名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

過去ログ

06/04/12 - の記事

絶世少女ディフェンソル (2)

タイトル:絶世少女ディフェンソル (2)(小説:電撃文庫)
作者  :まさとまき:マサト真希
絵師  :芳住和之
デザイン:?
編集  :?

学園……ではないような気もしますが、伝奇系。戦うもの同士の絆の描写部分がとにかくいいですね。今回は新キャラがクローズアップされてますが、それでも守護士のユイナと王である慎の関係は見ていて思わず応援したくなるものがあります。

06/04/11 - の記事

本日の名台詞

「小佐内さん。綿菓子の原価、知ってる?」
「……」
「砂糖がどれほど安いものか。その砂糖がどれほど少しで綿菓子ができるものか」
「高いとか安いとかそういうことじゃないの。……わたしは綿菓子を舐めるのよ」


タイトル:夏期限定トロピカルパフェ事件(小説:創元推理文庫)
作者  :よねざわほのぶ:米澤穂信
絵師  :片山若子
デザイン:?
編集  :?
キャラ :小鳩&小佐内 (21 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

夏期限定トロピカルパフェ事件は、春期限定いちごタルト事件→bk1→amazonの続編です。過去に猛威をふるわせすぎて、封印することを誓い、小市民を目指して日々努力する小鳩君と小佐内さん。ふたりが小市民になれる日は近いのでしょうか?
日常ミステリとして、普段の生活の延長線上にあるちょっとした謎ときに焦点をあてています。ライトノベル読みの一人としては、(この例えが適当かどうかはアレですが)、新井輝さんのように行間でその場の雰囲気を創り出す、そんな感覚を楽しんでいただけるのでは? 小鳩君と小佐内さんの微妙な関係にご注目、なのです。

夏期限定トロピカルパフェ事件

タイトル:夏期限定トロピカルパフェ事件(小説:創元推理文庫)
作者  :よねざわほのぶ:米澤穂信
絵師  :片山若子
デザイン:?
編集  :?

本日11日は米澤穂信さんの新作・夏期限定トロピカルパフェ事件の発売日です。今回は文庫なので、ハードカバーには手が出なかった方もぜひお買い求めください。ミステリ方面も一段と冴え渡り(とは言っても門外漢の私にはすごさがわかりませんが)、ライトノベル的な読み手にとっても小市民を目指す二人に大きな試練があり、やはり読み応えがあります。

天使のレシピ

タイトル:天使のレシピ(小説:電撃文庫)
作者  :おとぎまくら:御伽枕
絵師  :松竜
デザイン:?
編集  :?

天使を鍵とした連作短編な恋愛小説。天使が鍵になっているけど、短編ごとの主役はそれぞれ別の人間です。変化球なんだけど直球。
そうですね、アンダースローによる直球ど真ん中の恋愛もの、そんなイメージです。もし作品全体の雰囲気を立ち読みでチェックしようと思われる時は、1話でなく2話か3話を読まれることをおすすめしておきます。とにかくこてこての恋愛ものです。

07/01/26追記
この作品の真価は2巻読まないとわかりません。2巻読んだら、あまりの化けッぷりに呆然とします。

天空のアルカミレス

タイトル:天空のアルカミレス(小説:電撃文庫)
作者  :みかみえん:三上延
絵師  :純珪一
デザイン:?
編集  :?

三上さんの新シリーズはお得意のダーク系。幼い頃に記憶を失った状態で保護された二人の少年少女が、大きくなった頃直面する事態。8年前の新宿消失。人に徒なす存在……。さすがに安定しておもしろく読ませてくれます。それにしても本当に幼馴染みが好きなんだなあ……と思いました。(誰が?)

06/04/10 - の記事

本日の名台詞

「何かあったら、おまえがみんなを守れよ! いいな!」
『『れは……命令か?』
「ざけんな!
それくらい、おまえが考えて決めろ!」
『……承知した。我が守る』


タイトル:吉永さん家のガーゴイル9(小説:ファミ通文庫)
作者  :たぐちせんねんどう:田口仙年堂
絵師  :日向悠二
デザイン:?
編集  :?
キャラ :吉永双葉&ガーゴイル (221 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

吉永さん家のガーゴイルは、ある日吉永さん家にやってきた全自動門番型石像のガーゴイルと、吉永さん一家、そしてご町内の人々が巻き起こすほんわかコメディです。実はデビュー作とは思えないくらい安定しておもしろく読めるシリーズで、読み人を選ばないという点も重要でしょう。
最近アニメもはじまりました。(アニメは見てないので出来はわかりませんが……)

それでは本日の台詞解説。
諸事情により、周りの人々を守る、という意識が欠けてしまっているガーゴイルへの一言

吉永さん家のガーゴイル9

タイトル:吉永さん家のガーゴイル9(小説:ファミ通文庫)
作者  :たぐちせんねんどう:田口仙年堂
絵師  :日向悠二
デザイン:?
編集  :?

(文案整理中)

06/04/09 - の記事

本日の名台詞

「私はトパァズちゃんと一緒にいられて、すごく楽しかったよ。いろんなところ行けて、いろんなもの見られたし。汽車とか車とかね、すっごいびっくりしたなあ」
「だからね、それだけ憶えてて欲しいの。他はみんな忘れてもいいから、アダマスがトパァズちゃんたちと一緒にいられて楽しかったってことを、みんなとてもとても大好きだったことだけを、どうか忘れないでね」


タイトル:かくて背信の旅はおわる トワイライト・トパァズ4(小説:ファミ通文庫)
作者  :ささはらしお:佐々原史緒
絵師  :こすみゆうち:瑚澄遊智
デザイン:?
編集  :?
キャラ :アダマス (300 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

トワイライト・トパァズは、極めて良質なファンタジーです。能力は激強だけど性格にいろいろ問題の多い師匠に健気について行く魔法使い見習いの少女・トパァズがいつしか大陸全土に関わる争乱のただ中に直面していくお話です。
テンポ良くコミカルなノリを織り交ぜながら、さりげにかなりの重い展開をしていく様はさすがは佐々原さんといったところでしょうか。なお、サウザント・メイジシリーズ→bk1→amazonの続編ですが、読んでなくても楽しめますのでご安心を。むろん読んでいればより楽しめますが。

とある魔術の禁書目録(インデックス) (9)

タイトル:とある魔術の禁書目録(インデックス) (9)(小説:電撃文庫)
作者  :かまちかずま:鎌池和馬
絵師  :灰村キヨタカ
デザイン:わたなべひろかず:渡邊宏一
編集  :?

10巻に巻に続く、でした。それと表紙を見たら一目瞭然ですが、新キャラが出てました。まあいつも通りですねいろいろと(笑)。

かくて背信の旅はおわる トワイライト・トパァズ4

タイトル:かくて背信の旅はおわる トワイライト・トパァズ4(小説:ファミ通文庫)
作者  :ささはらしお:佐々原史緒
絵師  :こすみゆうち:瑚澄遊智
デザイン:?
編集  :?

06/04/08 - の記事

イリヤの空、UFOの夏〈その2〉

タイトル:イリヤの空、UFOの夏〈その2〉(小説:電撃文庫)
作者  :あきやまみずひと:秋山瑞人
絵師  :駒都えーじ
デザイン:?
編集  :?

(文案整理中)

06/04/07 - の記事

本日の名台詞

「……将軍……いつのまにか、あきらめきれない大切なものがたくさんできてました……」
「——なら、しがみつけ。あきらめるな。最後の最後まで勝負をかけろ。あらゆる策を巡らし、決断し、勝利をもぎとれ。お前が紫劉輝であるために、必要なものは丸ごと奪いとれ。周りのくだらねぇ理屈に惑わされんな。——俺の弟子なら、すべてに打ち勝て」


タイトル:彩雲国物語 藍より出でて青(小説:角川ビーンズ文庫)
作者  :ゆきのさい:雪乃紗衣
絵師  :由羅カイリ
デザイン:?
編集  :?
キャラ :紫劉輝&宋太博 (254 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

彩雲国物語は……時間ないので説明省略。

それは本日の台詞解説。
あきらめきれない愛はある。

06/04/06 - の記事

本日の名台詞

「売られた喧嘩なら買わなくては。そして買う以上は勝たなくては。——そうでしょう?」


タイトル:レディ・ガンナーと二人の皇子 (下)(小説:スニーカー文庫)
作者  :かやたすなこ:茅田砂胡
絵師  :草河遊也
デザイン:?
編集  :?
キャラ :キャサリン・ウィンスロウ (202 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

レディガンナーと二人の皇子(下)は、レディガンナーシリーズの最新作です。
国の有力貴族の愛娘にして、とにかく正義感が強くこうと思ったら絶対にあきらめない火の玉のような性格、その上44口径の銃を使いこなすお嬢様、キャサリン・ウィンスロウの活躍を描いた物語。
まずは世界観がとにかく魅力的。人間以外の変身できる種族などがいる世界が存在感を持って書かれてますね。あとは、キャサリンの動きっぷりがとにかく心地よいのです。人や性別を選ばず誰にでも楽しんでいただける活劇として、おすすめします。物語を書く側の人にも、教科書的存在になるんじゃないでしょうか。

薔薇のマリア 5.SEASIDE BLOODEDGE

タイトル:薔薇のマリア 5.SEASIDE BLOODEDGE(小説:スニーカー文庫)
作者  :じゅうもんじあお:十文字青
絵師  :BUNBUN
デザイン:?
編集  :?

新展開。zoo以外の新キャラ多数でます。やたら多数のキャラが入れ替わって一人称形式ですすむので、最初読むのにかなり苦労しましたが読み終わってみるとこれはこれでありだった、とわかります。

06/04/05 - の記事

本日の名台詞

「約束する。私はいつまでも、なにがあってもあなたの側にいる」


タイトル:カーリー ~黄金の尖塔の国とあひると小公女~(小説:ファミ通文庫)
作者  :たかどのまどか:高殿円
絵師  :くらもとかや:椋本夏夜
デザイン:?
編集  :?
キャラ :カーリーガード=アリソン (163 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

カーリーは……本日は説明省略。掲示板設置で力尽きました……あ。なおどうも誤解があるっぽく、本来読んでほしい層に行き渡ってない気がするので補足しておきますが、これ百合ものだとは思わない方がいいと思います。イロモノだと思って手を出してない方がいたら、もったいないので今からでもお試しください。

それは本日の台詞解説。
この約束シーンはかなりの名シーンで、ほんとはいろいろ台詞が続くのですが、簡潔に行こうと思いあえて一文しか掲載しませんでした

彩雲国物語 藍より出でて青

タイトル:彩雲国物語 藍より出でて青(小説:角川ビーンズ文庫)
作者  :ゆきのさい:雪乃紗衣
絵師  :由羅カイリ
デザイン:?
編集  :?

短編集。この巻では今までとかく謎の人物だった龍連にスポットがあたってます。やっと謎が解けてすっきりしました。

レディ・ガンナーと二人の皇子 (下)

タイトル:レディ・ガンナーと二人の皇子 (下)(小説:スニーカー文庫)
作者  :かやたすなこ:茅田砂胡
絵師  :草河遊也
デザイン:?
編集  :?

(文案整理中)

06/04/04 - の記事

本日の名台詞

「上から見おろさないで! 料理だってそう、家のことだってなんだって、きずなのほうが上手にできるわ。
あたしは足手まといでずっと守られてたら、刻印魔導師ですらなくなるの。魔法使いの一番下からも落っこちたら、何になるの? そんな生きてるだけの負け犬のあたしなんて、誰がやさしくしてくれてもこのあたしが絶対認めないわ!」


タイトル:円環少女 (3) 煉獄の虚神(下)(小説:スニーカー文庫)
作者  :はせさとし:長谷敏司
絵師  :みゆう:深遊
デザイン:なか:中デザイン事務所
編集  :?
キャラ :鴉木メイゼル (35 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

円環少女は……時間の都合で説明をすっ飛ばします。ただ、ちょっと読みにくい面があるけれどこだわり設定な話が大好きな人は絶対読んどいた方がいいでしょう。魔法周りの設定は圧巻です。

それは本日の台詞解説。
なりは小さくても心は常に高くあれ。メイゼルという少女の本質が実に良くあらわれていると思います。まあ同時に必死になって矜持を守ろうという意地ももちろん。

S式コミュニケーション(1) 君はぼくを殺しにきた

タイトル:S式コミュニケーション(1) 君はぼくを殺しにきた(小説:ファミ通文庫)
作者  :あらきしん:新木伸
絵師  :松崎豊
デザイン:?
編集  :森丘めぐみ

多少あざとくエッチネタを放り込んだラブコメSF。ある日いきなり中一の少年の前に全身裸の美少女(宇宙人)が現れて「自分を殺しに来た」という。逃げる、とにかく逃げる。そんな感じで幕を開ける物語。
気負わず軽く読めます。テンポはいい。
公式サイト上の特集記事を見るのが、一番作品を手っ取り早く知る事が出来ると思います。なおリンク先見る時は、周りに誰も

涼宮ハルヒの憂鬱 7 限定版

タイトル:涼宮ハルヒの憂鬱 7 限定版(アニメ)
作者  :たにがわながる:谷川流
絵師  :いとうのいぢ
デザイン:?
編集  :?

EDテーマ「ハレ晴レユカイ」TV版スペシャルバージョン収録! これでハルヒダンスをフルで踊れる、かも(笑)
周りを巻き込んで暴走しまくるSOS団団長・涼宮ハルヒと、SOS団に無理やり巻き込まれた人々の騒動を描くコメディ。SF風味。
参考:
涼宮ハルヒの憂鬱オフィシャルサイト
ハルヒファンクラブ(オフィシャルサイトがアレなんで、実質第二の公式サイトです)

涼宮ハルヒの憂鬱 5 限定版

タイトル:涼宮ハルヒの憂鬱 5 限定版(アニメ)
作者  :たにがわながる:谷川流
絵師  :いとうのいぢ
デザイン:?
編集  :?

周りを巻き込んで暴走しまくるSOS団団長・涼宮ハルヒと、SOS団に無理やり巻き込まれた人々の騒動を描くコメディ。SF風味。
参考:
涼宮ハルヒの憂鬱オフィシャルサイト
ハルヒファンクラブ(オフィシャルサイトがアレなんで、実質第二の公式サイトです)
涼宮ハルヒの憂鬱 SOS団ラジオ支部

涼宮ハルヒの憂鬱 4 限定版

タイトル:涼宮ハルヒの憂鬱 4 限定版(小説)
作者  :たにがわながる:谷川流
絵師  :いとうのいぢ
デザイン:?
編集  :?

周りを巻き込んで暴走しまくるSOS団団長・涼宮ハルヒと、SOS団に無理やり巻き込まれた人々の騒動を描くコメディ。SF風味。
参考:
涼宮ハルヒの憂鬱オフィシャルサイト
ハルヒファンクラブ(オフィシャルサイトがアレなんで、実質第二の公式サイトです)
涼宮ハルヒの憂鬱 SOS団ラジオ支部

涼宮ハルヒの憂鬱 1 限定版

タイトル:涼宮ハルヒの憂鬱 1 限定版(アニメ)
作者  :たにがわながる:谷川流
絵師  :いとうのいぢ
デザイン:?
編集  :?

周りを巻き込んで暴走しまくるSOS団団長・涼宮ハルヒと、SOS団に無理やり巻き込まれた人々の騒動を描くコメディ。SF風味。
参考:
涼宮ハルヒの憂鬱オフィシャルサイト
ハルヒファンクラブ(オフィシャルサイトがアレなんで、実質第二の公式サイトです)
涼宮ハルヒの憂鬱 SOS団ラジオ支部

06/04/03 - の記事

本日の名台詞

《ああっとな……かいつまんで説明すると師匠が風呂入ってる間、部屋に尋ねに来た依頼者の娘さんと喋っていたわけだ。そしたらそこに戻ってきた師匠が急速に機嫌を悪くして、今に至る——というわけなんだが……な、わけ解んないだろ?》
(——ねえ、光輝。お師匠さんが機嫌悪くなった原因、本当に解らないの?)
《ああ、全く》
(——光輝)
《——あん?》
(お姉ちゃん、今ほど安らぎを感じた事は無いわ)
《——はぁ》


タイトル:影・光(シャドウ・ライト)—英国編(小説:スーパーダッシュ文庫)
作者  :かげなあさみ:影名浅海
絵師  :うえだりょう:植田亮
デザイン:?
編集  :?
キャラ :星之宮光輝&星之宮御影 (92 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

影≒光(シャドウ・ライト)は、……えーごめんなさい。これかなりのベタベタな話で、まいじゃーか?と言われると微妙なところですが、ベタとしてはかなりいい方向に突っ走っている感じなので、紹介しておきます。
実家で退魔師の家系生まれながら、全く魔術の才がなかった光輝が、イギリスから大きな力を手にして、蔑み続けられた父親を見返すために戻ってきた……そんな幕開けをする魔法もの。
私自身は魔法設定は二の次で、双子の姉弟が「健全」なんだけどベタ甘ラブラブっぷりを見せつける様がなんかこうツボに来ました。2巻でもそれはもちろん健在ですが、弟の師匠(ツンデレな人)が登場してさらに愉快なことになってます。

円環少女 (3) 煉獄の虚神(下)

タイトル:円環少女 (3) 煉獄の虚神(下)(小説:スニーカー文庫)
作者  :はせさとし:長谷敏司
絵師  :みゆう:深遊
デザイン:なか:中デザイン事務所
編集  :?

相変わらず、ちょっと読みにくいけれどもハマり度の極めて高い魔法アクション。とんでもない能力を持った魔法使いとの闘いに勝ち目はあるか? はい、大いに燃えました。
三千世界の中で唯一魔法という概念が無く、どころかそこの住人に「観測」されることで魔法自体なかったことなる……それゆえに地獄と呼ばれ、魔法使い達の流刑地にされた日本。という設定に惹かれたらもうそれは間違いなく買いです。あとは嗜虐癖のある少女とか、もうとにかくいろんな要素てんこもり

ジャンクル!

タイトル:ジャンクル!(小説:ファミ通文庫)
作者  :きむらこう:木村航
絵師  :カズアキ
デザイン:?
編集  :?

かなり独特な設定&展開です。コメディ成分はかけらもなし。
文明の崩壊した近未来。異常発達した森・ジャンクルが世界を覆い、人は世界に散った毒素から身を守るために、植物の種子を身体に植え付け、発芽させ、身体と一体化させることで毒素を分解する能力を身につけている。(表紙画像で頭から生えてるのは植物の葉っぱです)
容赦ない展開なので、その辺覚悟が必要かも。まいじゃー志向の強い方や、オリジナルな世界観に目のない方におすすめ

学校を出よう! 2 I-My-Me

タイトル:学校を出よう! 2 I-My-Me(小説:電撃文庫)
作者  :たにがわながる:谷川流
絵師  :あおなまさお:蒼魚真青
デザイン:おぎくぼゆうじ:荻窪裕司
編集  :?

ハルヒ作者による別シリーズ。
思春期の短期間だけ人によって発言する事のある、一種の超能力・EMP能力。
そのEMP能力者を一般社会から隔離するために作られた第三EMP学園で起こる事件を解決していく……というのがシリーズの基本スタンスですが、この2巻はちょっと性格が違ってます。

時間ものの良作。

06/04/02 - の記事

本日の名台詞

「小さいでしょう。
ここは、百年前のイギリスなの」
「ひゃくねん、まえの……?」
「ここでは、時が止まったままなのよ。まるで琥珀の中の虫のように」


タイトル:カーリー ~黄金の尖塔の国とあひると小公女~(小説:ファミ通文庫)
作者  :たかどのまどか:高殿円
絵師  :くらもとかや:椋本夏夜
デザイン:?
編集  :?
キャラ :カーリーガード=アリソン&シャーロット=シンクレア (0 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

カーリー 〜黄金の尖塔の国とあひると小公女〜 (高殿円)は、一言で言うならハウス名作劇場です。自分が続きを読みたいがために、強力におすすめ中。ヴィクトリンアン・ラヴにして激動の歴史。

それは本日の台詞解説。
悪い意味での古さを引っ張ったままのこの地のことを指して言っています。なんだろう、なにかこう雰囲気が感じ取れるようで思わず採用してしまいました。

06/04/01 - の記事

レディ・ガンナーと二人の皇子 下

タイトル:レディ・ガンナーと二人の皇子 下(小説:スニーカー文庫)
作者  :かやたすなこ:茅田砂胡
絵師  :草河遊也
デザイン:はらますみ
編集  :?

(文案整理中)