名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

箸井地図

09/12/26 - の記事

15×24 link6

タイトル:15×24 link6(小説:スーパーダッシュ文庫)
作者  :しんじょうかずま:新城カズマ
絵師  :箸井地図
デザイン:?
編集  :?

6巻で序盤から精神世界の大暴走的なノリになった時、いかにもこの作者らしいと思うと同時に、「初見の人はついてこれないんじゃないか?」と不安になりつつ読み進めましたが、最終的には綺麗に着地したんじゃないでしょうか。

ある少年の自殺予告騒ぎに始まる、大晦日の24時間、15人の群像劇もいよいよフィナーレです! あ、もちろんおすすめです。

以下はネタバレ全開の雑感入るんで、未読の人は回避して下さい。

09/12/24 - の記事

15×24 link5

タイトル:15×24 link5(小説:スーパーダッシュ文庫)
作者  :しんじょうかずま:新城カズマ
絵師  :箸井地図
デザイン:?
編集  :?

自殺しようとしている少年・徳永を止めようとしたことから幕を開ける大晦日の一日、15人による群像劇。
状況がどんどん錯綜し、謎が謎を呼び、誰が敵で誰が味方なのかもわからない。
めまぐるしく移り変わるジェットコスーター的な展開は、いったいどこに着地するのか?
おもしろさについては保証つき。

5巻に来ても、まだ驚愕の展開は続きます。こんな状態で引きか! これは即6巻読めってことか!
……まあ、どっちにしろネタバレやばすぎてここじゃ書けませんけど。
というわけで、以下はもう紹介とか全然考えずにキャラのことでも。

09/12/07 - の記事

15×24 link4 Riders of the Mark City

タイトル:15×24 link4 Riders of the Mark City(小説:スーパーダッシュ文庫)
作者  :しんじょうかずま:新城カズマ
絵師  :箸井地図
デザイン:?
編集  :?

徳永準の自殺を止めるために集まった15人の少年少女の視点から送る、大晦日の1日の群像劇。
全6巻予定なので、折り返し点を過ぎたわけですが謎が謎を呼び、味方と思っていた人間は実は裏切り者、事態をもっとも把握していると信じる人間が実はだれも正しく全容を把握していない、15人+αの膨大な人間の思惑が複雑に絡み合って、誰が何のためにどう動いているのか?
これは非常におもしろいです。
まだ完結してないうちから言うのは時期尚早ですが、2009年のライトノベルマイベスト1かもしれません。

09/10/27 - の記事

15×24 link three 「――裏切り者!」

タイトル:15×24 link three 「――裏切り者!」(小説:スーパーダッシュ文庫)
作者  :しんじょうかずま:新城カズマ
絵師  :箸井地図
デザイン:?
編集  :?

3巻にきて、ただ自殺を止めるという話だったはずが、とてつもなく複雑怪奇で着地点の全然読めない話に化けたーっ!!!

ある高校生の自殺を止めるべく、あるいは別の目的を持って、様々な背景を持った15人の24時間が動き出す群像劇。
とにかく大勢の、しかも場合によっては一度も顔を合わせたことのない者同士が互いに自分の思惑で動くために、一枚岩ではないどころか、時には裏で足を引っ張り合うような関係になっているのがミソ。
密度の濃いストーリーを読みたいのであれば、断然おすすめ!!!

09/09/30 - の記事

15×24 link two 大人はわかっちゃくれない

タイトル:15×24 link two 大人はわかっちゃくれない(小説:スーパーダッシュ文庫)
作者  :しんじょうかずま:新城カズマ
絵師  :箸井地図
デザイン:?
編集  :?

15人×24時間の青春群像劇。
学校も、考え方も違う15人の若者たちが、様々な思惑で行動し、てんでバラバラに動いていた事象がやがて一点に収束していきます。
都内をあちこち駆け回る、その疾走感は半端ない!

09/09/29 - の記事

15×24 link one せめて明日まで、と彼女は言った

タイトル:15×24 link one せめて明日まで、と彼女は言った(小説:スーパーダッシュ文庫)
作者  :しんじょうかずま:新城カズマ
絵師  :箸井地図
デザイン:?
編集  :?

ものすごい緊迫感のある群像劇です。
様々な考えで動く、それぞれの人間の行動がすれ違ったりしながら収束していく様が見物!! これもやっぱり赤枠おすすめで!

似たような事書いてますが、2巻で改めて作品紹介してます。