名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

輪環の魔導師 4

タイトル:輪環の魔導師 4(小説:電撃文庫)
作者  :わたせそういちろう:渡瀬草一郎
絵師  :みどりふう:碧風羽
デザイン:?
編集  :?

ヤンデレの人は、今日も元気です。

基本的には、極めて王道ファンタジー。
主人公のセロはちょっと大きな秘密を抱えていてそのために冒険を余儀なくされることになったけれど、どこまでもお人好しな少年の旅路を描きます。
で、問題はここから。
セロの幼なじみで貴族の娘であるフィノのセロ大好き度がヤンデレ入ってきてます。
顔ではニコニコ笑いながらも他の女はいつでも排除してもいいくらいに思っているとか(まあ他の女性陣も強行なのでいい勝負になってますが……)、セロが悪夢でうなされていてもあえて起こさず、自分で起きた瞬間を狙って優しくしようと計算ずくで待ちかまえていたり。
これはヤバい。しかもまだ進化しそうな予感が……。

ライトノベルでヤンデレといえば、リネア様が圧倒的で次点がまーちゃんだと思われますが、三番手は恐らくフィノで確定したかと思われます。
かろうじて常人の域は保ってるけど、かなり怖い。
この作品の場合、他の部分が良質なファンタジーになってるだけに、余計にフィノの異質さが際だつという構造になってます。
一度そういう目で見だすと、4巻のフィノの表情もなんかやばいよね?


この作品の名台詞

「あの魔族――次に会ったら、ちゃんと殺さなきゃ」

→解説


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