名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

過去ログ

08/10/07 - の記事

フラグの王子様

タイトル:フラグの王子様(小説:HJ文庫)
作者  :おだきょうだい:織田兄第
絵師  :きくらげ
デザイン:?
編集  :?

ギャルゲフォーマットな萌え系ラブコメはたくさんありますが、さすがにギャルゲのシステムごと取り込んでさらにひねった作品にははじめてお目にかかりました。
ひょんなことから、主人公は重要な岐路に差し掛かると、自分にしか見えないウインドウが展開し、選択肢が表示されその通りに行動する……という妙な力を手に入れることに。
そしてその日から、地味だったはずの彼の日常はにわかにかわいい女の子と妙に接点ができまくるものになってしまたのです!

実は特に期待せず読んだんですが(失礼!)、設定の上手さにやられてけっこうおもしろく読めました。

もふもふっ珠枝さま!

タイトル:もふもふっ珠枝さま!(小説:MF文庫J)
作者  :うちやまやすじろう:内山靖二郎
絵師  :真田茸人
デザイン:?
編集  :?

「神さまのお気に入り」の続編に当たる作品。
家神である、見た目は幼女の珠枝を中心に、いろんな妖怪や妖怪に関わる人間を描いた癒し系妖怪ファンタジー。
神や妖怪を、変わった隣人のような感覚でまったり描写しているのがポイントです。

ぺとぺとさんといろんな面で通じるところがあるので、あっちがokならこちらも読むしかないでしょう。
ただし、初見の方にも入りやすく作ってあるのでとりあえずこれでお試しというのもありでかと。
考えようによっては、作品がかなりこなれてきているのでこっちからの方が入りやすいかもしれません。