名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

過去ログ

06/10/16 - の記事

本日の名台詞

「お嬢さま、わたしは、あなたのことが好きです」
「今すぐには、無理かもしれません。けれど、きっといつか、あなたのすべてを受け入れても大丈夫なように、強くなって見せます。
わたしも、神曲楽士になります。そして、世界の困っている人々のために役に立ちたい。でも、いつでも一番美しい曲は、だれよりも前に、あなたに捧げます。プリムローズ」


タイトル:神曲奏界ポリフォニカ エターナル・ホワイト(小説:GA文庫)
作者  :たかどのまどか:高殿円
絵師  :きなこひろ
デザイン:?
編集  :?
キャラ :スノウホワイト (329 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

勢いにのるポリフォニカシリーズの中で、過去編に当たる話。何かと関連してくる話も多いので、ポリフォニカシリーズを好きな方はできれば、キネティックノベルも含めて全作制覇しておいた方がよいと思われます。

さて、それでは名台詞解説。
これ実は、主人公のメイドであるスノウから、主人であるお嬢さまのプリムローズに向けて語っている台詞です。あくまで精神的なものなんですが、途中の物語展開を見れば深く納得してもらえると思いますが百合ん百合んが好きな方もこの作品はぜひお試しいただきたいと思います。

護くんに女神の祝福を! (9)

タイトル:護くんに女神の祝福を! (9)(小説:電撃文庫)
作者  :いわたひろき:岩田洋季
絵師  :佐藤利幸
デザイン:?
編集  :?

魔法のような万能の力・ビアトリス。その力に憧れて、ビアトリスを学ぶために新しく学校にやってきた少年・吉村護と、その彼に入学早々運命的な出会いをしたビアトリス制御の天才「魔女ヴェアトリーチェ」の異名を持つ鷹栖綾子。この二人のラブラブッぷりを中心とした、ラブコメです。

巻が進むにつれ、ラブコメ部分だけでなくビアトリスの謎にまで踏み込むことが多くなり、その過程で護くんは「無自覚」に、他の女の子の好感度を片っ端からあげまくっています。ヒロインとの仲はあまりにも盤石なために、誰が近づこうと当て馬にしかならないのですが、そうとわかっていても楽しく読めますね。
この巻でも一段とフラグを立ててしまったような……なんかもう罪な女殺しさんです護くん。