なかむらくろう:中村九郎
10/05/06 - の記事
曲矢さんのエア彼氏 3
投稿者: tonbo 投稿日時: 木曜, 2010/05/06 - 22:11作者 :なかむらくろう:中村九郎
絵師 :うき
デザイン:?
編集 :?
エア彼氏やエア彼女と会話できてしまうエアリアル能力者の恋愛模様を描いたお話もこれにて完結。
中村九郎作品で、きっちり完結まで読める日が来るとは……ああなんて素晴らしい!
私は中村九郎作品の信者であると常日頃から公言してますが、冷静に第三者視点から見るとどれも相当に人を選ぶ作品ばかりなのは確かです。とはいえこのシリーズは今までの作品の中では、一番読みやすいのは確実。
多分に詩的な表現を第一としてそこから組み立てられたのでは?と思えるような展開、感動的なラスト、これらは他の作者では味わうことの出来ない独特の雰囲気を持っていて、この度はきれいに完結したことだし、ぜひみなさまにもチャレンジしてもらいところ。
……まあその、「合う」かどうかの保証は出来ないんですが。
09/11/19 - の記事
曲矢さんのエア彼氏 2
投稿者: tonbo 投稿日時: 木曜, 2009/11/19 - 23:20作者 :なかむらくろう:中村九郎
絵師 :うき
デザイン:?
編集 :?
よく脳内彼女とか言いますが、この作品のすごいところはエア彼氏・エア彼女という設定を完全に作中のメインに持ってきて、さらにただの妄想をエアリアルという能力を持つ者同士は共有するという設定にしちゃったことです。
つまりあくまでエアなんだけど、エアリアル同士ではちゃんと目に映るし声も聞こえる妄想という。
そもそも続編が出たこと自体がびっくりでしたが(いや、好きなんですけどね?)、今回はエアスポ根はじめたり、エア彼氏が浮気してそれを嘆いたりもうなにがなんだか!
09/03/20 - の記事
08/03/27 - の記事
ライトノベル作品あいうえお 「あ」
投稿者: tonbo 投稿日時: 木曜, 2008/03/27 - 22:4308/03/19 - の記事
樹海人魚 2
投稿者: tonbo 投稿日時: 水曜, 2008/03/19 - 06:30作者 :なかむらくろう:中村九郎
絵師 :羽戸らみ
デザイン:?
編集 :?
相変わらずわかりにくいながらも、中村九郎入門としては最適のシリーズ。
不死の存在である怪物”人魚”。街を壊滅の危機に陥れる人魚に対抗するため、同じ人魚でありながらも調律された”歌い手”を”指揮者”が操って戦うバトルアクション……と、見た目だけ解説するとこんな感じです。
実際読んでみると、やっぱりその独創的な感覚に圧倒されます。思い切りハマるか、それとも途中で投げ出すかの二択。中村九郎作品はそういう麻薬的な魅力を持っているのです。
07/09/25 - の記事
07/05/26 - の記事
樹海人魚
投稿者: tonbo 投稿日時: 土曜, 2007/05/26 - 18:04作者 :なかむらくろう:中村九郎
絵師 :羽戸らみ
デザイン:?
編集 :?
個人的にひいきしてる中村九郎新作です。
最初に断っておきますが、相変わらず序盤は読みにくいです。開始数ページで早くもつまづく可能性が……
ただし、序盤さえ越えてしまえば、なんと普通に伝奇ものとしておもしろいよ!
しかもラブストーリーだよこんちくしょう!
今まで発表された作品の中では、一番物語展開がすっきりしてます。
庶民ナイズされすぎて烈な個性がなくなると、個人的には寂しいものがありますが今ぐらいのバランスだと個人的にはちょうどいいかな?
アリフレロに比べ、一段と進化してきました。
(ひいきも入ってることは全く否定しませんが)この個性は魅力的。おすすめです。
07/03/25 - の記事
アリフレロ―キス・神話・Good by
投稿者: tonbo 投稿日時: 日曜, 2007/03/25 - 16:07作者 :なかむらくろう:中村九郎
絵師 :むらたたいち
デザイン:?
編集 :?
「黒白キューピッド」「ロクメンダイス、」と、あまりにも個性的すぎる作品を世に送り出した中村九郎作品に新たな一ページが。
はじめにいっておきますが、あいかわらずすごい勢いでかっとばしてます。”数ページ試しに読んでみる”などという消極的な姿勢だと、速攻で挫折する可能性がありますので、きっちりと確保した上で気合いを入れて読みましょう。
はっきりいって1度や2度読んだくらいでは、物語の構造やキャラクターの関係をまともに把握することは困難です。(実は私もよくわかってません)
そのため、わかりやすい作品を読みたい方は手を出さないほうが賢明です。100%大火傷しますから。
しかしありふれた王道・定型のライトノベルには物足りないものを感じている方、とにかくなんでもいいから変わったものを読みたい方は必読。意味不明ながらも、強烈な印象を残してくれることでしょう。
個人的には強烈におすすめ。一読の価値はあります。ただし、どういう感想になっても責任はとらんのでそのつもりで。
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