名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

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08/07/19 - の記事

本日の名台詞

「君は馬鹿だ」
「知ってる」
「いいや知らない。君は君が思っている以上に大馬鹿者だ」
「そ、そこまで言う必要はないんじゃな……」
「ふふ、なぜだろうな。その馬鹿なところが私を安心させる」


タイトル:9S 9(小説:電撃文庫)
作者  :はやまとおる:葉山透
絵師  :山本ヤマト
デザイン:?
編集  :?
キャラ :峰島由宇&坂上闘真 (211 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

もうすっかり由宇と闘真のコンビも板に付いてきたというか、ニヤニヤなしでは見られないというか。
なんだか二人にはかなり大きな障害がまだ横たわっているようですが、ぜひとも幸せな結末を迎えてほしいものです。

それでは台詞解説。
ってもはや説明の必要もないですね。ああもうなんていいコンビ!

9S 9

タイトル:9S 9(小説:電撃文庫)
作者  :はやまとおる:葉山透
絵師  :山本ヤマト
デザイン:?
編集  :?

超絶的な頭脳を持ち従来の科学技術では到達し得ない発明を次々に生みだし、また身体能力そのものは並の人間程度しか持たないにもかかわらず、100%活用することで肉体の能力を極限まで引き出す少女・峰島由宇。そして真目家の血を受け継ぎ、「鳴神尊」と呼ばれるいわくつきの刀を操る少年・坂上闘真。
背景に重すぎるものを抱えた二人の、ボーイミーツガールな物語であり、超技術が次々と登場する息つまるSFでもあります。
いろいろラストまで秒読みの展開になってきましたが……いやこれ、着地点が読めませんよ?

吸血鬼のひめごと 3

タイトル:吸血鬼のひめごと 3(小説:電撃文庫)
作者  :すずきすず:鈴木鈴
絵師  :片瀬優
デザイン:?
編集  :?

吸血鬼のおしごと、そして続編のひめごとと続いた半吸血鬼レレナを巡る物語もついにこの巻で幕引き。
容赦のない展開に、かなりきつい部分もありましたが……
すべてが終わってみると、「ああ、こういう終わり方しかなかったんだよなあ」と心から思えてきます。
涙無しでは読めません。

ここでいろいろ細かいことをアレコレ言っても野暮なだけでしょう。