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カーリー ~二十一発の祝砲とプリンセスの休日~

タイトル:カーリー ~二十一発の祝砲とプリンセスの休日~(小説:ファミ通文庫)
作者  :たかどのまどか:高殿円
絵師  :くらもとかや:椋本夏夜
デザイン:?
編集  :川崎拓也

うーわー、おもしろかったーっ!!
寄宿舎成分に、運命のラブ成分と、どちらも最高のテンションで盛り上がりまくりです。

超・おすすめの寄宿舎ものでありラブでもあります。ああ、そして女同士の友情とかとにかくおすすめポイントは山ほどです。

唯一の泣き所は、一応ストーリーの区切りはついているものの続編が出るかどうかは売り上げ次第」ということ。だからぜひ読んでください。読んでもらえればきっと面白いと思ってもらえるから。そしてぜひ布教を(笑
特に女性読者はかなりの確率で気に入るんじゃないかと思いますので、ぜひ。

某カーリーの疑惑に関しては完全に決着しましたね。逆にすっきりした分、読む方も怒濤の勢いでストーリーを追いかけられるというものです。今回メインとなるプリンセスの顛末には、もう言葉もないです。あーうんなんかもうまともな言葉にならないので、とにかく読んでくださいとしか言えませんよ……。


この作品の名台詞

「すてきね」
「素敵だって?」
「ええ、だって、古い家が崩れるのも、豊かになることで失うことも、人間一人の手では止められないけれど。
一人でも、写真は撮れるでしょう。写真という媒体で残しておくことはできる。こんなふうに、一人でもできることがあったんだって、そう思ったの。……だから、一人って、決して無力ではないのね」

→解説


「この写真のように、私たち、ここで時を止めましょう。エドワード」

→解説


「ゆ、許せな――い、カーリーを返せ――っっ!!」

→解説


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from ロンリー・スマイル on 土曜, 2006/12/30 - 09:34

追加:カーリー ~二十一発の祝砲とプリンセスの休日~

カーリー ~黄金の尖塔の国とあひると小公女~

作者: 高殿 円
出版社/メーカー: エンターブレイン
発売日: 2006/03/30
メディア: 文庫
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