名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

川崎拓也

06/09/30 - の記事

カーリー ~二十一発の祝砲とプリンセスの休日~

タイトル:カーリー ~二十一発の祝砲とプリンセスの休日~(小説:ファミ通文庫)
作者  :たかどのまどか:高殿円
絵師  :くらもとかや:椋本夏夜
デザイン:?
編集  :川崎拓也

うーわー、おもしろかったーっ!!
寄宿舎成分に、運命のラブ成分と、どちらも最高のテンションで盛り上がりまくりです。

超・おすすめの寄宿舎ものでありラブでもあります。ああ、そして女同士の友情とかとにかくおすすめポイントは山ほどです。

唯一の泣き所は、一応ストーリーの区切りはついているものの続編が出るかどうかは売り上げ次第」ということ。だからぜひ読んでください。読んでもらえればきっと面白いと思ってもらえるから。そしてぜひ布教を(笑
特に女性読者はかなりの確率で気に入るんじゃないかと思いますので、ぜひ。

06/06/06 - の記事

鋼鉄の白兎騎士団 I

タイトル:鋼鉄の白兎騎士団 I(小説:ファミ通文庫)
作者  :まいさかこう:舞阪洸
絵師  :伊藤ベン
デザイン:伸童舎
編集  :川崎拓也

さて、まず表紙を見て多くの人が最初に思うであろうこと。
「うわエロ! これなんてエロゲ?」・・・すいません、実は私もそう思ってなんとなく積読してました。で、あまりにも周りから聞こえてくる評判がよかったので、2巻が出たのをきっかけに一気読みしたわけですが・・・
めちゃくちゃおもしろいですこれ。断然買い。今まで読んでなかった自分を罵倒して穴掘って埋めよう。ていうか埋まれ!
ではどんな話かちょっと触れてみましょう。
主な登場人物は、女だけで構成された騎士団『鋼鉄の白兎騎士団(はがねのしろうさぎ)』の関係者。
まずはいきなり大規模な戦い直前のシーンで、応戦の算段をつけているシーンからはじまります。なにやら深慮遠謀があるようなのですが・・・以下、ネタバレというほどのものでもないんですが、先の展開など不要!という方はとっとと買いに走るべし。さて続き。

06/06/03 - の記事

学校の階段2

タイトル:学校の階段2(小説:ファミ通文庫)
作者  :かいまたかあき:櫂末高彰
絵師  :あまふくあまね:甘福あまね
デザイン:たかはし:高橋秀宜
編集  :川崎拓也

予想以上の出来でした。
学校の階段を駆け上がり、駆け下りる階段レースを行う『階段部』の物語です。
1巻できれいにまとまっていたし、題材が題材なのでどう続けるんだ?と正直思っていたのですが、うまく続きましたね。
今回は、いくら公認になったとは言えやっぱり非常識な階段部という存在が巻き起こす新たなトラブルや、そもそもなぜこのような非常識な階段部などというものが設立され、さらには各部員達はどうしてここに入部することになったのか?その辺りの事情が語られていきます。

学校の階段

タイトル:学校の階段(小説:ファミ通文庫)
作者  :かいまたかあき:櫂末高彰
絵師  :あまふくあまね:甘福あまね
デザイン:たかはし:高橋秀宜
編集  :川崎拓也

予想外に熱い作品でした。2巻刊行にあたり、おすすめのために1巻も紹介しておきます。一見イロモノですがどうしてどうして、これがかなりのおすすめなのです。
……あえて言いましょう。スポ根ものであると!

06/05/31 - の記事

ミスティック M.A.D.

タイトル:ミスティック M.A.D.(小説:ファミ通文庫)
作者  :ふじわらけんいち:藤原健市
絵師  :重戦車工房
デザイン:伸童舎
編集  :川崎拓也

あとがきで書かれている言葉が簡潔にして的確に作品の性格を表しているので使わせてもらうと、
『美少女がとんでもないスピードでありえないパワーで容赦なくぶん殴り合う物語』
AIな戦闘メイド&肉体が強化された新人種な少女によるハイスピードアクションです。
表紙絵が気に入るか、この手の戦闘系AIが出てくる話全般が好きな人なんかにおすすめ。
分かりやすく言うと今記事を書いてる私みたいな人におすすめ。ごちそうさま、楽しませてもらいました(笑)