名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

過去ログ

06/08/15 - の記事

断章のグリム (2)

タイトル:断章のグリム (2)(小説:電撃文庫)
作者  :こうだがくと:甲田学人
絵師  :三日月かける
デザイン:?
編集  :?

一部では今流行の学園異能(笑)っぽいなどとも言われていた「断章のグリム」ですが、2巻に入っていよいよ甲田節に本格的に火がついてきた感じです。
この作品の本質はやはりどこまでもホラーですね。
なんといってもいろんな描写の実に痛いこと! 描写されているシーンを想像すると全身がぞわぞわします。
今までと違ってモチーフを童話にしているため、怪談話のような足元から湧き上がる恐怖こそ薄いですが、実際呼んでみるとやはり怖いものは怖い!

本日の名台詞

悪い虫は魔法で人間に変身させればいい。


タイトル:天使のレシピ (2)(小説:電撃文庫)
作者  :おとぎまくら:御伽枕
絵師  :松竜
デザイン:?
編集  :?
キャラ :上田千波 (140 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

直球ど真ん中の恋愛ストーリー。
内容的にいきなり2巻から読み始めても不都合のない作りになってますので、2巻しか見あたらない時はこれからスタートするのもありです。それと目に見えて2巻になって表現とかいろんな部分が進化してます。新人さんの作品は、これはがあるから読むのをやめられないのです(笑)
おすすめ。

それでは台詞解説。
相手や彼氏の真意は不明だけど、自分の目から見て彼氏を横取りしようとしているように思える「邪魔な悪い虫」が現われたらどうするのか? 嫉妬して排除してしまいたくなるのが恋愛感情というもの。でも、単純に「悪い虫」として片付けてしまっていいのか?

天使のレシピ (2)

タイトル:天使のレシピ (2)(小説:電撃文庫)
作者  :おとぎまくら:御伽枕
絵師  :松竜
デザイン:?
編集  :?

まず一番最初に声を大にして言いたいです。
2巻になって、内容がすごく進化しました! 恋愛ものを読む方にはだんぜんおすすめ。
1巻を読んでおくにこしたことはないですが、極端な話2巻から入ってしまうのもありです。

この「天使のレシピ」シリーズは、人の不完全な感情を修復するのが仕事の天使を鍵とした恋愛小説です。ただ、天使というのは鍵となっているだけで基本的には直球ど真ん中の青春恋愛ストーリー。正直なところを言ってしまうと天使がいなくても普通に成立するお話です。

06/08/14 - の記事

本日の名台詞

「三月くん」
「な、なに……?」
「ありがとう、助けてくれて。――とっても格好悪かったですよ」


タイトル:十三番目のアリス(小説:電撃文庫)
作者  :ふしみつかさ:伏見つかさ
絵師  :シコルスキー
デザイン:?
編集  :?
キャラ :アリス&三月 (37 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

ちょっとSが入ってる(笑)ツンデレお嬢様による一人称(三人称ですが、視点としてはアリス視点なのです)な学園異能。
時間の都合で説明をこの程度で省略しますが、表紙絵と今の説明でん?と思える人なら買ってokです。
ストーリー的には電撃文庫の王道的なところがありますが、キャラクター描写が好きですええ。

で、普段幼馴染みをさんざんいいように振り回しておいてこの台詞。
しかも微妙にひねりがはいってるあたり凶悪です

2006年8月 の新刊情報 GA文庫

魔法少年育成センターはこっちで仕切り直しの模様です。あと「ぶたぶた」シリーズの作者・矢崎存美さんによる新作とか、新人さんとかポリ黒2巻とか非常に興味をそそられるラインナップですね。

花守 越後屋鉄舟
はうはう 蕪木統文
神様が用意してくれた場所 矢崎存美
神曲奏界ポリフォニカ サイレント・ブラック 大迫純一
ここは魔法少年育成センター 久美沙織

ここは魔法少年育成センター

タイトル:ここは魔法少年育成センター(小説:GA文庫)
作者  :くみさおり:久美沙織
絵師  :なるしまゆり
デザイン:?
編集  :?

(文案整理中)

06/08/13 - の記事

夏コミのご報告

夏コミ、どうにか終了。
スペースに来てくださったすべての方に感謝します。どうもありがとうございました!
 参考:「まいじゃー推進委員会!」は夏コミにサークル参加します。

●お・り・が・み初心者読本(CD)80部は、11:30頃
●とある魔術の応援目録 200部は 13:30頃
両者共に完売してしまい、買えなかった方がたくさんいらっしゃる申し訳ないことになってしまいました。どうもご迷惑をおかけしました(汗

06/08/12 - の記事

本日の名台詞

「成功、失敗に関わらず、この任務が終われば、アンジェリカという人間は死に、私は新たな名を得て、別の任務につきます。それが私達の使命であり、生き方ですから」
「決まった名前を持っていなくても――今、君はちゃんと、ここにいるよ」


タイトル:空ノ鐘の響く惑星(ほし)で (11)(小説:電撃文庫)
作者  :わたせそういちろう:渡瀬草一郎
絵師  :いわさきみなこ:岩崎美奈子
デザイン:?
編集  :?
キャラ :アンジェリカ&シュナイク (54 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

自動更新で記事が上がるように設定してあります。
この記事上がる頃には、たぶん夏コミという戦場にいざ向かわんと進軍ラッパを吹き鳴らしている頃だと思います。がんばれ自分。

よくよく考えると、空鐘ってやたらカップル率高くないですかね? 完全フリーの人間の方が少ないような? まあなんでもいいんですが!

さて台詞解説。
アンジェリカは間諜。こういうスパイの任についている人間は、あえて本来の名前を持たず、その時々で移り変わる任務でのかりそめの名前がすべてだったりします。アンジェリカもそういう仮の名前にすぎません。

06/08/11 - の記事

本日の名台詞

「……そんなに凄いのか?」
「そんな、大袈裟な。ただの栄養補給の薬です。でも、人間のもつ治癒力を高める効果もありますから、軽い風邪ならこじらせることなくすぐに治してしまいます。胃腸にも優しいですから、身体に負担もかかりません」
「で、でも、舌と喉と精神にはすごい負担が……!」


タイトル:空ノ鐘の響く惑星(ほし)で (11)(小説:電撃文庫)
作者  :わたせそういちろう:渡瀬草一郎
絵師  :いわさきみなこ:岩崎美奈子
デザイン:?
編集  :?
キャラ :ディアメル&シュナイク&ライナスティ (42 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

本人は夏コミに参加中なのですが、自動更新で記事だけはあがってくるようにしておきました。
がんばれコビトさん。

良質ファンタジーです。
ナノですが本日の台詞はガス抜きモード。コメディモードです。
風邪引いてダウンして、怪しげな薬を飲まされるライナスティ。おいたわしや。ですが、その部分の描写をみるとわかりますがディアメルに介抱してもらっているあたり、なんだかんだいいつつラブですねえ。

06/08/10 - の記事

夏コミで不在になります。

夏コミ参加のため、木曜夜から日曜夜まで管理人は不在です。
更新も原則停止します……が、名台詞に関しては自動更新がかかるように仕込んでおいたので金・土については更新されますのでよろしく。

なお、管理人宛にお急ぎの用事がある時は携帯か携帯メール、もしくはメールフォームをご利用ください(携帯メールに転送されるように設定しておきました)。

8月12日、夏コミにて君を待つ!

夏コミ参戦!(詳しくは上に記述あり)
二日目 8月12日(土) 東地区 “ニ”ブロック 07aでお待ちしています。

 

本日の名台詞

「ゆっくりでいいんだ。何ヶ月かかろうと、何年かかろうと――」
「たとえ咲かなくたって、俺はいつまでも待ってやるよ」


タイトル:薔薇のマリアVer1 つぼみのコロナ(小説:スニーカー文庫)
作者  :じゅうもんじあお:十文字青
絵師  :BUNBUN
デザイン:?
編集  :?
キャラ :レニィ (314 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

説明は……画像クリックからどうぞ(汗 時間がなくて……

いろいろわけありで、まともに魔法を使えないコロナ。そんなコロナを支えているのがレニィです。どうしようもなく「愛」の為せる技です。
それが証拠にこの台詞! なんとまあ……愛ですねえ……。

メルティブラッド アクトカデンツァ

タイトル:メルティブラッド アクトカデンツァ(ゲーム)
作者  :?
絵師  :?
デザイン:?
編集  :?

月姫キャラによる対戦格闘ゲーム。フルボイス対応とのこと。
これっぽちもまいじゃーではありませんが、私の趣味!ということで。2006/8/10発売です。

06/08/09 - の記事

本日の名台詞

「生まれながらに美しいなんて、ずるいやつってことですよ、先輩」
「それは、それはわたしの責任では」
「だって、ほとんどの人間は、ふつうなのよ。先輩。ふつう」
「はぁ」
「ねぇ、でも、十六歳で。まだ十六歳で、先輩みたいにとくべつな同性を見てしまったら。それが恋敵で、わたしを気にしてもいなかったら。
これからさきのながいながーい人生をですね、先輩。ちっともとくべつじゃない自分とむきあいながら、わたし、どうやって生きてくの?」


タイトル:少女七竈と七人の可愛そうな大人(小説)
作者  :さくらばかずき:桜庭一樹
絵師  :?
デザイン:?
編集  :?
キャラ :緒方みすず&川村七竈 (116 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

親の「いんらん」によって、父親のわからない状態で生まれ育った少女・川村七竈は、その出自とあまりにも目立つ飛び抜けた容姿で周りから浮いているちょっと変わった存在。
そんな少女七竈と、彼女の恋愛模様、そして親だったかもしれない大人たちを巡る物語です。
おもしろい……というか、特徴的なのは(別にこの作品に限ったことではありませんが)会話とは自体は浮世離れしていて、おとぎ話のような感覚であるはずなのにそこから描き出される多感な少女の心情表現はこのうえなくリアルに感じることでしょうか。

楓の剣! (3)

タイトル:楓の剣! (3)(小説:富士見ミステリー文庫)
作者  :かたやまわか:かたやま和華
絵師  :梶山ミカ
デザイン:?
編集  :?

(文案整理中)

2006年8月 の新刊情報 富士見ミステリー文庫

ヒドラ―HYDRA― 2 吉田茄矢
マルタ・サギーは探偵ですか?3 ニッポンのドクトル・バーチ 野梨原花南
エクスプローラー3 白黒乱舞 北山大詩
楓の剣! 三―かげろふ人形 かたやま和華

06/08/08 - の記事

本日の名台詞

わたし、川村七竈十七歳はたいへん遺憾ながら、美しく生まれてしまった。
母がいんらんだと娘が美しく生まれるものだとばかけだ仮説を唱えたのは親友の雪風だが、しかし遺憾ながらそれは当たらずとも遠からずなのである。わたしは母のいんらんのせいで非常に肩身のせまい少女時代を余儀なくされている。男たちはわたしの顔を、からだをじろじろと眺めまわす。母から継がれたなにかがしらず流れ出しているのを感じて、わたしは身をすくめる、おとなの男たちからじろじろと眺めまわされるたびにわたしは怒りを感じる。母に。世界に。
男たちなど滅びてしまえ。吹け、滅びの風。


タイトル:少女七竈と七人の可愛そうな大人(小説)
作者  :さくらばかずき:桜庭一樹
絵師  :?
デザイン:?
編集  :?
キャラ :川村七竈 (25 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

名台詞というよりかは、描写の方向性を例示したという感じになってます。
なお作品説明は画像クリックで……じ、時間がね(汗
恋愛小説です。ハードカバーですがおすすめです。あ、微妙にニヤリと出来るのが七竈の趣味なんですが……あえて伏せておくとしましょう。私は例によって何も予備知識のないまま読んだので、かなりツボでした(笑)。

少女七竈と七人の可愛そうな大人

タイトル:少女七竈と七人の可愛そうな大人(小説)
作者  :さくらばかずき:桜庭一樹
絵師  :?
デザイン:?
編集  :?

『野性時代』連載に加筆訂正のうえ書籍化されたものです。
視点を様々な人物から書いた、連作短編形式。
25歳になるまで、平凡極まりない生活を送っていた女がある日、「いんらん」にめざめて男遊びを始めた結果、誰が父親かわからない娘・七竈が生まれます。
そんな母を持った少女七竈が主役。ただ、視点が複数だけにあくまでも物語の中心が七竈というだけで、話は様々ですね。

「荒野の恋」を気に入っている方なら、まず間違いなくこの作品も楽しめるのではないかと思います。文章表現の仕方がどうしようもなく好きですね。ただ、一応一般小説の部類に入る話なのでさすがにGOSICKのような分りやすい「萌え」描写はありません。そういう系統をお好みの場合はちょっと方向性が違うかもしれません。

2006年8月 の新刊情報 電撃文庫

しにがみのバラッド。 (9) ハセガワケイスケ
いぬかみっ!10 有沢まみず
半分の月がのぼる空8 another side of the moon-last quarter 橋本紡
デュアン・サーク II (7) 烈火錯乱 <上> 深沢美潮
私立! 三十三間堂学院 (4) 佐藤ケイ
デュラララ!!×3 成田良悟
麒麟は一途に恋をする6 志村一矢
オオカミさんと七人の仲間たち 沖田雅
ストロベリー・パニック! (2) 公野櫻子
天使のレシピ2 御伽枕
トリックスターズM 久住四季
サンダーガール!3 闇ノ宮 鈴木鈴

トリックスターズM

タイトル:トリックスターズM(小説:電撃文庫)
作者  :くずみしき:久住四季
絵師  :甘塩コメコ
デザイン:?
編集  :?

(文案整理中)

私立!三十三間堂学院 (4)

タイトル:私立!三十三間堂学院 (4)(小説:電撃文庫)
作者  :さとうけい:佐藤ケイ
絵師  :かみやまねき
デザイン:?
編集  :?

(文案整理中)

半分の月がのぼる空 (8)

タイトル:半分の月がのぼる空 (8)(小説:電撃文庫)
作者  :はしもとつむぐ:橋本紡
絵師  :山本ケイジ
デザイン:?
編集  :?

(文案整理中)

いぬかみっ! (10)

タイトル:いぬかみっ! (10)(小説:電撃文庫)
作者  :ありさわまみず:有沢まみず
絵師  :若月神無
デザイン:?
編集  :?

(文案整理中)

しにがみのバラッド。 (9)

タイトル:しにがみのバラッド。 (9)(小説:電撃文庫)
作者  :はせがわけいすけ:ハセガワケイスケ
絵師  :七草
デザイン:?
編集  :?

(文案整理中)

06/08/07 - の記事

本日の名台詞

「……逃げるなっ」
「逃げるな……っ、イルク・アトルス……! 会いに来たんじゃないのか……っ!」


タイトル:あしたびより I(小説:HJ文庫)
作者  :あまもりまもる:雨森麻杜
絵師  :下北澤鈴成
デザイン:?
編集  :?
キャラ :ルシア (0 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

はいはい、例によって一度スイッチが入ったらしつこく推すのが私のスタイルですから(笑
というわけで「あしたびより」の名台詞紹介も3日目。もう書くネタも尽きましたが、
ボーイミーツガールとして実にいい話なのです!と繰り返しておきます。

ではでは台詞解説。
お互いに気まずい別れ方をしてしまい、あるいはこれで終わり?いやいやそうはいきませぬ。みたいな。
実はルシアはどっちかというと控えめな性格をしてます。間違っても男勝りの性格というわけではない。

06/08/06 - の記事

本日の名台詞

「……私が頑張って話してるんだから、聞かないなんて、なしだよ」


タイトル:あしたびより I(小説:HJ文庫)
作者  :あまもりまもる:雨森麻杜
絵師  :下北澤鈴成
デザイン:?
編集  :?
キャラ :ルシア (212 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

実によいボーイーミーツガールなのです。1って書いてありますが、綺麗に終わってるので安心して手を出してもらってokです。

それでは台詞解説。
一見普通の台詞なんですが、前提条件として、ルシアが今まで隠してきた自分の過去について語っています。それもかなり無理をして。
ああもうなんて健気なんでしょう、ルシアさん。ふとした時に出てくる台詞や表情ですっかり参ってしまいましたですよ!

My Merry May with be (2800コレクション)

タイトル:My Merry May with be (2800コレクション)(ゲーム)
作者  :?
絵師  :?
デザイン:?
編集  :?

8/24発売だったのを、なんでか知りませんが突然思い出したので登録してみんとす。
「My Merry May」と、「My Merry Maybe」を1つに合わせ、更に、新規要素や新規追加シナリオやグラフィックを収録! 好評だったアペンドストーリー(Official&User)も全て収録!

……というのが、「My Merry May with be」(通称MMMbe)の製品内容なので、まあそのままだと思います。
いわゆるギャルゲーなビジュアルノベル。ネタバレが絡むのであまり突っ込んだ内容に触れられませんが、AI好きがすっ転ぶ内容です。特にメインヒロインよりも、サブヒロイン絡み。特にリースシナリオあたりがむしろ真の?AI好きの真骨頂とも言えそうな内容ですので、安くなるこの機会にお買い求めになるというのもありではないかと。

06/08/05 - の記事

時をかける少女、見てきました。

余計な予備知識などなしでいいでしょう。
実にすばらしい青春SFストーリーでした。

SF的にいろいろ考えると「ん?」と思う点は出てきますがそういう野暮を言う物語ではないので、気になりませんでした。早くDVDにならないかなー。
あとはゲド戦記も鑑賞して、自分なりの費用対効果比較をしてみたいと思ってますが……。
なお、参考として以前公開していたサマー/タイム/トラベラーで言及された作品リストを復活させてみました。

本日の名台詞

「……イルク」
「どうした?」
「あのね……お昼、帰ってきてから……私言ったよね」
「あぁ……言ったな」
「私のこと忘れて、って……」
「……うん」
「あの……ね、あの……
……やっぱり、あれ、止める。
私のこと、忘れないで……」


タイトル:あしたびより I(小説:HJ文庫)
作者  :あまもりまもる:雨森麻杜
絵師  :下北澤鈴成
デザイン:?
編集  :?
キャラ :ルシア&イルク (205 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

1巻と銘打ってますが、この巻で綺麗にまとまっている良質ボーイミーツガールです。
実にいいものです。この説明で足りなければ画像クリックするよろし。

それでは台詞解説。
……説明などという無粋なものは必要ない気がします。ええ。半ば仲直り的な意味も含んでますが、みたまんま会話のまんまです。私はこの台詞でトドメをさされましたですええ。

あしたびより I

タイトル:あしたびより I(小説:HJ文庫)
作者  :あまもりまもる:雨森麻杜
絵師  :下北澤鈴成
デザイン:?
編集  :?

これは良質なボーイミーツガールです。

メイドのルシアによる、少々気になる日記描写から始まる物語。彼女にとっての日記とは特別な意味を持ち、しかし楽しいというわけでもない他の人とは違う意味を持ったこと。
そんなルシアはある日、街で起きた小さな事件がきっかけで一人の少年・イルクと知り合う。意気投合する二人の仲は、しかしイルクの秘密を知ったことでルシアの態度は急によそよそしいものになり……。

だめです。あまりにも物語の核心とあらすじが密接に関わってるのでネタバレが危険で何も言えません!
できたら、裏表紙に載っているあらすじも目を通さずに本編にを読まれた方が新鮮なおもしろさを保ったままでいられると思います。よけいな知識を入れずに読むのを推奨します。