名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

過去ログ

08/03/12 - の記事

ROOMシリーズが最後を飾ってしまうのか? 最終鬼畜レーベル富士見ミステリー文庫

タイトルはノリでつけたのであまり気にしないでください(爆)

さて、富士見ミステリー文庫がここ1,2年で急激に刊行点数を減らしているのはご承知の事かと思います。ある時期を境に、急にシリーズ物が次々と風呂敷を畳み、あるシリーズは完結、またあるシリーズは移籍という具合に規模を縮小し、最盛期には1月8冊出たこともある新刊も今では多くて月2冊、時には1冊だけという状態になってしまいました。

本日の名台詞

「あのね里見、私、恋って勝ち取るものだと思うんだ」
「私ね、里見のことが大好きだよ。初恋も里見だった。ずっとずっと里見のことが好きで――今でも里見のことが大好きなんだ。誰にも負けないよ。この想いは、誰にも負けたりなんかしない、おとなしく待ってたりなんかしないんだから。里見! 覚悟しててね!」


タイトル:待ってて藤森くん4(小説:富士見ミステリー文庫)
作者  :いちじょうじかるた:壱乗寺かるた
絵師  :カントク
デザイン:?
編集  :?
キャラ :犬塚吉野 (60 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

藤森くんと、その周りの女の子たちのラブコメ。
多少の紆余曲折はありますが、基本的には1本道なのであまりの優柔不断さに殺意を覚えたりとかはしないです。まっすぐで微笑ましいラブコメ。

それでは台詞解説。
幼馴染みの里見に対するまっすぐな想い。恋に対するひたむきさが伝わってくるようです。

待ってて藤森くん4

タイトル:待ってて藤森くん4(小説:富士見ミステリー文庫)
作者  :いちじょうじかるた:壱乗寺かるた
絵師  :カントク
デザイン:?
編集  :?

いろいろややこしい過去の血縁関係も抱えつつ、基本的にはまっすぐで微笑ましいラブコメ。
このあったかさが持ち味ですねー。
作品的にトロイメライよりは大分おとなしいですが、時折見せる会話の疾走感(というより暴走感?)は健在です。
そんな多少の紆余曲折もあった藤森くんのラブコメも完結。
果たして誰とゴールインするのか?

春期限定いちごタルト事件 前

タイトル:春期限定いちごタルト事件 前(小説)
作者  :?
絵師  :?
デザイン:?
編集  :?

ご存じ、米澤穂信「春期限定いちごタルト事件」の漫画化。
小市民を目指す小鳩くんと小佐内さんは、立派な小市民になれるのか?

えーと、まだ前半部分だけなので小佐内さんは時折頭の回るかわいい子としての描写なんですが、とにかくかわいい。ぜひ側に置いておきたいくらいのかわいさですええ。
後半に入って狼としての本性が発動された時が今から楽しみです。