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赤松中学による新作異能バトルもの。なんですが……
主人公が必要以上に恋に鈍感であったり、この手の定番であるハーレムが形成される事への理由付けが作中でなされていて、それ自体が戦う目的とリンクするというなかなかおもしろい設定になってます。

あとはこのシリーズ、ツインテール押しみたいです。
メインヒロイン３……いや、4人中三人がツインテールとかどういうことなの。

あと、あとがきで「緋弾のアリア」と作品世界がリンクしていることが明言されているので、そこもチェックですね。

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秋子大ピンチ！　妹の座が危ういぞ！？

妹いじりラブコメという特徴がだんだん際立ってきたこのシリーズ、今回は秋子が存分に暴れてにやにやしまくりです。
いやー、やっぱり秋子が暴れてなんぼだね！

新キャラ出ましたよ。ロリが。

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超がつく王道の異能バトルもの。

ヒロインは未覚醒だけど吸血鬼の属性を持つ魔王だったり、キャラの配置なんかも定番という感じ。

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6年間、ずっと離れ離れに暮らしていた兄妹がやっと一緒に暮らしはじめたはいいけれど、その妹は極度のブラコンで、しかも気がつけば生徒会長や副会長、親友までとお近づきになって……という、まあがちがちに定番のラブコメ。

ではありますが、このシリーズはMFの他作品に埋没することなく、きちんと自己主張ができてます。さてそれは何かと言いますと……

妹のいじられキャラとしての圧倒的な存在感！ これに尽きますね。
ラノベというご都合ファンタジーでは、お兄ちゃん大好き妹なんぞ珍しくもないわけですが、姫小路秋子の場合、あんだけ結婚しても構わないなど大胆発言を繰り返してお兄ちゃんべったりな割には、まるでおにいちゃん耐性がない。甘い言葉を投げかけられるだけでいちころ。
このへんの絶妙なバランスがあるので、読んでて楽しいんです。

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自覚ありすぎなお兄ちゃん大好きっ娘と、まるで自覚のないシスコン兄。そして兄をロックオンする少女たちによって綴られるハーレム系ラブコメです。

公然とお兄ちゃん大好きを公言する妹はまあラノベや漫画の世界ではそれほど珍しくありませんが……
むしろ、この作品の肝は全く自覚のないままシスコン道をひたはしる兄の方でしょう！　ただの朴念仁な主人公なら一山いくらの世界で転がってますが、妹をこんだけ甘やかしつつもそれに気がついてないところはすごい。

そのシスコンぶりはほとんど呼吸のごとく自然に行われるため、兄を狙う少女たちも苦戦するほど。ここまで極端にすればいっそ立派！

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第12回えんため大賞＜特別賞＞受賞作。

なんだこれ。序盤でいきなりやられたよ！
出だしからものすごい勢いで先制パンチを食らって、先の展開が全くわからなくなりとにかく続きが気になって読み進めているうちに終わってました。
言霊を魔術として扱ったライトノベルは多々ありますが、この作品は描写の端々に言霊の威力というものを感じられる説得力があります。
少し好き嫌いの分かれそうな作風ではありますが、これは超好き。赤枠おすすめ！！