名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

過去ログ

08/10/26 - の記事

本日の名台詞

「今後もし、文乃と話をしていて……アイツが真面目に何かを言ったとしたら」
「言ったとしたら?」
「言ったとしたら、それは百パーセント、嘘だ」
「嘘……?」
そう、嘘だ。
その言葉はすべて嘘。
白を黒、表を裏だと言い張る狼少女、それが文乃だ。
欲しくない、と言えば、欲しいのだ。
あっちに行って、と言えば、側にいてくれという意思表示だ。
とことん素直になれない、ヒネくれたやつなんだよ。文乃ってやつは。


タイトル:迷い猫オーバーラン!―拾ってなんていってないんだからね!!(小説:スーパーダッシュ文庫)
作者  :まつともひろ:松智洋
絵師  :ぺこ
デザイン:?
編集  :?
キャラ :都築巧&霧谷希 (184 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

ツンデレ幼なじみと、拾われてきた不思議系無口少女その他の出てくるラブコメ。
綺麗にまとまってるので、おすすめかも。

それでは台詞解説。
この場にいない、ツンデレの幼なじみについて希(のぞみ)に説明しているところですね。
ツンデレというものについて、実に綺麗に説明してくれているのでついつい引っ張られて採用しちゃいました。

迷い猫オーバーラン!―拾ってなんていってないんだからね!!

タイトル:迷い猫オーバーラン!―拾ってなんていってないんだからね!!(小説:スーパーダッシュ文庫)
作者  :まつともひろ:松智洋
絵師  :ぺこ
デザイン:?
編集  :?

最初に言っておくと、サブタイの「拾ってなんていってないんだからね!」は、表紙絵に登場するツンデレ幼なじみのことではありません。
いや正確に言うと違うとも言い切れないんですが、迷い猫は別キャラのことです。

というわけで……ツンデレ幼なじみと、すぐ人助けに走る姉と、傍若無人な生徒会長と、何考えてるか謎の拾われ娘の出てくるラブコメです。
ツンデレとしての強度はかなり高めかも。
なんせ恒常的に腕力に訴える上に口癖になってるのが「二回死ね!」ですからねっ!