名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

リリアとトレイズ

07/11/20 - の記事

「アリソン」「リリアとトレイズ」をまとめてアニメ化

●NHK・BS2でアニメ『アリソンとリリア』の放送が決定! (気が向いたらのライトノベル週報より)

アニメ化そのものはいつしてもおかしくないとは思っていましたが、NHKとは!
私は、実のところほとんどライトノベルのアニメ作品は見てないんですが(最初から最後までちゃんと見たのはハルヒくらい)、これはたぶん見ると思います。
彩雲国物語もそうですが、やはりNHKで放映されるというのはかなりのアドバンテージ。これはシャナを越えるかな?
ちなみに「アリソン」「リリアとトレイズ」は親子二代に渡るボーイミーツガール&航空アクションです。

07/04/12 - の記事

リリアとトレイズ VI 私の王子様 〈下〉

タイトル:リリアとトレイズ VI 私の王子様 〈下〉(小説:電撃文庫)
作者  :しぐさわけいいち:時雨沢恵一
絵師  :黒星紅白
デザイン:?
編集  :?

え、あとがきを素直に信用するとこの巻でこのまま完結って事もあり得るの?
ともあれ、王子様編はこれにて終了です。
さすがにいろいろそつなく安定したおもしろさを保ってますね。

ところでリリアとトレイズって、立場上はリリアが平民、トレイズが王子様なわけですが実際の物語構造は、王子様がお姫様を助けに行く、ある意味由緒正しきヒーロー譚になってるんですね。リリアっていっつも事件解決の役には立ってないなあとか思っていたけれど、個人的にはそれで腑に落ちた感じ。
ただ、せっかく助けたあげく最終的に鉄拳制裁を喰らう羽目になるトレイズはご愁傷様としか言いようがないです。

まあそのなんだ。がんばれ。……あ、あらすじ紹介しなかった! ま、いいや。

07/03/14 - の記事

リリアとトレイズ 5

タイトル:リリアとトレイズ 5(小説:電撃文庫)
作者  :しぐさわけいいち:時雨沢恵一
絵師  :黒星紅白
デザイン:?
編集  :?

「アリソン」で主役を張ったアリソンとヴィルの娘・リリアと、これまた二人とは因縁あさからぬロクシェの(一応)王子様なトレイズの恋愛模様&アクション。もっともトレイズはともかく、リリアには恋を自覚してるとは到底思えないけど、あまりにもトレイズが気の毒だから恋愛模様ということにしておいてください(笑)
アクションはありますがやたら仰々しいバトルではなく、極端な萌えが転がっているわけでもなく、それでも気がつけば一気に読み進めている事に気がつきます。ちょっとした言い回しなどかゆいところに手が届く、人を選ばないおもしろさがあります。

06/05/17 - の記事

リリアとトレイズ IV イクストーヴァの一番長い日<下>

タイトル:リリアとトレイズ IV イクストーヴァの一番長い日<下>(小説:電撃文庫)
作者  :しぐさわけいいち:時雨沢恵一
絵師  :黒星紅白
デザイン:鎌部善彦
編集  :?

素敵なボーイミーツガールもの。
一夏の旅行はいつの間にかとんでもないことになってます。
文句のつけようがありません。堪能させていただきました。

06/03/18 - の記事

リリアとトレイズ〈3〉イクストーヴァの一番長い日〈上〉

タイトル:リリアとトレイズ〈3〉イクストーヴァの一番長い日〈上〉(小説:電撃文庫)
作者  :しぐさわけいいち:時雨沢恵一
絵師  :黒星紅白
デザイン:?
編集  :?

アリソンシリーズの続編になりますが、少年少女の冒険活劇として実に基本に忠実で素直におもしろいです。人を選ばずにおすすめできます。私みたいな読み専門の人間はもちろんですが、小説家を志す人にとっても、細かいちょっとした伏線(あるいは小ネタ)を張っておき、ひょいとさりげなく回収していく様などは参考になる部分も多いかと。