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人と幻想世界の住人《神話的人類》達が同居する世界の物語。
《神話的人類》絡みの事件捜査を専門とする部署に配置されたジョエルは、最初こそ神話的人類との接し方がわからなかったものの徐々に理解を深めていき、相棒であるヴァンピール（吸血鬼）の青年・カートとも共感を深めていくのですが……。
神話的人類に対する差別、それぞれの種族の生活の違いなど、なかなか描写できそうでできない細かい部分を丁寧に書かれているのが魅力の物語もこれで完結です。
なお、腐女子的妄想の入る余地は十二分にあるものの、内容自体は健全なのでご安心を？

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最初にお断り。ＢＬ小説じゃないですよ？

人と幻想世界の住人《神話的人類》達が同居する世界で、その《神話的人類》絡みの事件捜査を専門とする部署に配置されたジョエル。
人と《神話的人類》の接し方に日々戸惑うジョエルと、コンビを組んでいるヴァンピール（吸血鬼）の青年・カートの日常＆捜査活動を中心に、人と《神話的人類》の日々の暮らしぶりを生き生きと描いています。実に細かい部分まで行き届いた設定が魅力のファンタジーというにはリアルな息づかいのある物語。おすすめ。
2巻では法廷劇まで見られますよ！

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レーベルからしても全く接点のない方が大半だと思いますが、少なくともこの作品についてはＢＬではないのでご安心ください（笑）。ちなみに、作者さんの既刊である「霧の日にはラノンが視える」全４巻も、ＢＬではないです。期待通りのおもしろさでした。

さて、簡単な紹介を。
「神話的人類」と呼ばれる異種族も分け隔てなく受け入れる国・アイオニア連邦の大都市ブルームフィールド市。そこに田舎からはるばる新米の捜査官としてやってきたジョエルの奮戦記です。
「神話的人類」恐怖症なのに、いきなり対神話的人類の専門部署に配置されてしまったジョエルの明日はどっちだ！？というようなノリだと思ってください。