名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

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08/01/26 - の記事

2007年下半期ライトノベルサイト杯に投票します。

平和さん主催の投票イベントである『2007年下半期ライトノベルサイト杯』に投票します。
今回も〆切ギリギリに滑り込み(汗
(今、ちょっとバタバタしてるんでこんなんばっか……)
基本的に新人・新シリーズには甘いのでそのつもりでどーぞ。

注意:
投票自体は1巻に対して行ってますが、せっかくだから続刊の紹介も兼ねて書影から各巻へリンク。

本日の名台詞

「私は、夫の顔色をうかがったり、浮気の心配をしたりしながら老いていきたくない。自分の人生は自分で決めたいのです。わかりますか?」
「ただそれだけのために国家を手に入れたいのですか?」
「いけなくて?」
「いけなくはないですが、私のように愛されずに育った人間ならともかく、あなたはさまざまな人に愛され、かしずかれてきたでしょう」
「愛? 愛ですって? これは警察長官という職にふさわしくない言葉ですね。人間は愛や友情では救われない。ただ力だけが人を救うのよ。愛では駄目。この国を手に入れるだけの力だけが私を救うのよ。私の中のなにかがそうささやくの」


タイトル:征服娘。(小説:スーパーダッシュ文庫)
作者  :かぐらざかあつし:神楽坂淳
絵師  :すずらぎかりん:鈴羅木かりん
デザイン:?
編集  :?
キャラ :マリア&ジュゼッペ (21 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

有力貴族の家に生まれ、不自由ない暮らしを送りつつも女であるために、力を手にすることの出来ない少女・マリア。
才能と美貌、胆力に兼ね備えたマリアが、『すべてを手に入れる』ために動き始める野望活劇です。
おすすめ。題材が題材なので、萌えとかなにそれ?ですが燃えます。ていうかマリアを崇拝したくなりました(笑)

それでは台詞解説。
裏で手を結んだ警察長官と、マリアとの会話。
マリアが貴族のかわいい女でいる気のない理由について語っています。うおおおおまぶしい! まぶしすぎるっ!

征服娘。

タイトル:征服娘。(小説:スーパーダッシュ文庫)
作者  :かぐらざかあつし:神楽坂淳
絵師  :すずらぎかりん:鈴羅木かりん
デザイン:?
編集  :?

心臓と頭に二発ずつ食らった気分。これはもう致命傷。ツボりました。
あまりにツボったので赤枠おすすめで。
有力貴族の娘として生まれ、なにひとつ不自由ない暮らしをしてきた少女・マリア。
しかし、三人のどの兄よりも優れた頭脳と胆力を持ちながらも「女に生まれた」だけで、あらゆる実権を持つことができないことに不満を持ち、ある日ついに決断します。
「すべてを手に入れる」と。

アストロノト! 2

タイトル:アストロノト! 2(小説:MF文庫J)
作者  :あかまつちゅうがく:赤松中学
絵師  :bomi
デザイン:?
編集  :?

相変わらず実に熱い!
前巻で宇宙に行く、という目的そのものは果たしてしまったのでどうテンションを維持するのかと思ったんですが……
宇宙+クライシスもので来ましたね。