名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

過去ログ

06/10/11 - の記事

本日の名台詞

人は――主に刻也が――わたしのことを感情がないとか言うけれど、それは表情にうまく出ないだけで、もちろん感情はあるし、心は動いている。
例えばいきなりプレゼントを渡されて動揺する程度には。


タイトル:付喪堂骨董店―“不思議”取り扱います(小説:電撃文庫)
作者  :おどうあきひこ:御堂彰彦
絵師  :タケシマサトシ
デザイン:?
編集  :?
キャラ :舞野咲 (250 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

作品紹介については画像クリックで。

すいません、今日のはどこが名台詞だ!と言われると少々厳しいかな?と思わなくもないわけですが……いやもうね、この4話の展開そのものが実にいいわけですよ! 詳しくは言いません、ぜひ読んでくださいませ。というかこれはもう露骨に布教行為のような気がしますが、いいんですそういうサイトなんだから!>開き直り

付喪堂骨董店―“不思議”取り扱います

タイトル:付喪堂骨董店―“不思議”取り扱います(小説:電撃文庫)
作者  :おどうあきひこ:御堂彰彦
絵師  :タケシマサトシ
デザイン:?
編集  :?

唐突ですがおすすめです。
アンティークショップに集まる怪しげな道具が引き起こす事件……という舞台設定は、これも人気のある題材でかなり過去に色々読んできてます。さて、お手並み拝見と言ったところだったわけですが……
おお、これはおもしろい。
とりあえずイラストにまずやられました(笑)
肝心の本編は、そこのアンティークショップで働く普通の男子高校生・刻也と、美人だけど無表情系でクールな住み込みバイトの舞野咲、そして店主なのによく偽物をつかまされる都和子の3名が主な登場人物です。

シゴフミ―Stories of Last Letter

タイトル:シゴフミ―Stories of Last Letter(小説:電撃文庫)
作者  :あまみやりょう:雨宮諒
絵師  :ボコ
デザイン:?
編集  :?

シゴフミとは? 死後文のこと。その死後文を届ける配達人と、手紙を託す死者、残された生者について綴った連作短編集。ただし、基本的には各編は独立してます。
そうですね、派手さはありませんが相変わらず地道に確実に読める短編を書かれてます。そもそも短編書けるということ自体が貴重なので、がんばってほしいですね。

とある魔術の禁書目録(インデックス) (11)

タイトル:とある魔術の禁書目録(インデックス) (11)(小説:電撃文庫)
作者  :かまちかずま:鎌池和馬
絵師  :灰村キヨタカ
デザイン:?
編集  :?

自発的な能力としては役立たず、でもカウンターとしてなら最強なあらゆる異能を打ち消す右手「幻想殺し(イマジン・ブレイカー)」で、主人公の上条当麻が見かけた「助けを求めている人」を片っ端から救ってフラグをたてまくる話です。……あれ? なんか微妙に違う?

さて、11巻ではローマ正教側が舞台、オルソラとかアニェーゼが再登場です。まさか再登場するとは……。あと、どうも天草式のとある女の子も次に向けての仕込みのような気が