されているのもおもしろいですが、宇宙での作業などに利用しようという前振りの巻なので、相変わらず事故とか起こったりもしますが、物語的にはあんまり変動なし。
いやまあ、過去の清水文化作品の中では間違いなくラブコメは一番がんばってると思いますが、たぶんこのシリーズ読んでる人は最初からそういう層ではない気が……。
で、書くことがないのでちょっと脱線してみます。
清水文化作品の立ち位置について。

10/03/08 - の記事

どらごん・はんたぁ 1

タイトル:どらごん・はんたぁ 1(小説:スーパーダッシュ文庫)
作者  :しみずふみか:清水文化
絵師  :八雲剣豪
デザイン:?
編集  :?

清水文化の送る新作魔法ファンタジー。
いやもうほんとにいつも通り!
すさまじい細かい部分まで設定された世界観と、それに対比するかのようなたとえ命の危険があるはずの状況でもあまりそれを感じない独特のゆるさ。
こういうのが好きなら、ぜひともお試しあれ。

10/02/04 - の記事

すーぱー☆なちゅらる 1次元目 お子さまですみません

タイトル:すーぱー☆なちゅらる 1次元目 お子さまですみません(小説:HJ文庫)
作者  :しみずふみか:清水文化
絵師  :星崎ひかる
デザイン:?
編集  :?

超能力開発を行う学園特区での理系蘊蓄小説。
「はあ?」って思うかも知れませんが……早い話が清水文化節全開ってことですよ!

今回はネタになっているのが超能力という架空の能力なので、当然架空理論なのですがやっぱり蘊蓄ぶりは半端じゃないです。
同じ超能力+学園都市という組み合わせでの物語なのに、とある魔術の禁書目録とここまで内容が別ものになるあたりがおもしろいですねー。

09/10/05 - の記事

くじびき勇者さま11番札 誰が真くじびき聖女よ!?

タイトル:くじびき勇者さま11番札 誰が真くじびき聖女よ!?(小説:HJ文庫)
作者  :しみずふみか:清水文化
絵師  :牛木義隆
デザイン:?
編集  :?

(最初の主旨はそうじゃなかったような気が激しくするんですが)
気が付いてみれば、ファンタジー世界における産業革命を描く希有……というか唯一無二のシリーズとなりました。
そんなシリーズも、名言はされてないのですが、この終わり方はひょっとして……完結?

もはや、最終巻ともなるとまともに蘊蓄垂れ流しをさせてもらえないメイベルが笑いを誘います。

09/05/31 - の記事

くじびき勇者さま10番札 誰が神の御使いよ!?

タイトル:くじびき勇者さま10番札 誰が神の御使いよ!?(小説:HJ文庫)
作者  :しみずふみか:清水文化
絵師  :?
デザイン:?
編集  :?

お気に入り。
もともとはなんでもくじ引きで決まるというソルティス教の「神託」で聖女にされてしまった宮廷料理人にして研究マニアのメイベルが、いやいや救世主として受難の旅をするファンタジーでした。今も一応そうなんですが……
もう完璧にファンタジー世界で、「早回し」で産業革命が起こって次から次へと新技術が投入されていくそんな物語になってます。

で、とうとう今回は話の通じない帝国に大遠征が! これは燃える!

09/02/04 - の記事

くじびき勇者さま9番札 誰が大元帥よ!?

タイトル:くじびき勇者さま9番札 誰が大元帥よ!?(小説:HJ文庫)
作者  :しみずふみか:清水文化
絵師  :牛木義隆
デザイン:?
編集  :?

今度は世界大戦だ!
くじびきですべてを決めるという宗教国家で、運悪く?聖女にされてしまったメイベルが、その類い希なる発明力で世の中を革命していきます。
今回はとうとう西側世界と東側世界が対立、交渉が決裂して世界大戦に突入します!

最初は適度な蘊蓄ありのぬるめなファンタジーとしてスタートし、ふと気が付くとあらゆる蘊蓄を詰め込んだ物語に、さらにもう一化けして産業革命を超早回しで体験するという前代未聞のファンタジーになりました。
今回は世界大戦と言うことで、強大な敵のドラゴンを相手にするべく、タンカーに鉄板貼って航空母艦として運用したり、垂直離着陸機や、機銃の弾着修正ができるように曳光弾を仕込んだり、今回もメイベルの発明は留まるところを知りません。

08/10/09 - の記事

くじびき勇者さま8番札 誰が宇宙人よ!?

タイトル:くじびき勇者さま8番札 誰が宇宙人よ!?(小説:HJ文庫)
作者  :しみずふみか:清水文化
絵師  :牛木義隆
デザイン:?
編集  :?

機械文明が復興しつつあるけれど、まだまだ魔法の方が信頼感が高いファンタジー世界で、一人の聖女が技術革命を巻き起こすっ!!
シリーズスタート当初はそこまででもなかったんですが、いまや作中では猛スピードで産業革命が起こり、そのいろんな技術に対して現実の理論に即した蘊蓄をぶちかますという、他の小説にはない変わった読書感覚が味わえます。

08/06/06 - の記事

くじびき勇者さま7番札 誰がくじびき女王よ!?

タイトル:くじびき勇者さま7番札 誰がくじびき女王よ!?(小説:HJ文庫)
作者  :しみずふみか:清水文化
絵師  :牛木義隆
デザイン:?
編集  :?

基本はファンタジーですが、そこに機械による技術の概念のある世界が舞台。
宮廷付きの最高の料理人にして、でもその本質は技術オタクといういろいろ何かが間違っている聖女・メイベルによる救世の旅。
本人にはそういうつもりはないんですが、行動すればするほど深みにハマって偉人扱いです。
技術うんちくを楽しめる人には絶対のおすすめ。

08/02/09 - の記事

くじびき勇者さま 6番札 誰が初代大統領よ!?

タイトル:くじびき勇者さま 6番札 誰が初代大統領よ!?(小説:HJ文庫)
作者  :しみずふみか:清水文化
絵師  :牛木義隆
デザイン:?
編集  :?

くじびきで選ばれた聖女メイベルと勇者ナバルがくじびきに振り回されるなど紆余曲折の末、救世の英雄になっていくのが話の本筋だと思うんですが……
すっかりうんちくファンタジー小説と化してます。

07/10/05 - の記事

くじびき勇者さま 5番札 誰が守り神よ!?

タイトル:くじびき勇者さま 5番札 誰が守り神よ!?(小説:HJ文庫)
作者  :しみずふみか:清水文化
絵師  :牛木義隆
デザイン:?
編集  :?

いつも理不尽なくじびきに翻弄される聖女さま……なんだけど、今回はくじびきはほぼお休み。
半ばは聖女メイベルの蘊蓄講座と化しているこのシリーズですが(笑)、5巻に来てメイベルさん面目躍如です。
技術を重視する都市ラクスで、グライダーや熱気球をみて舞い上がり、さらには戦いに巻き込まれたりする中で、次から次へとアイディアを連発してプチ技術革命状態になってます。
出るわ出るわ、新兵器や新型工作機械の数々。蘊蓄聞くにもこの巻がぶっちぎりで一番ワクワクしましたね。

07/06/05 - の記事

くじびき勇者さま 4番札 誰が女神さまよ!?

タイトル:くじびき勇者さま 4番札 誰が女神さまよ!?(小説)
作者  :しみずふみか:清水文化
絵師  :牛木義隆
デザイン:?
編集  :?

ファンタジーの名を借りた架空ウンチク小説(一部リアル世界のうんちく含む)、とあえて言い切ります。
さて、ちと今回はこの場を借りて4巻の感想関係なしに一席ぶってみます。

07/02/03 - の記事

くじびき勇者様3番札 誰が聖女よ!?

タイトル:くじびき勇者様3番札 誰が聖女よ!?(小説:HJ文庫)
作者  :しみずふみか:清水文化
絵師  :牛木義隆
デザイン:?
編集  :?

くじびきのご神託で重要な物事が決定されてしまうソルティス教が勢力を持った世界で、運悪く?くじびきによって選ばれてしまった勇者とその従者が、がんばるというファンタジー。
とはいえ実際には肩書き上は従者のポジションである、宮廷料理人にして重度の研究依存症(笑)の少女・メイベルが主役です。
この作者の書く作品の共通事項として、設定が恐ろしく細部まで作り込まれているので、物語を楽しむのに世界観構築を重視する人におすすめ。

06/12/05 - の記事

くじびき勇者さま2番札 誰がお荷物よ!

タイトル:くじびき勇者さま2番札 誰がお荷物よ!(小説:HJ文庫)
作者  :しみずふみか:清水文化
絵師  :牛木義隆
デザイン:?
編集  :?

くじびきは神聖なもので、重要な物事はくじ引きで決められる……そんな宗教が圧倒的な勢力を持った世界で、運悪く?くじ引きに選ばれてしまったコンビが救世の旅に出る話。
どっかで「くじびきがすべてを決める」設定について、もにょっている感想を見かけましたが、そもそも清水文化作品の肝はそんな部分にはないわけです。

●1にも2にも設定なので、設定スキー御用達小説といってもいいくらい。
がちがちに世界観を固めてますね。描写されてない部分も含めて、徹底的に世界が構築されてます。うんちくも大好きで具体的に言うと2巻のあるシーンでは、気象変化について延々ニページ以上うんちくが展開されたりします。ヒロインが、機嫌がいい時もストレスを感じた時も解説を垂れ流すという「設定」があるとはいえ、一応ファンタジーのはずなんですけど(笑)

06/10/04 - の記事

くじびき勇者さま 誰が小娘よ!?

タイトル:くじびき勇者さま 誰が小娘よ!?(小説:HJ文庫)
作者  :しみずふみか:清水文化
絵師  :牛木義隆
デザイン:?
編集  :?

重要なことは神託としてくじびきで物事が決まる世界で、ドラゴンに関わる難事を解決してくれる救世主もくじびきで……まあそんな内容のファンタジーです。
とりあえず……1巻についてはおみくじうんぬんは、一見重要そうでその実あまり本編には絡んできませんのでこの際忘れたほうがいいかもしれません。
それよりも、清水文化さんの作品の特徴として、目の前に街や人々の生活の姿が浮かんでくるくらい、世界の細部まで作り込まれているのがわかります。そういう作り込みを愛する方におすすめ。