名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

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08/06/22 - の記事

本日の名台詞

「一度、この楽しみを知った人間って、絶対にやめられない。いったん離れたとしても必ず戻ってくる。音楽の神様の呪いみたいなもん」
「呪いって……。また物騒な」
「そう? 最高の呪いだと思うけどね?」


タイトル:ぶよぶよカルテット(小説:一迅社文庫)
作者  :みかづきこうげつ:みかづき紅月
絵師  :refeia
デザイン:?
編集  :?
キャラ :音城トリル&地梨琢己 (73 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

ぶよぶよする話……すいません、作品紹介が必要な方は書影クリックで参照してください(汗

それでは台詞解説。
完全に音の世界に入り込んで没入した、その時の感覚のことを表現しています。自分は音楽は聞くことはあっても演奏は一切駄目なんで、一度でいいからこういう世界を体感してみたいですねえ……。

本日の名台詞 その2

「真の音楽家ってのは、自己の芸術に従うべきであり、自分の勇気を自分の中から引き出すべきである。すなわちっ! ぶよぶよすべきなのよ!」


タイトル:ぶよぶよカルテット(小説:一迅社文庫)
作者  :みかづきこうげつ:みかづき紅月
絵師  :refeia
デザイン:?
編集  :?
キャラ :音城トリル (3 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

ある意味、この作品って開始一行目の台詞が作品をもっともよく表しているのかも?と思って、もう一個台詞紹介するに至った次第。
しかし、何回見ても「ぶよぶよ」ではなく「ぷよぷよ」に思えてしまう……

ぶよぶよカルテット

タイトル:ぶよぶよカルテット(小説:一迅社文庫)
作者  :みかづきこうげつ:みかづき紅月
絵師  :refeia
デザイン:?
編集  :?

エリック・サティをこよなく愛し、山高帽がトレードマークで音楽的な才能は高いけれど、校内では専ら変人として名高い少女・音城トリル。
ひたすら我が道を行く天才に、うっかり関わってしまった凡人の少年・琢己が右へ左へと振り回されつつも、音楽の楽しさに目覚めていくラブコメです。
ヒロインのサティに対する愛で溢れかえっていて、読んでるこっちも影響されそうな勢いですええ。音楽好きなら気に入るのでは。
なお、「サティ? 誰それ」という方は、Wikipediaのエリック・サティの項をご覧ください。

片手間ヒロイズム

タイトル:片手間ヒロイズム(小説:一迅社文庫)
作者  :こばやしめぐみ:小林めぐみ
絵師  :ゆうきしんいち:結城心一
デザイン:?
編集  :?

えーと、少々説明が難しいですね。

まず読み始めの印象。
あの名作「食卓にビールを」シリーズの雰囲気そのままの、非日常なのに主人公にとっては日常なシュールなSF……でした。
ちょっと恋模様も入ってるけど、まあおまけみたいなものかなーと思っていたのです。

が。
最後まで読んでみたら、(書き下ろしの連作短編形式なのに!)時間ものになっていたという不思議。
そもそも小林めぐみという書き手自体が読者を選ぶ傾向があるんですが、こりゃまたすごい代物ですねえ。私は楽しめましたけど。

2008年6月 の新刊情報 スーパーダッシュ文庫

ベン・トー2と、鉄球姫エミリー3巻にはかなり期待!
そして……公式サイトの紹介がみるからにやばそうな小学星のプリンセスにも注目(笑)

薔薇色にチェリースカ3 海原零
ベン・トー2 ザンギ弁当295円 アサウラ
花園のエミリー 鉄球姫エミリー第三幕 八薙玉造
パーフェクト・ブラッド3 雪の夜想曲・空の奇想曲 赤井紅介

パーフェクト・ブラッド 3

タイトル:パーフェクト・ブラッド 3(小説:スーパーダッシュ文庫)
作者  :あかいこうすけ:赤井紅介
絵師  :くらもとかや:椋本夏夜
デザイン:?
編集  :?

(文案整理中)