名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

スプライトシュピーゲル

08/05/04 - の記事

スプライトシュピーゲルIV テンペスト

タイトル:スプライトシュピーゲルIV テンペスト(小説:富士見ファンタジア文庫)
作者  :うぶかたとう:冲方丁
絵師  :灰村キヨタカ
デザイン:?
編集  :?

燃えた。最初から最後までトップスピードで駆け抜けました。
富士見ファンタジア文庫最厚記録を更新する500頁を超える厚さなど全く問題にならない盛り上がりっぷり。
特甲児童。
元は体の重大な欠損を補うためのプログラムとして開発され、実際には強力な軍用として戦うことを宿命づけられた少女達の戦いの軌跡を描いた超燃え!なSFアクションです。赤枠でおすすめ。

07/11/06 - の記事

スプライトシュピーゲル3 いかづちの日と自由の朝

タイトル:スプライトシュピーゲル3 いかづちの日と自由の朝(小説:富士見ファンタジア文庫)
作者  :うぶかたとう:冲方丁
絵師  :灰村キヨタカ
デザイン:?
編集  :?

オイレンシュピーゲルとの物語のリンクがかなり密接さを増してきてます。
発売日を揃えるようにしているようなので、このシリーズは片方読んだらもう一方にもすぐ手をつけることを推奨。
体の欠損を補うというお題目の下、政府のお墨付きで全身を兵器化されて前線で戦うことを宿命づけられた特甲児童たちの戦いを描いたSFです。
燃える燃えるとにかく燃える! 冲方節はダテじゃない!

07/07/24 - の記事

スプライトシュピーゲル 2

タイトル:スプライトシュピーゲル 2(小説:富士見ファンタジア文庫)
作者  :うぶかたとう:冲方丁
絵師  :灰村キヨタカ
デザイン:?
編集  :?

独特な表記法で繰り出されるSF。
事故などによって、その肉体をほとんど失ったものの中から適性のある子供が、その全身をサイボーグ化し強大な能力を持ち、警察権力の急先鋒として事件解決に奔走します。
重い過去や現実を背負いながら、軽口を忘れない心や、本編の端々に出てくる痛烈な皮肉など、シリーズの中毒になる要素はいっぱいですのでSFに拒否感さえなければぜひともお試しください。
ちなみに可能であれば「オイレン・シュピーゲル2」と「スプライト・シュピーゲル2」は一気に読んだ方がより楽しめます。

07/02/01 - の記事

スプライトシュピーゲル 1

タイトル:スプライトシュピーゲル 1(小説:富士見ファンタジア文庫)
作者  :うぶかたとう:冲方丁
絵師  :灰村キヨタカ
デザイン:?
編集  :?

詳しい紹介は後日するとして、今はこれだけ。
「マルドゥック・スクランブル」「マルドッゥク・ヴェロシティ」が楽しめたなら、ぜひこっちも読むべき。
むろん、その際はスニーカー文庫のオイレン・シュピーゲルも一緒に。
ある程度は出すレーベルのことを意識して書かれてはいるものの、まちがいなく同質の空気を感じます。