名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

ゆきうさぎ

10/05/08 - の記事

もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら

タイトル:もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら(小説:ダイヤモンド社)
作者  :いわさきなつみ:岩崎夏海
絵師  :ゆきうさぎ
デザイン:?
編集  :?

読んだのはiPhone版の方なんですが、内容は変わらないのでこっちで感想を挙げておきます。
前から書店で見かける度に気にはなっていたんですが、今更のように読了。

甲子園など夢のまた夢で、練習もろくにしていない弱小野球部のマネージャーになった少女が、度ラッカーの「マネジメント」に書かれた手法をとことん実践して、野球部改革する青春小説、という売り文句なのですが……。

ぶっちゃけ青春小説としては、展開そのものはベタだけど悪くないです。が、文章表現に期待してはいけません。
ただ、ドラッカーの「マネジメント」入門や組織経営への興味を持たせるという意味ではこのうえなく素晴らしい一冊です。

細かい文章表現には拘らないのであれば、これはありですね。

08/06/05 - の記事

キャラふる♪

タイトル:キャラふる♪(小説:ファミ通文庫)
作者  :かさいしんや:葛西伸哉
絵師  :ゆきうさぎ
デザイン:?
編集  :?

隠れオタクの高校生・聡史は、幼馴染みと帰宅中、彼女をかばって車にはねられ気がつけば『キャラの故郷』なる異世界にいた!?
ありとあらゆるキャラが生活し、現実界での物語の作者とシンクロして作品に降臨する、そんな世界の話。
なんていうか明確な筋はあってないようなものなんで、これ以上説明できません。