名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

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08/09/25 - の記事

鋼殻のレギオスX コンプレックス・デイズ

タイトル:鋼殻のレギオスX コンプレックス・デイズ(小説:富士見ファンタジア文庫)
作者  :あまぎしゅうすけ:雨木シュウスケ
絵師  :みゆう:深遊
デザイン:?
編集  :?

レギオス短編集。
文庫本オンリーの人にとっては、今までどうもエピソードが唐突で意味のわからなかったニーナ関連の重要エピソードの大元がやっと明らかになる短編集です。(ドラマガの連載を読んでないと、理解不明だったんですよね。実は私もそうですが。最初それを知らずにいて、「なんかエピソードが唐突だなあ」と思っていたものです。この辺、正直構成にもの申したい気分もありますが……)

その他はバンアレン・ディ……ぶっちゃけバレンタイン絡みのエピソードを多数の視点から描写してます。フェリ派の人には、嬉しいかと。
が。
ニーナすっげ存在感薄っ! ニーナ派の自分には欲求不満がたまるのなんの!

ベネズエラ・ビター・マイ・スウィート

タイトル:ベネズエラ・ビター・マイ・スウィート(小説:MF文庫J)
作者  :もりたきせつ:森田季節
絵師  :あやくらじゅう:文倉十
デザイン:?
編集  :?

第4回MF文庫Jライトノベル新人賞<優秀賞>受賞作。
えー……おもしろかったことはおもしろかったんですが……どう紹介したらいいのか頭抱えてます(汗
下手な先入観を持たず青春小説として読み始めるのが正解かも。
そして、途中で「あれ?」「おや?」とか疑問に思ったりひっかかったりしても、とりあえずスルーして最後まで読み進めましょう。
清々しい読後感に出会えると思います。実はこんなに綺麗に終わるとは予想外でした。