名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

過去ログ

10/04/14 - の記事

魔界探偵冥王星OウォーキングのW

タイトル:魔界探偵冥王星OウォーキングのW(小説:電撃文庫)
作者  :えちぜんまたろう:越前魔太郎
絵師  :ブリキ
デザイン:?
編集  :?

確かキャッチコピーにはホラーと銘打っていた気がしますが、正直別に怖くはなかったです。スタンドバイミーのような展開もありますが、ちょいとばかしひねりが効きまくっているので好みが分かれるところかも。
そして、この物語を語る上で非常に重要な点がひとつ。

メインキャラには女性は一人もいない!

年齢は問わず。サブキャラではさすがに女性も出ますが、でもメインキャラの親とか、キレたおばさんとかで、十代の少女はゼロ。なんてむぼ……もとい思い切ったことを。
ラブコメ要素一切ないんで、いいかげんそういうのは食傷気味という方に。ただ、ちょっと取り扱い注意。

さくら荘のペットな彼女 2

タイトル:さくら荘のペットな彼女 2(小説:電撃文庫)
作者  :かもしだはじめ:鴨志田一
絵師  :溝口ケージ
デザイン:?
編集  :?

能力はあっても度外れた変人ばかりの集ういわくつきの学生寮・さくら荘。
とある事情でそこの寮住まいを余儀なくされている少年・空太が、新たな寮の住人で一見清楚に見える少女椎名ましろをはじめとして、いいように振り回されてしまう(でもツッコミだけは忘れない)青春コメディ。
もちろんラブコメとしての側面もありますが、青春模様もしくは疑似家族ものとしておすすめ。

今回、超人の方ではなく凡人サイドの完膚無きまでの挫折をきっちり描写したことで、一段階このシリーズに対する評価があがりました。