名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

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08/07/27 - の記事

本日の名台詞

「でも、エミリー様。俺は取り返しのつかない失敗を……」

「貴様の失敗はいつものことだろ」
「一度失敗して、それだけで全てが終わるなら、妾はここに来なかった」
「取り返しのつかない失敗をしたのは妾の方だ」
「今度こそもう終わりだと思った。……だが、まだ妾にはやれることがあった。動かなければ、この手からこぼれ落ちるものを受け止めようとすることもできないと、教えられた。ロッティと、妾の護衛騎士に。……妾の『盾』にな」


タイトル:戦場のエミリー―鉄球姫エミリー第四幕(小説:スーパーダッシュ文庫)
作者  :やなぎたまぞう:八薙玉造
絵師  :瀬之本久史
デザイン:?
編集  :?
キャラ :グレン&エミリー (266 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

容赦のないアクションが好きなら、読むしか!

それでは台詞解説。
ちょっとこの台詞に至る経緯について書いてしまうとネタバレ一直線なのでスルーしますが、グレンの行動に引きずられる形で失意の姫もまた精神的な復活を果たし、今度は逆にグレンに立ち直るきっかけを与えている所です。
いろいろ屈折してはいるけれどやっぱりお似合いの二人だなあ。

戦場のエミリー―鉄球姫エミリー第四幕

タイトル:戦場のエミリー―鉄球姫エミリー第四幕(小説:スーパーダッシュ文庫)
作者  :やなぎたまぞう:八薙玉造
絵師  :瀬之本久史
デザイン:?
編集  :?

鉄球姫との異名をとる、がさつで言葉遣いも乱暴でエロいと三拍子揃った札付きの問題児ながらも、王家の血筋を引く少女である重騎士・エミリー。
そのエミリーを主役に、特殊な金属を使った鎧で身体能力をブーストして戦い、たった一騎でも戦いの趨勢を左右しかねない存在・重騎士たちの血にまみれたアクションです。
たまにぬるい展開になるかと思ったら、あっという間に血みどろで死体量産する展開に戻ってしまうあたりがものすごく特徴的。
アクションとか死人が出る展開が苦手でさえなければおすすめ! 今かなり勢いに乗ってるシリーズです。

ラブ★ゆう 6

タイトル:ラブ★ゆう 6(小説:スーパーダッシュ文庫)
作者  :ななつきたかふみ:七月隆文
絵師  :みけおう
デザイン:?
編集  :?

国民的人気ゲーム「ドラゴンブレス」の中の姫勇者ロザリーが現実世界に現れた?
しかもレベル99(ただしかしこさは40)。そんなメーター振り切れ劇強キャラが、次々に現れみんなしてシュンを好きになってしまったために、日々シュンを勝ち取ろうと醜い女の争いを繰り広げるラブコメ。
……だいたいは上の説明で合ってるはずですええ。
バカ笑いしながら気軽に読む王道ラブコメとしてはおすすめです。
高校の文化祭でドンペリタワー(ただしノンアルコール)とか頭おかしすぎる(笑)

灼熱のエスクード2 LADY STARDUST

タイトル:灼熱のエスクード2 LADY STARDUST(小説:富士見ファンタジア文庫)
作者  :たかねじゅんいちろう:貴子潤一郎
絵師  :?
デザイン:?
編集  :?

相変わらず出番は少ないけどレイニーさんはいいところを総取り。
……と、思っていた訳ですが最後の最後で「ええええええええええええ!?」
いや割と本気でびっくりした。