名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

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08/05/19 - の記事

本日の名台詞

「僕の気持ちを勝手に決めるな」
「……え?」
「僕がだれをいつきらいになるか、僕が決めるんだ。なにがあったって藤咲をきらいになったりしない。憶えとけ」


タイトル:死図眼のイタカ(小説:一迅社文庫)
作者  :すぎいひかる:杉井光
絵師  :しいのゆい:椎野唯
デザイン:?
編集  :?
キャラ :朽葉嶺マヒル&藤咲 (251 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

杉井光謹製の伝奇小説。
ダークですが、真っ黒けではありませんので、その辺はご安心を?

それでは台詞解説。
いつの間にかお互いの距離を縮めていたとはいえ、複雑な関係で「きっと自分のことが嫌いになるからさよならだ」という藤咲に向っての一言。
うん、しっかり青春してます。ダークダークと言い過ぎてそれが原因で引かれるのは本位じゃないんで、こういう部分ちゃんとあるよ!という証明みたいなものです。

死図眼のイタカ

タイトル:死図眼のイタカ(小説:一迅社文庫)
作者  :すぎいひかる:杉井光
絵師  :しいのゆい:椎野唯
デザイン:?
編集  :?

電撃では青春小説路線に転換を果たしていますが、そもそものデビュー作は割ときっつい内容の伝奇小説。
そんな伝奇杉井、あるいは黒杉井路線が帰ってきました!
地方都市・伊々田市を支配する旧家・朽葉嶺家。
朽葉嶺家の裏側にまつわる黒い因習が引き起こす事件を描写しています。