名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

過去ログ

06/11/16 - の記事

クレイジーカンガルーの夏

タイトル:クレイジーカンガルーの夏(小説:GA文庫)
作者  :よしみあこ:誼阿古
絵師  :藤本みゆき
デザイン:?
編集  :?

うーん……どう紹介するか迷ったけど正直に行きます。
完璧なカテゴリエラー作品。いわゆる「軽小説」を読むつもりで手を出すと失敗するのでご注意ください。いわゆる境界線的な作品にはハードカバーなどでこれまでいろいろお目にかかってきましたが、これは方向性があまりにも一般小説ですね……。

06/11/15 - の記事

本日の名台詞

「あの日記って、鍵がついてなかったように見えたんだけど」
「あたりまえじゃないか。女の子が持つ日記を開ける鍵なんて、最初からないに決まっているさ」
あたしの疑問に、露天商のおじさんが自信たっぷりに答えた。
「それじゃ、欠陥品じゃない」
「人聞きが悪い。乙女の日記ときたら、鍵を持った人はそのうち現われると決まっているんだよ。常識さね」


タイトル:お隣の魔法使い 不思議は二人の使い魔(小説:GA文庫)
作者  :しのさきさみ:篠崎砂美
絵師  :尾谷おさむ
デザイン:?
編集  :?
キャラ :メアリー&露天商のおじさん (16 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

さんざんあっちで語り倒してますが、おすすめです。
詳しくは画像クリックによる紹介をご覧ください。

それでは台詞解説。
露天の怪しげな品物をみたメアリーは、女の子が鍵のかかったままの日記を買っていくのを見たために、どうにも疑問に思って問いただすのですが……。うわあ……いいなあ。こんなやりとりが普通に出てきます。

お隣の魔法使い 不思議は二人の使い魔

タイトル:お隣の魔法使い 不思議は二人の使い魔(小説:GA文庫)
作者  :しのさきさみ:篠崎砂美
絵師  :尾谷おさむ
デザイン:?
編集  :?

うちで紹介する作品の多くは、偏り度が高いものになる傾向がありますが……
このシリーズは「物語」を愛するすべての方におすすめします。それこそ小学生からお年寄りまで。
読んでいるうちに、ホッっとしたり和んだり出来るお話で、ぜひともあわてずのんびりと読んでください。

メアリーと、お隣の謎の青年ツクツクさんが繰り広げるちょっとだけ不思議な日常です。

06/11/14 - の記事

エクスプローラー4 仇敵撃破

タイトル:エクスプローラー4 仇敵撃破(小説:富士見ミステリー文庫)
作者  :きたやまだいし:北山大詩
絵師  :いしだあきら:石田あきら
デザイン:?
編集  :?

便利屋斡旋サイト「エクスプローラー」のすご腕、透は超透視力を持つ少年。その能力を活用してさまざまな依頼をこなしていきます。そこに超聴力も持つ少女・響なども加わり、やがては自分たちの持つ特殊能力の秘密に絡んだ事件にも関わっていくことに……。
第一部完結編。わざわざ第一部と銘打ってるところが気になります。あとがきで短編が出るかも・・・みたいなニュアンスでしたが、売れ行きしだいでは第二部もあり得るのかも。
きれいな、そして見事なクライマックスでした! 4冊というちょうどいい分量でもあるので、便利稼業な活劇を好みな方はぜひお試しください。まっとうにおもしろいです。

本日の名台詞

「あたしは、せんせときずなのこと、お似合いだなんて思わないわ。義理がたいお人よしと、頭のよくないお人よしが一緒になっても、笑って死ねるだけで生きのびられないもの」


タイトル:円環少女 (4) よるべなき鉄槌(小説:スニーカー文庫)
作者  :はせさとし:長谷敏司
絵師  :みゆう:深遊
デザイン:?
編集  :?
キャラ :鴉木メイゼル (49 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

圧倒的に個性的な世界設定と文体と、そしてサドロリ少女をはじめとした印象の強いキャラクター達が特徴のアクションファンタジー。
文体はちょっと読みにくかったり、一度読んだだけでは状況を把握しきれなかったりすることもありますが、要は慣れですし、それでも読みたい!と思わせるだけの吸引力を持ってます。

それでは台詞解説。
メイゼルの魅力というのは、嗜虐的な性格だけでなくそこに冷徹な現状分析も併せ持っている部分にもあるんですが、これはまさに冷徹な部分です

零崎軋識の人間ノック

タイトル:零崎軋識の人間ノック(小説:講談社ノベルス)
作者  :にしおいしん:西尾維新
絵師  :竹
デザイン:?
編集  :?

戯言シリーズ外伝。
時系列的には、戯言シリーズの前に当たります。いろんなキャラの若いころ。一応主役は零崎轢識ということですが、零崎人識、荻原子荻をはじめとした人気キャラの若い頃にまた会える……というのが一番の売りでしょう。ファンにはたまらない一冊。
個人的には荻原子荻分を大量摂取できたので大満足です。

06/11/13 - の記事

本日の名台詞

「……ボクも。新世界の、神になる」
「ま~すたああああああぁ~~!? そんなノートどこにもないのですよ~っ!?」


タイトル:戦闘城塞マスラヲ Vol.1負け犬にウイルス(小説:スニーカー文庫)
作者  :はやしともあき:林トモアキ
絵師  :上田夢人
デザイン:なか:中デザイン事務所
編集  :?
キャラ :ヒデオ&ウィル子 (171 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

暴走全開なハイテンションコメディ&アクション。お・り・が・みの続編ですが、いきなりこれを読んでも大丈夫なので、これ読んでおもしろかったら改めて読むかどうか検討してみるという手も使えます。
無敵の主人公が敵をばったばったと……ではなく、ハッタリ上等・誤解上等で詐欺同然に敵を撃破していくノリがまたよいのです。

さてそれでは台詞解説……はある意味無用というか(笑)
笑える人だけ笑ってください。

2006年11月 の新刊情報 GA文庫

メイド刑事もポリフォニカも気になるところだが、それよりなにより「お隣の魔法使い」の続編が!

お隣の魔法使い 不思議は二人の使い魔 篠崎砂美
神曲奏界ポリフォニカ インフィニティ・ホワイト 高殿円
クレイジーカンガルーの夏 誼阿古
レディ・ジェネラル 淑女騎士団3 千田誠行
メイド刑事3 早見裕司

test



60% (3ポイント)
40% (2ポイント)
0% (0ポイント)
トータルポイント : 5

06/11/12 - の記事

本日の名台詞

「いかん。もうこんな時間だ。急がねば遅れるぞ」
「え? 遅れるって、何に?」
「部活だ。わたしたちは帰宅部なのだろうが。急いで帰らねば部活動に支障をきたす」
「え……うん、まあ、それはそうだけど……あ。まさか、急がないといけない理由って、それだったの?」
「他にないであろうが」
「……いや、でも」
「たとえそれが些事なことなのだとしても。
入部したからにはわたしは活動を全うするつもりだ。急げ、巽。猫子。帰るぞ」


タイトル:ボクのセカイをまもるヒトex(小説:電撃文庫)
作者  :たにがわながる:谷川流
絵師  :織澤あきふみ
デザイン:?
編集  :?
キャラ :津門綾羽紬(綾羽)&朝凪巽 (186 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

ストーリーとしては、あるひ突然現われた異世界人の美少女と幼女に護衛されることになってしまった(今のところは)全くの普通人である高校生・巽の非日常な日常を描いたコメディです。
なんというか地の文が非常に特徴的で、なんかこう全身全霊好き勝手してる空気が漂ってくるのがいい感じです。真剣にストーリーを追おうなどと肩肘張らずに読むと、かなりいい感じ。無駄に挿絵がエロかったりもします。この斜めッぷりがよいのです。

魔法少女リリカルなのはA's フェイト・テスタロッサ ( 1/8スケール PVC製 塗装済 完成品 )

タイトル:魔法少女リリカルなのはA's フェイト・テスタロッサ ( 1/8スケール PVC製 塗装済 完成品 )(その他)
作者  :あるたー:アルター
絵師  :?
デザイン:?
編集  :?

12月25日発売。
ついカッとなって予約した。

参考:アルター公式サイト
チャット中に、フィギュア熱が盛り上がってしまい周りに焚きつけられたのもあってとうとう予約をしてしまいました。食玩とかの小さい奴は別として、ちゃんとしたフィギュアを買うのはこれが初めて。
いやーこう、ただ立ってるだけのフィギュアには全く興味をそそられないんですが、かっこいいアクションを取っているやつには強烈に惹かれるんですよねえ……
このフェイトは、躍動感もいいですが表情が凛々しい!

ああ、早く来ないかな。

06/11/11 - の記事

サインをつかめ!

タイトル:サインをつかめ!(小説:電撃文庫)
作者  :はせがわまさし:長谷川昌史
絵師  :桜井熾竜
デザイン:?
編集  :?

学園ミステリ風。4人のメインキャラによる、視点切り替え方式です。サインを信じれば必ず願いはかなう!という話。
ぶっちゃけ超がつくご都合主義ですが、ここまでくればいっそ清々しいですええ。

皇帝ペンギンが翔んだ空

タイトル:皇帝ペンギンが翔んだ空(小説:電撃文庫)
作者  :さいきりゅーじ:祭紀りゅーじ
絵師  :Kアニキ
デザイン:?
編集  :?

幽霊の出る片田舎の城の管理人のシスター奮闘記……とでもしておきます。
コメディ要素は割とあるようにみえて、実はそれほどでもなかったりします。
ストーリーはなかなかいいのですが、一人一人のキャラは薄いため。あまり特定のキャラを追いかけずストーリーを楽しむ方向け。あとがきには続編を匂わせるような感じもありますが、1巻できっちり話は片が付いてますね。

06/11/10 - の記事

本日の名台詞

「ギーメル・ワウ・サーメク・トゥ! 王国は成立した。我々はこの地上に、新たな国の始動を宣言する!」


タイトル:モノケロスの魔杖は穿つ(小説:MF文庫J)
作者  :いとこうへい:伊都工平
絵師  :巳島
デザイン:?
編集  :?
キャラ :真名辺麻奈 (248 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

1巻の最後でやられた!と思うような、そんな濃い設定がいっぱい詰まった魔法ファンタジー&建国ものです。
王国を作るといっても、「魔術的に国を作る」というものなんで、これまたハッタリのオンパレード。建国の条件とかとにかく趣味的としかいいようのない世界です。本文も読みやすいとは言えませんが、一度ハマったら病みつきになるでしょう。イチオシです。

それでは台詞解説。
建国の瞬間、仕上げの魔法発動がこれ。この建国した場所がまた実に「らしい」んですが、それは読んでお確かめください。

ボクのセカイをまもるヒトex

タイトル:ボクのセカイをまもるヒトex(小説:電撃文庫)
作者  :たにがわながる:谷川流
絵師  :織澤あきふみ
デザイン:?
編集  :?

一読すればわかりますが、谷川流が心の赴くままけっこう好き勝手に書いてるシリーズです。
いわゆる現代ファンタジーの部類ですが、主人公や登場人物、時には作中の設定についても地の文でツッコミが入るような小説になっているので、好き嫌いは少し分かれるかもしれません。
あ、それと割と大きな要素だと思うんですが、作者の意向かはたまた編集の趣味なのか挿絵が狙ったようにことごとくエロいものばかりというのは……おもしろいからもっとやってください(笑) 電車で読むのがちょっとアレかもしれませんが。

タザリア王国物語2 黒狼の騎士

タイトル:タザリア王国物語2 黒狼の騎士(小説:電撃文庫)
作者  :スズキヒサシ
絵師  :あづみ冬留
デザイン:?
編集  :?

リネア様の出番がほとんどなかった……ちくしょう、ちくしょう……
などという私情はさておき、影武者がいろいろ悲惨な目に遭いながら健気にがんばる話というよりも、いわゆる戦記ものっぽくなってきました。たぶんほんとはそういう話です。
一部のファンの間では、リネア様の嗜虐趣味を見守るという趣旨が違う話になってますが気にしてはいけません。私も含めて。

七不思議の作り方

タイトル:七不思議の作り方(小説:電撃文庫)
作者  :さたけあきら:佐竹彬
絵師  :千野えなが
デザイン:?
編集  :?

学校の七不思議。でもホラーではないです。以上説明終わり。

06/11/09 - の記事

天空のアルカミレス (3)

タイトル:天空のアルカミレス (3)(小説:電撃文庫)
作者  :みかみえん:三上延
絵師  :純珪一
デザイン:?
編集  :?

現代ファンタジー。
細かいストーリーについては触れません。というより大事な部分はそこにあらず。この作者さんの作品には共通していますが、キーワードは幼馴染みと友達以上恋人未満です。
強度な幼馴染みストであり、幼馴染みな関係を書かせたら右に出る者はないのではないか、という作者の人ですが、このシリーズでは幼馴染みは脇……と見せかけてやっぱりあれでした。
そして、側で生活を続けるうちに、徐々に気になり始め、そして自分にとって特別な存在であることを意識しはじめる……そんな微妙で繊細な感情の描写が非常に冴えているのです。そういうのをお求めの方で、もしもまだ手を出していないようなら今すぐ書店にゴーなのですええ。

今日からいろいろ精進します(汗

えーっと、ようやく懸案事項がひとつ片付いて体が空きました。
いろいろやるべきことが山積みになっていて頭を抱えたい気分ですが、同人誌のこととか人気投票とか今週末までにはどうにか手をつけたいと思います……

そういえば全然脈絡ない話なのですが、某所で「なぜ〆切り前になるとオフロのカビ取りをしたくなるのでしょうか……」という、笑うに笑えない話が(でも笑う!)
やっぱり人間追い詰められると、意味不明な行動を取りたくなるもんですかねえ。私が遠い昔、まだ学生だった頃にはテスト前になると銀英伝一気読みとかしてましたが。
だめじゃん。

ボトルネック

タイトル:ボトルネック(小説:新潮社)
作者  :よねざわほのぶ:米澤穂信
絵師  :?
デザイン:?
編集  :?

すいません、やっと読み終えました……最近まで本が地層に埋もれてまして(汗

痛い、あまりにも痛々しい青春です。塩辛いなどという言葉ではこの読後感は表現しがたいです。
特に終盤の展開は吐血もの。いやそれぐらいグサッと来ます。

06/11/08 - の記事

本日の名台詞

「何で――
何で勝手にケンカして負けるの!」
「いや、だって俺、別に強くないし。暴力苦手だし。これからも強くならないと思うし」
「当たり前でしょう。想像がつきませんよ!? ヒロさんは馬鹿なことは憶えなくていいんです」
「分かってるよ。ただそれでもケンカしに行かなきゃならない時があるなら、行って負けてくるしかないじゃん」


タイトル:モノケロスの魔杖は穿つ(小説:MF文庫J)
作者  :いとこうへい:伊都工平
絵師  :巳島
デザイン:?
編集  :?
キャラ :長川律&ヒロ (30 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

趣味的!の一言に尽きる魔法ファンタジーにして、現代王国建設物語。大好きです。早く続き出ろ。

それでは台詞解説。
ちょっと分かりにくいと思いますが……側に割と仲良くしてる女の子がいて、その子は割と悪目立ちするので変な不良とかにも目をつけられやすい。で、それをしった特に腕っ節の強くない主人公はそれでもなんとかしようと動いて、でも負けてきた。そんな流れです。
負けるとわかっていてもやらねばならんのだ! ま、そういうこと。

アダルシャンの花嫁 シェーンベルムの騎士

タイトル:アダルシャンの花嫁 シェーンベルムの騎士(小説:角川ビーンズ文庫)
作者  :あめかわめぐみ:雨川恵
絵師  :桃季さえ
デザイン:?
編集  :?

アダルシャンの花嫁シリーズもいよいよ佳境。次の巻で完結です。
強大な帝国カストリアに、抵抗を続ける片田舎の国家アダルシャン。黒い悪魔とまで言われる王弟アレクシードの活躍に帝国は融和政策をとり、人質として花嫁に差し出してきたのが、まだ10歳の末姫ユスティニア。
アレクシードはこの勝ち気な姫をどう扱うか困ってしまい……。

ビーンズ文庫なんであまり読んでる人はいないでしょうが、これも立派に10歳ヒロインの話なのですええ。というか、少女小説だと幼いヒロインというのはそんなに珍しいわけでもなかったりといいつつ具体例が思い付かずお茶を濁してむにゅむにゅ。

2006年11月 の新刊情報 富士見ミステリー文庫

両方安定株なんで、特に意見無し。……とうとう天下の山鹿弁護士も被告人扱いのようで(笑)

タクティカル・ジャッジメント9 被告人・山鹿善行 師走トオル
エクスプローラー4 仇敵撃破 北山大詩

06/11/07 - の記事

本日の名台詞

「軽い、気持ちで?」
「一人やないっちゅうことは、そういうことやろ。明るく、楽しくな。くだらんことでも笑て話せる相手がおうっちゅうことや。なんや面倒があったときもな、ようするに、明日、まらみんなで笑うために頑張るのんとちゃうか。あとのことは、オマケみたいなもにゃねん。あくまで、わしにゆわせれば、やけどな」


タイトル:薔薇のマリア (6) .BLOODRED SINGROOVE(小説:スニーカー文庫)
作者  :じゅうもんじあお:十文字青
絵師  :BUNBUN
デザイン:?
編集  :?
キャラ :マリアローズ&カタリ (211 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

作品説明は省略。

さてさて台詞解説。
迷惑をかけることもない、よけいなことも考えないからずっと今までは一人でいたマリアローズ。だから仲間ができてもなかなか気楽に考えることができません。そんなマリアの考えをカタリが修正しているシーンです。うーん、おちゃらけてるだけじゃなく、やるときゃやりますね!カタリ。
ここまで達観できているからこそ、普段のあのお気楽な態度が出てくるのかも。

薔薇のマリア (6) .BLOODRED SINGROOVE

タイトル:薔薇のマリア (6) .BLOODRED SINGROOVE(小説:スニーカー文庫)
作者  :じゅうもんじあお:十文字青
絵師  :BUNBUN
デザイン:?
編集  :?

RPG的な感覚と、緊迫感のある戦闘と、マリアローズの精神的な成長を描くファンタジー。
この巻では今までいろいろ動いていた物事が一気に解放され、世界が局地戦から世界規模に広がった感じです。
マリアたちもかなり激しい戦闘に突入。なかなかマリアは悩みを完全にふっきれてはいないようですが、それもまたいいのです。人間、そんな簡単にすべての悩みを吹き飛ばせるなら苦労はない。あとピーがピーでピーという怒濤の展開

2006年11月 の新刊情報

新シリーズとかいろいろ出てきてますが、あえて!
タザリア王国物語2巻に注目したいと思います。さあ、リネア様はどんな活躍をみせてくれるのか!

いぬかみっ!11 有沢まみず
我が家のお稲荷さま。 (6) 柴村仁
鳥籠荘の今日も眠たい住人たち (1) 壁井ユカコ
ボクのセカイをまもるヒトex 谷川流
小さな国の救世主3 いまどき英雄の巻 鷹見一幸
タザリア王国物語2 黒狼の騎士 スズキヒサシ
天空のアルカミレス III アルカミレスキラー・ガール 三上延

絶世少女ディフェンソル (4)

タイトル:絶世少女ディフェンソル (4)(小説:電撃文庫)
作者  :まさとまき:マサト真希
絵師  :芳住和之
デザイン:?
編集  :?

(文案整理中)

06/11/06 - の記事

本日の名台詞

「ボーイ。たいせつなもののことを思っていたければ、戦いではどんな手を使っても勝ちなサイ。人間は、死に際に、自分自身であることすらできまセンヨ」


タイトル:円環少女 (4) よるべなき鉄槌(小説:スニーカー文庫)
作者  :はせさとし:長谷敏司
絵師  :みゆう:深遊
デザイン:?
編集  :?
キャラ :王子護ハウゼン (188 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

えーと、連休中は忙しくて本読んでる暇がなかったので、代わりと言っちゃなんですが台詞を特例で2つ放出してみました。

サドロリヒロインという新境地?を開拓し(笑)、戦闘や魔法設定も実に趣味的なアクションファンタジー小説の第4巻。今日もメイゼルの嗜虐趣味が冴えてます。

それでは台詞解説。
4巻は仁の過去話なんですが、まだ仁が駆け出しのころにろくな働きもできず死を覚悟した際、大切だ思っていた人のことを思い出しもしなかったそのことが話題になってます。戦いはいつも残酷で、きれいな死に方はお話の中だけなのだというそういうこと。

本日の名台詞

「あのさ、お父さん」
「なんだ」
「あのね……わたしの……この身体ってさ。えっちなこと、で……できるの、かな?」


タイトル:超鋼女セーラ(小説:HJ文庫)
作者  :てらだとものり:寺田とものり
絵師  :あいん:Ein
デザイン:?
編集  :?
キャラ :セーラ (111 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

ロボット少女ラブコメ小説。
長期化していないという点もありますが、護くんに女神の祝福を!に並ぶか、ところによってはそれ以上にニヤニヤできるラブラブを楽しんでください。

さて、台詞なんですが……
セーラはロボット少女なので、彼氏ができて甘いラブラブ街道をひた走ってるのはいいけれど、その先が気になりだしたというわけです。この直後の父親の反応がまたいいんだこれが!

06/11/04 - の記事

本日の名台詞

「あとね、お願いがあるの」
「なんですか?」
「ほかの人のお弁当、食べないで」
「え?」
「食べちゃいやだ」


タイトル:超鋼女セーラ(小説:HJ文庫)
作者  :てらだとものり:寺田とものり
絵師  :あいん:Ein
デザイン:?
編集  :?
キャラ :セーラ&瀬戸茸味 (322 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

先輩でロボ娘なセーラのかわいさに悶絶してしまえー!という作品です。
ロボットバトル?なにそれ?>問題発言
ちなみにAIとして知性の有無に苦悩したりするようなタイプの作品ではないので、その辺ご承知ください。

それでは台詞解説。
バカップル街道一直線のセーラと茸味。なのですが、ちょっとしたいきさつから他の子のお弁当を茸味が食べてしまったことへの言及です。くわーなんてかわいいんだ!