名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

過去ログ

08/10/15 - の記事

泣空ヒツギの死者蘇生学

タイトル:泣空ヒツギの死者蘇生学(小説:電撃文庫)
作者  :あいおいいおん:相生生音
絵師  :ささくらあやと:笹倉綾人
デザイン:?
編集  :?

リネア様に次ぐラノベ界の超ヤンデレ誕生。

いやー、主人公が連続猟奇殺人犯の手にかかっていきなり殺されて、クビだけの存在になっている割には妙に適応力が高い……って導入で、「ああ、こりゃ定番の現代学園伝奇だな。それにしてもなんか読みにくいなあ……」と思いつつ読み進めたんです。

だ ま さ れ た !!
すっきり爽快なエンタメ好きにはおすすめしませんが、ヤンデレスキーは断然買い。

火の国、風の国物語4 暗中飛躍

タイトル:火の国、風の国物語4 暗中飛躍(小説:富士見ファンタジア文庫)
作者  :しわすとおる:師走トオル
絵師  :光崎瑠衣
デザイン:?
編集  :?

王道ファンタジー、というよりは英雄譚になってきました。
王国軍の一部地方の圧政に耐えかねて解放軍が組織され、王国・解放軍に分かれての内乱に突入した国家。そこで解放軍側と王国側双方の運命を左右する人物にスポットを当てた戦記もの。
ただし、王国側の主役であるアレスはもともとバカみたいに強い上に、わけあって神に守護されているため死ぬ運命をことごとく回避してしまいます。
英雄というか、もはや神とか人外の領域。