名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

大喜戸千文

06/09/27 - の記事

キミを救う最初の呪文 (2)

タイトル:キミを救う最初の呪文 (2)(小説:MF文庫J)
作者  :すどうこう:須堂項
絵師  :なごやこーちん
デザイン:伸童舎
編集  :大喜戸千文

2巻目にして、新キャラのメイド忍者?に表紙を奪われるというのは……(笑)。なお、私はメイド服はもっと慎み深くあるべきだと思うのですよ>どうでもいい

魔法コメディ第二弾です。世界崩壊を救ったはいいけど、未来に戻れなくなってしまったるりかは主人公の家に居候中。で、主人公をとりあって火花を散らすのです。
全巻で衝撃な事実が発覚したので、ラブコメとしては多少変則的なモテ状態になってますね。なお、2巻の最後は実に微妙な終わり方になっているんですが、これはもしかして売り上げ次第ではこのままフェイドアウトできるようにという意味なんでしょうか、とちょっと勘ぐってます。

06/06/29 - の記事

空と月の王〈2〉約束のカケラ

タイトル:空と月の王〈2〉約束のカケラ(小説:MF文庫J)
作者  :しもじまけい:霜島ケイ
絵師  :ギンカ
デザイン:かがやひろし
編集  :大喜戸千文

ボーイミーツガールでファンタジー。割と王道チックですが、細かい部分でいろいろ好きな部分が多いです。
鎮魂屋としては一族の中でもみそっかすな少年トキが、初仕事の中で召喚師の少女マユと出会い、どうにもほっておけなくなり(ぶっちゃけ一目惚れ)、共に旅をするロードノベルです。ありそうで見かけない、ちょっとひねった「召喚」や、下手すると主人公を完全に食ってる「叡智の右手」など細かいギミックがなんだか好み。なんとなく1巻を積んでいて、この度2冊まとめて読んだのですが少年の成長ものとしても期待できそうな予感です。